Ronnie Romero雑考
Rainbowのボーカルに選ばれてから数年は、引っ張りだこだったRonnie Romero。今年はいまのところLords of Blackのアルバムを1枚だけリリースし(ゲスト参加はあるが)、落ち着いた印象がある。というより、去年までが忙しすぎたと思う。
カバーアルバム「Raised on Heavy Radio」で1番相性の良い曲が、まさかのMetallica-the four horsemen。これだけアルバムに参加しても、まだRonnie Romeroの魅力は未発掘なところがあるかも?何でもそつなくこなすボーカリストとしか扱われていなさそうなのは少し惜しい。
Dioみたいな声といえば、Russell Allenだ。Symphony Xのアルバム「The Divine Wings of Tragedy」の頃はわかりやすくDioに寄せていた。
単調なリフを、Russellの Dioみたいな歌唱で補って聴かせようとした、と推測する曲。アルバムの流れとして、あえて薄味の箸休め的な曲。
歌唱力だけで言えばRonnieよりRussellだが、倍音?(というかいい声)はRonnie Romeroだ。トータルならRussellがDioに近いが、声質だけならRonnie Romeroの方がDioに近い。(Russellがあきらかに寄せているのもあるが。