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ゆるゆると本、ゆるゆると秋

読書というと英語の試験のテキスト読んでます、というとなんか読書の秋というフレーズにもう少しプラスアルファをしてみたくなってきたので、最近読んだ本のことを考えてみた。

なんだかんだ小説も読みたいものがちらほら出つつ、マンガを読むことが増えた。期限が決まっている状態で、いろいろ積んでいるマンガを読んでいる。レンタル的な期限があればばーっと読めるかな的なアレである。

結構読み切れるかが未知なくらいの対象本はある。まあ、読ませていただいているような状況なので、読めなかったら読めなかったでどこかの機会で読みたいとは思っている。って言ってるとたぶん、何年経っても読まない気はしている。

さあいざ最近読んだ本なのだけれど、

近々では谷川史子「おひとり様物語9」を読んでいた。今回はこの本や作者に絞ってしばし語らせていただきたいと思う。

もともと谷川史子作品は、りぼん時代からほとんど既刊を読破しているくらいには大好きなマンガ家さんの一人である。

絵のタッチが好きなのだけれど、近年どんどん好きになっている。

作風も大人向けのマンガ雑誌で描かれるようになってからさらに好きになって、結局新刊が出るたびに手に取っているマンガ家さんである。

今回どこまで読んでいるのかがよく分からなくなり、しばらく経ってから8冊目まで読んでいることを確認し9冊目を手に取った。ちなみに僕は昔から「読書メーター」というサイトで読書記録を取り続けている。

「おひとり様物語」は、その名の通りいろんな事情でおひとりさまとして生きている人のお話。基本は一話完結系で、ときどき過去の話に登場しているキャラクターが再登場してくることもある。

最初は確か僕自身もおひとり様の状態で読んでいたと思うけれど、いつの間にかおひとり様じゃなくなっていたような気はしている。

おひとり様じゃなくなる人、おひとり様に戻る人もいたりする。

同じようなおひとり様が、世界のどこかにいるのだと思う。

マンガとはいえ、フィクションとは言い切れないリアルさが、このマンガにはあると思っている。

次の10冊目が完結巻になるようなので、次も早めに読みます。


#読書の秋2022

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蒼井托都(あおいたくと)@徒然物書き
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