ブラックスワン7.3

私文卒、就職氷河期で就職できず日雇いや短期の非正規→ダニアレルギーの誤診を経て乾癬と診断されるが高額な生物学的製剤は利用できないし、自己責任で誰も助けてくれないので実家で人体実験をやっていたら寛解。破壊的イノベーション/ジェンダード・イノベーション/ドラッグリポジショニング

ブラックスワン7.3

私文卒、就職氷河期で就職できず日雇いや短期の非正規→ダニアレルギーの誤診を経て乾癬と診断されるが高額な生物学的製剤は利用できないし、自己責任で誰も助けてくれないので実家で人体実験をやっていたら寛解。破壊的イノベーション/ジェンダード・イノベーション/ドラッグリポジショニング

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原因不明の難病、乾癬の病態解明と治療法と抗老化薬を発見しました

はじめに  アクセスしていただきまして、誠にありがとうございます。  まず、日々患者のためにご尽力いただいている医療従事者、研究者、製薬関係の方々に心から感謝申し上げます。また、同じ乾癬の患者の方や支えてくださるご家族や関係者の方、患者会の方にも深く感謝いたします。ネット上とはいえ、自分の病気を語るのはかなり辛いところがあると思いますが、時には有益な情報があったり、苦しんでいるのは私一人じゃないんだと思えたのは本当にありがたかったです。  このブログでは「乾癬(原因不

    • #14 C型肝炎治療で皮膚病(乾癬)も良くなった!

      見出し画像の出典:大阪公立大学大学院医学研究科 肝胆膵病態内科学 オリジナルキャラクター カンくん 2018年  ウルソより強い薬がわからなかったので、とりあえず添付文書を読んでみました。1日の最大投与量は900㎎で、原発性胆汁性肝硬変とC型慢性肝疾患でした。 原発性胆汁性胆管炎(Primary biliary cholangitis:PBC。旧称:原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis)) C型慢性肝疾患    ざっと見たところ、C

      • #13 肝とメタボリックシンドローム-乾癬は治る-

         乾癬と肝臓に関する、埼玉医科大学名誉教授 伊藤 進先生の著書はもう1冊ありました👇 肝とメタボリックシンドローム-乾癬は治る-  これの影響で、なんとなく「乾癬ー肝臓ーメタボ」で関係があるのかなとずっと思っていたのですが、ブログを書くにあたって調べたら、「メタボ(肥満)→乾癬」が一般的になっているようで驚きました。  私は肝臓を中心として、メタボや乾癬が関係しているのだと思っていましたが、ここでは肝臓の話が全く出てきません😲ちなみに乾癬が発症したのは激太りした時でしたが

        • #12 内科からみた乾癬 -その病態とUDCA治療効果-

           ウルソの消化促進作用ではなく、別の機能が乾癬に効いているのではないか?と思い、乾癬 ウルソ で検索してみました。 他にも先生は同様の論文を書かれていますが、これ👇 内科からみた乾癬-その病態とUDCA治療効果-  こんなのあるんだと思いました。こんなのとは二つの意味で、一つは医学論文の存在(よく考えればあって当然なのですが経済や経営の分野でしか読んだことがなかった)で、もう一つは、まだそんなにネットに情報がなかった時代だったので、医学論文のような特殊な分野も素人がネット

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        原因不明の難病、乾癬の病態解明と治療法と抗老化薬を発見しました

          #11 ビオチン療法+✨🔶🔸U🔸🔶✨ (2013年~2017年)

          2013年  初めて飲んだ翌朝は、シェーグレン症候群には、わずかでも効果があるとはっきりと実感しましたが、そのうちに、今思えば、良くなったり悪くなったりを繰り返す“乾癬の波”と同じようになりました。もちろん乾癬に関しても同じです。でも、長期でだんだんと効いてくるというので、とりあえず続けていました。  あと、この頃は、シェーグレン症候群の乾きとだるさが辛く、特に喉が渇いて痛かったので、水筒を持ち歩いていました。  生理後のだるさは貧血かなと思ったので、ファイチを飲んだ

          #11 ビオチン療法+✨🔶🔸U🔸🔶✨ (2013年~2017年)

          #10 エドガー・ケイシー療法かビオチン療法か(2012年)

           乾癬が治ったらやりたいことを色々考えていたので、本当に辛かったというか、大げさではなく絶望しました。でも落ち込んでいても仕方がないので、次に考えたのは、歯科金属アレルギー説です。やれることはやってみるしかない。  歯科クリニックのHPで乾癬について問い合わせたら「診察します」と先生から返信をいただいたので、行ってみました。けれど、コーディネーターさんも先生もあまりよくわかっていないようだったので、親知らずの抜歯と普通の治療だけしました。でも、歯科金属を詰めた時期と乾癬の発

          #10 エドガー・ケイシー療法かビオチン療法か(2012年)

          #09 生物学的製剤高すぎ😭 扁桃腺摘出手術

           というわけで、ガラケーで乾癬について必死に調べました。特徴も合致しているし、多分これに違いないと思いました。ちょうど生物学的製剤が出てきた頃で、乾癬治療ピラミッドの頂点になっていました。  この生物学的製剤がとにかく高く、高額療養費制度を使っても、人によりますが月に4万円はします。しかも対症療法で病気の原因は不明だから、途中で止めるだけ。アトピー性皮膚炎でよく例えられますが、蛇口が開きっぱなしなのに途中で水を止めているだけなので、本当に抑え続けられるのかな?とも思いました

          #09 生物学的製剤高すぎ😭 扁桃腺摘出手術

          #08 マニュアル村社会日本🐜官僚制の逆機能🐜

           アトピー性皮膚炎、ダニアレルギーではなく、乾癬と正しい病名はわかった(先生ありがとうございます)けれど、同じ原因不明の難病。ということは、また治らないのに同じように通院する日々の繰り返しということ?これって官僚制の逆機能じゃないの?と思いました。   官僚制の逆機能を初めて知ったのは、大学2年の経営組織論の授業で目から鱗でした。マックス・ヴェーバーは高校の世界史で名前と本のタイトルだけやったので、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読もうと思いましたが、最寄り

          #08 マニュアル村社会日本🐜官僚制の逆機能🐜

          #07 就職氷河期世代 皮膚科の診断を疑う

          見出し画像の出典:愛知労働局が作成した就職氷河期世代支援のオリジナルキャラクター、アザラシの氷河くん 就職超氷河期世代🧊🦣🧊   バブル崩壊後の就職氷河期は1993年から2005年卒頃(定義が諸説あり)まで続きました。2000年(2001年かよく覚えていないけれど、後から振り返るとそのあたりが底)卒のゼミのOB名簿を見ると、大企業に入ってる人が一人二人くらいしかいなくて、巷で言われているより酷い状態なのでは?と思いました。  少し上の学年を見ると、特に民間の女子はほぼ顔

          #07 就職氷河期世代 皮膚科の診断を疑う

          #06 物事の結論を急がないこと

           ある日、朝起きたら頭皮に何だか違和感があり、鏡で見たら部分的にフケのように真っ白になっていて、ひどい部分はかゆみもありボロボロと落ちるようになりました。頭皮に出るまではかゆくはなかったのと服で隠せないのでショックでした。実験として、真夏はフローリングにタオルケットだけで寝たこともありましたが、身体は特に変わらず、ただ頭皮だけ悪化し続けました。頭だけダニアレルギーってありうるのかなと思いましたが、血液検査がそうだったのでそういうものだと思い、枕やその上に置くタオルを毎日洗って

          #06 物事の結論を急がないこと

          #05 皮膚科1軒目 血液検査

           現在ならまずネットで調べるか誰かに聞くと思いますが、当時はまだネット黎明期だったので、とりあえず何の知識もないまま一番近い皮膚科へ行くことにしました。そこはいつも先生が出勤してくる前から何人か患者さんが道路に沿って列をなしていて、診療時間中は靴もたくさん並んでいたし、繁盛しているようでした。もし診療所で手に負えないような病気なら大きい病院を紹介してくれると考えたし、まだ医療が神聖視されていた時代でした。昨今のように医療クラスタに対する批判が大きくなってきたのはコロナ禍を経て

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          #04 大学生 激太り 謎の発疹

           体調はまたまた更に悪くなっていきました。(地獄か?)病気のブログなので、それに必要な部分を中心に書いています。読んでいる方を必要以上に重い気持ちにしてしまったら、すみません。 激太り  フラフラの受験が終わったのと一人暮らしを始めたので、もう我慢しないで少しだけ好きなものを食べようとしたら、食欲が止まらなくなり2か月くらいで165/65くらいまで激太りしました。  何よりショックだったのは、好きな服を着られないとか行動範囲が狭められるとかではなく、人の見る目と態度が激

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          #03 どんどん具合が悪くなるけど自分のせいだと思っていた十代後半(下)

          高校生(続き)  現役時はいくつ受けたのか(5前後?)、もう忘れてしまいましたが全部落ちました。高2の冬に一念発起したのですが、ダイエットなど一気に全部やろうとして結論から言えば全部失敗しました。  炭水化物をほとんど食べない、短時間睡眠でとにかく勉強するなどの極端なことをしていたら、痩せたけど集中力と体力が落ちて効率的には勉強できませんでした。野菜ばかり食べて💩が緑色になったこともあります。165/48くらいまで数か月で落ちたのですが、急激にやりすぎたので反動で摂食障

          #03 どんどん具合が悪くなるけど自分のせいだと思っていた十代後半(下)

          #02 どんどん具合が悪くなるけど自分のせいだと思っていた十代後半(上)

          高校生 思い返すと当時の悩みは全て根本原因の病気から生じていましたが、全然気づきませんでした。これを書くにあたって軽く調べてみたのですが、現在もその病気の捉え方は基本的に変わっていないので、もしネット環境があっても同じようなことになっていると思います。なのでこの分野も破壊的イノベーションが起こると思いますので、よろしくお願いいたします🙇 ◆にきび、ニキビ、尋常性ざ瘡  現在の診断基準によりますと軽症(顔の片側に炎症のある発疹が5個以下存在する)にあたりますが、紅色丘疹(

          #02 どんどん具合が悪くなるけど自分のせいだと思っていた十代後半(上)

          #01 誕生~具合が悪くなり始めるまで

          誕生~小学生  1980年生まれ。小学生の頃までは特に大きな病気や怪我をしたことはありませんでした。家族や親戚にも知る限り皮膚病を患っている人はいなかったように思います。  1年生の一学期に初めてもらった通知表(当時は2、3、4の3段階評価)が、体育が3で他は全て4だった(特に準備とかをしたわけではないし、授業もまだ習い事程度だったと思います)ので、母親が「あんたは運動神経が悪い」と事あるごとに言うようになったので、子供なりに頑張ろうとしたのですが、人より速く走ったり、

          #01 誕生~具合が悪くなり始めるまで

          研究実績の概要 サイエンスで一番大事なのは…

          見出し画像の出典:河本宏「マンガでわかる免疫学」オーム社.2014年6月.P208 読んだのは2024年1月なので、研究に影響は及ぼしていませんが、免疫の概要はわかりました。イラストがかわいかったです。どうもありがとうございました。    まず最初に研究実績の概要を書きたいと思います。フォーマットは中谷財団の神戸賞のものをお借りしました。科研費も見たんですが、難しくて複雑すぎるので少し見て終わりました。これは昨年創設されたときに知って応募したいと思っていたんですが、推薦者が

          研究実績の概要 サイエンスで一番大事なのは…