過去の適応障害の治療について
治療開始から体調が良くなるまで
晴れて適応障害と診断され(前回参照)、イフェクサーとルネスタ錠が処方されることになりました。
イフェクサーはセロトニンがどうのこうので不安を取り除くお薬で、ルネスタ錠は睡眠薬だそうです。
薬をもらっただけですが、これで少しは楽になりそうだと安心しました。
診断内容を課長に伝えたところ、とりあえず今たまっている仕事を先輩職員に手伝ってもらいながら片付けようということになりました。
仕事を手伝わせた先輩には感謝しかありません。
2回目の通院には課長も同行いただき、担当医師に業務上気を付けること等についてもお話しいただきました。
具体的には業務を軽減すること、薬の副作用があるので運転させないことなどでした。
他にも就寝の2~3時間前からは電子機器を触らないようにということも言われ、家では健康的な生活を送らざるを得なくなりました。
治療開始からしばらくは、仕事のつらさやルネスタの副作用?による眠気で朝起きられず、2時間程度年休を取って出勤する日々が続きました。
適応障害のことは課長や係長等にしか話してはいませんでしたが、みんな察していたようで普段よりも優しかったことをおぼえています。
1か月も経つと、薬が効いてきたのか、徒歩通勤のおかげか、頭の重しが取れたように感じる調子のいい日が出てきます。
と言っても調子の悪い日が多いので、平日は適宜休みを取ってゴロゴロし、土日の昼間は途中までしか見ていなかったハリポタをprime videoで全作見て、夜は好きな小説を読み、11時には寝るという生活を続けて、メンタルの状態を保つように心がけていました。
2か月経ったころには、調子のいい日の方が多くなり、頭痛や腹痛、胃痛も収まり食欲も出てきます。
イフェクサーの減薬による副作用の頭痛で早退することもありましたが、年度末の繁忙期もどうにか乗り越えられました。
ブラック部署配属から1年が経ち、新年度は新しいメンバーでスタートしました。
いろいろと迷惑をかけた課長とサボり魔係長、係員1人が異動になり、後任もいい人たちが来てくださりました。
先輩職員が異動してきたおかげで、担当業務が比較的易しいものとなり、プレッシャーから解放され気持ちが楽になりました。
さらに、たまたま当初予算が少ない年でもあったため、6月までは残業せずに済み、治療に専念することができました。
(この時期のツイートをさかのぼったところ、順調すぎて愚痴ることがないので、ほとんどつぶやいてないですね。)
すべてが順調で、このままのペースであれば完治までもう少しだと思っていたころが私にもありました……
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