正直不動産 12巻 【ネタバレありマンガ感想文】 ライアー永瀬の正直営業
★★★★☆
Amazonでレビューしたものです
0.これまでのあらすじ
嘘が蔓延する不動産業界で、嘘を尽きまくって営業トップになっていた永瀬財地。しかし、ある日石碑を壊した祟りで嘘がつけなくなってしまった。
正直営業に方針を転換した永瀬は、やりがいと喜びを感じるようになっていく。
そこへライバル・ミネルヴァ不動産との戦いが始まり、永瀬の前の登坂不動産のナンバーワンだった神木がミネルヴァに入社し、悪魔的な嘘で契約を取り付け、登坂不動産へ猛攻撃を仕掛ける。
入れ替わりの激しい不動産業界では、瀬戸が去り、岩沢という転職組の新入社員が永瀬の下に。課長代理・永瀬は?
今回は、契約不適合責任(後編)、賃貸併用住宅、二重譲渡、建築確認、賃貸補償会社(前編)
1.微妙な体育会系の岩沢くん
永瀬の新しい部下・新キャラ岩沢くん。
元々サッカー部らしいですが、本人曰く色々器用にこなす人らしいです。羨ましい。
そんな彼は、前の不動産会社に不満を抱いて登坂不動産にやって来ました。
しかし、不満は彼自身にもあるようです。
もともと業界内でライアー永瀬と呼ばれていた永瀬。今は嘘をつかない正直営業。そんな彼の姿を見て、自分も変わりたいと思う岩沢。
イマドキの若者も意外と熱いですなあ。
しかしどう見ても月下より仕事できそうですよ、岩下くん。
がんばれ月下。
2.賃貸併用住宅の住みにくさ
出ました、賃貸併用住宅。
持ち主が住んでいる家の一部が賃貸に出されるパターンですね。
今私が住んでいるところも、多分賃貸併用住宅になるのかな、と思います。元々二世帯の家の半分に住んでいるので。
管理会社が管理しているため直接大家とのやりとりはほぼありません。
が、隣にいるので音を立てないように気を使ったり、顔を見れば挨拶したり、雨戸閉めるように言われたり、壁に穴を開けてはだめと言われたのでNUROが使えなかったり、、、と、住む側からすると普通のアパートより面倒かな、と思います。
本当は普通のアパートに住みたかったのですが、場所と広さと猫のペット可物件が見つからなくてここになってしまいました。。。
やっぱり売るのも難しいですか。
まあそうですよねえ。
2.金のためならどんな嘘でもつく
二重譲渡!
宅建で出てきた用語ですが、実際にこんなことあるのかな、ってびっくりしました。
まああるからこういう言葉ができたのでしょうね。
普通の人には考えられないようなことをする輩は結構いるものですし、それでなくても大金が絡むと人間って恐ろしいものですし。
奥から出て来たのはミネルヴァ、、ではなく、桐山でした。
不動産ブローカーは情報が命、、と言いますが、不動産ブローカーってよくわからないんですよね。
契約をしないで情報だけやり取りをして紹介をする人、、、らしいです。
桐山に二重譲渡されたと思い、怒って絶交宣言する永瀬。
実情は、欲ばりな客の嘘の結果で、桐山も知らないことでした。
月下がとりなそうとするものの、うまくいきません。
怒りが収まらない永瀬。
ブローカーだから仕方ないという桐山。
未来を語り合った二人は、このままなんでしょうか。
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