文房具アーカイブ#48『パーカー Jotter(ジョッター) ボールペン』
バリエーション多くて好きなボールペン
パーカー Jotter ボールペン
商品スペック(パーカー日本公式ホームページより)
「JotterXL」という軸がちょっと大きいタイプもあるが今回はベーシックな「Jotter」の紹介。色違いで価格は変わらない(通常版:2,500円+税)が下軸がプラスチックだったり、スペシャルエディションだったりすると価格が上下する。
『パーカー Jotter』とは
先に書いた価格のとおり、パーカーの中で一番お手軽に手に入れることができるペン。価格もそうだがペン自体も比較的コンパクトなので居酒屋に入ったらとりあえずビール、のようにとりあえずで購入しやすい。大体ブリスターパックに入っていることが多く(必ずではない)、ガラスケースの前に行っていちいち店員さんを呼んで悩んで……。ということが難しいコミュ障な人も大丈夫。
安価ではあるがしっかりパーカーである象徴「矢羽クリップ」が主張しているので「なんだか良さそうなペンを持ってるな~」と思わせることも可能。高そうなペンなのに上軸はシルバー、下軸がカラーバリエーション豊富なので胸ポケットに入れるとフォーマルにも務まるし、取り出すと好きな色で個性が出せてカジュアルにもなるマルチな面も持つ。
『パーカー IM』で紹介したように舶来物でネックである替芯もパーカー純正芯(クインクフロー芯)1本で900円+税、2本セットのバリューパックで1,200円+税(1本あたり600円+税計算)。替芯の規格がG2規格なので三菱鉛筆「ジェットストリーム/SXR-600芯」も入る。比較的手に入りやすい芯なので人に贈りやすい。
JOTTER Factory -Final assembly line-
PARKERと伊東屋のコラボで2019年6月から行っているサービス。
要するに自分で上軸(キャップ)と下軸(バレル)とリフィルを選んで組み立てられるサービス。ただの既存品をバラバラにしただけでしょ?と侮るなかれ、キャップやバレルの中には色によってはJOTTER Factoryのみでしか手に入らない色も存在している。
行っている店舗は【銀座 伊東屋 本店・横浜元町 / 伊東屋 熊本店】のみではあるが、このためだけに行く価値はあると思う。価格は2,000円+税~(選んだパーツによって価格が変動する)。
ちなみに自分が作った(世界未発売の黒キャップ起点からの悪役イメージコーデ)組み合わせは約5,000円だった記憶 (うろ覚えだったらすみません)。
使ってみた感想
芯はIMと同じ元々入っていたクインクフロー芯M。書き味についてはほぼ同じだが小さいJotterはちょっとだけ軽い書き味に感じる。多分サステナブルタイプだともっと軽く感じるかも。
軸は細め…といっても劇的に細くもないため握りにくいことはないが、大柄な人には取り回しが難しい。メモや手帳に使う分にはペンホルダーを問わずに持ち歩きやすいと思うのでそういう用途であれば問題ないが、男性に贈るには一回り大きい『Jotter XL』をおススメするかなぁ。
相変わらずノック音は結構する。見た目に重点的にスキルを振った感じもするがパーカーのブランドに恥じないしっかり書ける実用性もあるので、しっかりブランドボールペンの風格はある。
気になったら使ってみてほしい
ちょっと大きな文房具店、海外輸入雑貨店(少量)にある。
実店舗ではブリスターで売られていることが多い。専用ギフトボックスもおしゃれなため自分用にも、ギフトにもおススメ。
JOTTER Factory -Final assembly line-
自分だけのJotterを作るサービス。開催店舗が限られているので注意。
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