いま、恋をしている。
いま、私はとある女性に恋をしている。
30年近く生きてきて一番、誰かを好きになっている。
常に頭の中に彼女の存在があり、どこにいても・何をしていても彼女のことを思い浮かべてしまう。
もちろん、これまでの人生でも誰かを好きになった経験はあるが、
これほどまでに一人の女性のことを強く想うのは初めてだ。
美味しいお店・美味しそうなお店を見つけたとき、
楽しそうなイベントを知ったとき、
きれいな景色に出会ったとき、
行きたいた旅先を見つけたとき、
まず思い浮かべるのは彼女の顔だ。
そして、一緒に行きたい、体験を共有したいと思う。
そこまで好きならば早く告白すればいいじゃないか、
この話をした友人からはそう言われることもあるし一般的にはそう思われて当然だろう。
しかし、そう簡単に踏み出すことができない。
なぜなら彼女とはもう10年来の友人であり、少なくとも彼女の中で自分は『友人』でしかないからである。
(現時点では)互いに大切な友人である以上、
私の一方的な恋愛感情を彼女にぶつけた際に彼女が
本当に私を『友人』としか思っていないなら、
彼女はひどく傷ついてしまうのではないだろうか。
そして、修復不可能な亀裂を二人の関係性に生じさせてしまうのではないか。
そんな思いが一歩踏み出すことを阻んでいる。
友人から恋人に発展することは世の常だが、
一歩踏み出すことを躊躇することを正当化するに足る大きなリスクが
今目の前に存在しているのだ。
しかし、これだけはここで宣言したい。
リスクがあることは重々承知の上で、私は彼女に自分の想いを伝えたい。
これまでも何度もリスクを嫌い、恋心を抱いた相手に思いを伝えず、
後悔をしてきた経験がある。
ここで伝えなければ私は一生後悔することになるだろう。
だから私は、彼女に『好きだ』と伝えたい。
次の投稿では、彼女との特殊な関係性とここまでの好意を抱くに至った経緯を記したいと思う。
誰かに読んでもらうためではない、自分のためのnote.