#2_英語で何と言う?:「いっそのこと」
今日はふと、「いっそのこと」を英語で何と言うのだろう?と思い調べてみた。
日本語では、「いっそのこと」「なんなら」「できれば」このあたりが、意味が近く、状況によってそれぞれ使い分けることがよくあると思う。
どれも、「自分が考える、よりよりアイデアや代替案などを出すとき」に使われるような言葉のイメージ。
例えば以下の例文。
上記の日本語の例では、「いっそのこと」を「なんなら」に変えても意味はほぼ同じであるし、逆も然り。
細かい使い分けについては、言語学者ではないので詳しくないが、日本人にとって、なんとなくその場の感覚で「いっそのこと」「なんなら」「できれば」といった単語を使い分けていると思う。
多くの場合は、単語を入れ替えても問題ないことも多い。
前置きが長くなったが、「いっそのこと」「なんなら」「できれば」を英語では何と言うのか?
better yet
英語では、better yet という基本的には一つの表現で言い表すことができる。
先ほどの日本語の例をbetter yetを使った英文にすると・・・
better yet はよくor better yet のように"or"を前に付けて使われることも多いみたい。
ただ、日本語で何個も表現があることを考えると、どれもbetter yetを使って訳せるのは便利!
better yet を使って、少しでも日本語で言えるニュアンスををそのまま英語でも言えるようにがんばろう~~
ちなみに
better yet の文法的な話をすると、今回は副詞で接続詞的に使用されている。
better にはgood の比較級としての形容詞もあるが、この場合はwell やvery muchの比較級としての「よりよく」という副詞の意味合いで使われている。
yet も副詞で、比較級を強める「よりいっそう」といった意味合い。
つまり、better yet は直訳すると、「よりいっそうよりよく」。
すごく”よりよい”ことを強調しているみたい(笑)
・・・が、まあ実際は日本語の「いっそのこと」や「なんなら」と同様、自分が考える、よりよいと思うアイデアなどをさらっと提案するときの前置きの言葉として使うので、使うシーンとしては日本語とかなり似ている(同じ)だと思う。