小さい頃~集団いじめとストーカーと~
こんばんは。くろねこちゃんです。
今日は私の小さい頃、いじめがスタートするまでの小学生~中学一年の頃の話をしようと思います。
私は西の方にある田舎町で生まれました。山や田んぼ、川に囲まれており冬になれば地域の人が集まって大勢で門松?やら子供たちの書き初めを燃やしたりするような地域です。
自宅の周りに子供のいる家庭は無く、昔から一人で絵を描いたり本を読むことが好きな子供でした。物理的にも友達の家に遊びに行くという事が困難だった事も大きく影響していると思います。
小学校入学後もそれは変わらず。今もそうなのですが友達の作り方が分からず、輪の中に入っていく事が全くできない子供でした。小さい頃の友達といえば「一緒にあそぼー」と声をかけて遊んでいるうちにいつの間にか仲良くなっているというイメージですが、私にはそんな記憶がありません。
クラスメートがニックネームで呼び合う中、私だけいつまでも名字にさん付け。
「私だってクラスメートの事をニックネームで呼びたい!」
と思ったことはあるのですが、いつからさん付けからニックネームにシフトしていくのか皆さんは分かりますか?
「今日から私もまっちゃん(仮名)って呼んでもいい?」
と問いかけるのもなんか違うよなぁ……と悩んだ当時の私。みんなが呼ぶ流れで自然に呼んでみたらいけるかなぁ?という結論になり、その子の事をまっちゃん(仮名)と呼んでみたら、
『え……?(なんでお前がまっちゃん呼びなの?)』
この瞬間から私は友達の事をニックネームで呼ぶ事はなくなりました。
進級しても休み時間は図書室にこもる日々。そんな私の最初の試練は小学校の修学旅行。友達同士で数人のグループを自由に組んでと言われたのですが、私にはグループを組むような友達はいません。どうやって修学旅行を乗り越えたと思いますか?障害を持っており不登校気味だった子のお世話係を買って出たのです。
「不登校のお世話をする私」を演じていればひとりぼっちの可哀想な子ではありません。クラスメートを道具として利用する卑怯な子供ですよね。
やがて小学校を卒業して中学校に進学。相変わらず自分から友達を作れず一人で過ごす事の多い中学生活でしたが、当時流行っていた「プロフィール帳」を私にも回してくれ、最初の一年間は私の事をちゃん付けで呼んでくれる子もいて平和に過ごせていました。
二年に進級し、とある男子の一言があるまでは。
その一言をきっかけに、校内に誰も味方のいない地獄の日々を過ごすことになるのです。