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振り子について考えたこと 世の中は安寧を求めて揺れ続ける

世の中というのは常に俗に言う右寄りであったり左に寄ったりを繰り返している事を書かせていただいた記事です。

何故、世の中というのは常に振れるのでしょうか?
その辺を一緒に考えてみたいと思います。

私たちは、世に中に対して常に不平と不満を持っています。

特に若い頃は思慮不足も重なり、自分中心に考えてしまって、大人は子供のことを理解していない・・・みたいな反抗心を持つ場合があったりします。

まぁ、其れは別としても常に人は不平と不満を持ち続ける生き物でしょう。

ファンもいればアンチと呼ばれる人も居るわけですから、そうした玉石混淆の状況を作り出すのが世の中であり、常にその形は変わっていきます。

何故そうした働きが起こるのでしょうか?

これは、人類の過去の経験から得られた一種のセーフティネットが働くからに他ならないと考えてしまうわけです。

これ以上過激に進むと自分たちの生活が立ち行かなくなるから・・・みたいな、より現実的路線を見ることで、現状にブレーキを掛けることが出来るわけです。

これは、一種の自浄作用と考えたいと思うわけです。

この自浄作業が高ければ高い程、社会成熟していき安定するわけですが、そうでない場合はどこまでもぶれてざわ付いてしまいます。

私たちの世界で多くの反対意見と賛成意見が互いの主張し合うことは良いことです。

もし、過激な意見などで世の中が偏ってしまって、其れが当たり前になってしまったら。

軸がぶれたことが、やがて正しいこととなってしまうわけです。

その究極が、言わば戦争と言われる武力による体制と言えるかもしれません。
やがて、そこから再び、時代は揺れ戻しが始まるのか否か、全く違ったところに着地するのか・・・。
これは、誰にも判りませんが。

振り子について考えたこと

世の中は常に振り子のように揺れていることだけは間違いないことだけは、われわれは常に意識する必要があろうかと思います。
そして、其れは騒乱を生むためではなく、安寧を得るためであると言うことをきちんと知るべきでしょう。

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