老いに負けない自分の作り方
実は、私この年になるまで一度も老眼鏡なるものをかけたものがありません。
さすがに最近はかなり危なっかしくなってきて、小さな文字の文庫本を読むときはかなり辛いものがあります。
特に目が疲れてくると文字がぼやけてしまって・・・かなりやばいよ、やばいよ・・・状態なんですけど。
出来るだけ、目には悪いがどこまで無しでいけるかチャレンジしてみようと思っています。
他にも、だんだんと理解力も劣っているなぁと思うときもありますので、出来るだけ意識して加減乗除の問題等を解いたりしています。
これも老化対策なんですけどね。
脳というのは鍛えないとどんどん老化していくというじゃないですか。
俗に言う「老害」なんて言うものですよね。
私も30代の頃は60歳なんて言えばおじいさんで、と思っていましたからね。
実際に、50代後半でも、おじいさんとは言いませんが、そろそろ引退だものなぁ・・・みたいな感覚で見ていたものです。
実際に、仕事が遅いなぁと感じたりすること多々ありましたからね。
さて、そんな自分が55歳から某通信会社の監視業務で交代で入ることになったとき、若い人に無茶苦茶怒られました。
約2名ほどは、某通信会社の協力会社で働いていたので基礎が出来ている。
私はと言えば、全くお門違いの場所からやってきて、とういうかそれまで多少はネットワークを使ったことはあっても、殆ど経験ない上にかなり特殊な業務なので、全く見当が付かないわけです。
その上当初は、6ヶ月の短期間と言うことで研修も短縮促成栽培でした。
【本来なら約3ヶ月ほどじっくり時間を掛けて研修、その後1ヶ月+1なのですが、私は3週間ほどで研修を終了、その後1ヶ月+1でスタート、その後は独り立ち】
ですので、最初のスタートからして違う上に、年齢が55,54だったかな?なので、若い人から見れば仕事が出来ないおっさんがやってきたと思われるわけです。
さらにパートナーを組む人が昔ながらの職人気質で、前任者が一ヶ月で辞めたのもそれが原因とか・・・まぁ、ある意味では貧乏くじ、ある意味ではすごいラッキーをつかんだわけですね。
若い他の班の方から指摘されて、叱られて・・・そんなことに繰り返しでしたが、負けたくない気持ちだけはありましたので、なんとか食いついていこうと他の方のアドバイスをもらったり、自分でコマンド集を作っていったり。
しかし、そこで失敗したなぁと思ったのは、そうした場合は、どちらかと言えば、PCにデーターベース化しておけば良かったんなぁと後になって後悔しています。
そうすれば、後から検索するときにわかるのに・・・とかね。
他にも、色々失敗を重ねながらも、自分なりに得意分野を作るようにしていきました。
いつも申し上げておりますように、これだけは誰にも負けない・・・そんな強みを一つ作っていくようにしました。
そうなると、今度は若い人からも馬鹿にされないというか、一目置いてもらえるようになるわけですね。
ただ、一つだけ確実に言えることは、いくら自分では若いと思っていても、確実に年齢を重ねることで老化は進んでいるし、世間では自分自身が20代、30代で感じた50代、60代の見方は変わっていないと言うことです。
間違いなく、「使えない爺さん」という風に思われていますから。苦笑
だからこそ、「良い意味で、期待を裏切ってあげよう」じゃないですか。
若い世代では出来ないなぁと思わせる、そんなものを一つ持っておく。
これが大事なんじゃないでしょうか。
そして、そうしたオンリーワンの力を持っていれば、それが自信となって脳の活性化にも繋がるんじゃないかなぁと思ってしまいます。
どうもまとまりが悪くて恐縮ですが、老いに任せて何もしないのではなく、老いるものだと知りながらも、それに対して自分が出来ることで老いを受け入れつつも、その老いに対して鍛えていくことで、年齢より若い肉体なり知力を保ち続けるのは重要じゃないかなぁなんて思っています。
今年61歳になりましたが、まだまだチャレンジしていきますよ。
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