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謙虚な人傲慢な人

人は、誤りを犯すものです。
これは意識しているしていないに関わらずあり得ることです。

ただし、そこで誤りを犯したときにその行いを謙虚に反省できるか、なんだかんだと理由を付けて自身の行動を正当化するかでその後の動きが変わってくると思います。
子供の喧嘩ならいざ知らず、大人の場合ではその辺をきちんとして行かないと後々で面倒なことになってくるような気がします。

特に学問の世界などでは幾つもの考え方が有って然るべきであり、その考え方の一部だけを見て全体を見ないのであれば、結果的には「群盲象をなでる」状態になってしまうと思うのです。

自説に拘ることも大事かと思いますが、自説以外の考え方などにも耳を傾けることが大事だと思うのです。

自身がいつも思っていることですが、どんな物事にも表が有れば裏がある、裏側から光を当てれば今まで表と言われていたことが裏になるわけです。

まして10人の人がいれば10人の考え方が違う、ある部分は評価するけれど、この部分は評価しない…なんてことは多々あるものです。

逆にそうした反論があった場合に、ここは評価できるけれどこの部分は私はこう思うという発言であれば議論も深まるんです。

そうではなく、自身が有利な意見に誘導するようなことをしていると結果的には傲慢な人と思われて、誰からも相手にされなくなるそんな気がします。

ただ、謙虚さも大事ですが、あまり度が過ぎると今度は卑屈になっているようにも見えますので、あくまでもその程度はあるかと思います。

ただし、あまり傲慢では本当に助けて欲しい時に誰も助けてくれなくなるので、傲慢もほどほどにと言ったところでしょうか。


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