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98点は零点

今日は、98点でも零点、10点でも満点ということでいお話をしてみたいと思います。
気楽にお付き合いくださいね。

営業の人なら経験があると負うのですが、ほぼ9割方契約にこぎ着けそうと思っていたのに最後のひと押しで、他社に契約を持って行かれたという方はいると思います。

私も生命保険の営業をしている時、基本的に飛び込み営業を行っていました。
最近は訪問販売法が厳しくなって、中々ドアも開けてくれないので、そういった営業も減っているのかもしれませんが私は4年ほど前までずっとしていました。〈今から考えれば無茶苦茶非効率な営業ですよね。それでいて成果が出れば天国ですが成果でなければ針の筵ですからね。苦笑)

私の場合は郵便局時代などでは、ある程度ターゲットを決めて回りました。
家の前に子供用の自転車がある家などを中心に声をかけるんですね。
当然競合他社も多いんですけど、何とか玄関を開けてもらって・・・私の場合は「気に入ったら買ってね」的な営業で、こちらから「加入してください」と言ったお願い営業はしていなかったんです。
少なくとも、他の営業マンには負けない自信がありました、でも来店型の代理店に取られたりするんですね。

結局そうなってしまうと98点まで積み上げたものは、契約に至らなければ0点なんですねよ。
また1から作り直し、もちろんそうした人もその後の見込み客であったり、紹介いただける可能性だったりあるのですが、可能性としては大きく減ります。
そう、98点でも成約がなければそれは最初から無かったことと同じなんです。

ビジネスの世界で、時々ここまで頑張ったんだからという言い訳をする人がいますが、それは私からしてみれば自分を甘やかしているとしか言えないような気がします。

きつい言い方ですけどね。笑

その反面、成果が10点であっても100点をあげたいという話もあると私は思います。
例えば、今まで全く営業経験のない人が、自分の力で親戚や友人からの契約ではなく、自身の言葉と誠意でやり遂げた時、その内容に多少の不備があったとしてもそれは100点だと管理者は賞賛すべきです。

人は「承認欲求」というものを持っています。
簡単にいえば、「認められたい」ということです。

自身をコントロールできる人には、98点でも成約なければ0点だと言ってもよいでしょうし、その逆に成長過程の人には、今までできなかったことが出来たことに対して100点をあげるこれが自信に繋がるんですよね。

最後の考え方って、全く幼児の躾と同じですよね。笑

そう、会社に入ればだれでも最初は一年生なんですから。

私の場合、郵政時代に途中でスピンアウトしたので、組織なの中でこうしたマネジメントを実施したことはないのですが、幸いな事にいろいろな会社を見てきて直接経営者と話したり見てきたりしていますので、全く机上の空論ではないんです。笑

管理者の皆さん、そして経営者の皆さん。
98点は0点、興味は持っていただけましたか?

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