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一期一会について考える

人の人生は長いようで短い。動物たちと比べれば人間の寿命は長い、でも宇宙誕生の時間から考えればそれは一瞬だ。

日々を怠惰に暮らすことなく、与えられた時間を最大限有効にまた、人の繋がりを最高のものとしたい。

出会いと別れ、一期一会ということであれば、私は今年衝撃的な経験をしたことをここに記さなくてはならないでしょう。

その訃報は、1本のメッセージでした。
私は携帯電話にFACEBOOKのメッセンジャーをインストールしてあるので、リアルタイムにメッセージがあると入ってきます。

その日は、和歌山での勉強会を終えて疲れた足を引きずりながらちらっとメッセージを見たのです。

暗い中で小さな携帯電話のメッセージなのでよく読み取れなかったのですが、郵政時代の私の友達の奥さんの名前が出ていましたので、最初は奥さんが亡くなったのか・・・気の毒だなぁ・・・と思いつつ、よくよく見たら、喪主として奥さんの名前が上がっている。
慌ててもう一度よく見てみると、亡くなったのは私の郵政時代の同期、中等部という組織で一年間一緒に勉強した友達でした。。

彼は、非常に勉強熱心で、宅建を取得しFPも取得し社会保険労務士を取得すると頑張っていました。

昔から勉強だけは人一倍頑張るひとでした、私はというと昔からいい加減で、好きなことしか興味が持てなくて、仕事もこれまたいい加減で上司と喧嘩して郵政局を辞めて、そのまま集配の仕事が嫌になって勧奨退職を待って退職するようなアウトローですから、そう言った意味では非常に優等生です。

私より2歳ほど年下でしたが、心ではとても尊敬して、彼みたいになれないなぁと、いつも自己嫌悪に陥ったものでした。

郵政の職場では決して出世したとは言えませんでしたが、その頑固さ故もあったと思いますが、そんな彼が体調が悪いからと病院に行ったら・・・急性白血病と診断されて・・・。

薬効の甲斐もなくわずか1ヶ月ほどで急逝され永久の旅に出られました。

そう、銀河鉄道の夜に出てくる、幻想第4次の鉄道に乗って黄泉の国に旅立ったのでした。

あと3日程で、53歳の誕生日だったと言います。まだまだこれからという時期だっただけに・・・。

悔しくて悲しくて、最後の時には思わず皆が見てる前であるにもかかわらず号泣していました。

そして、冷静になって考えた時、人の寿命なんて言うのは本当にわからないということ。

統計的には、何%の生存率というものがありますが、その中に残るのか外れるのか、それは誰にも判りません。

ただ、あれもしたい、これもしたと後悔しながら亡くなることだけは避けたい。

最近特に思うんですよね。

酔生夢死の人生も一生ならば、亡くなってもなお記憶に残る人生を送ってみたいと思いませんか?

私も、鉄道ジャーナリストだと宣言した以上はきっと記憶に残る、そんな人生を送りたいと改めて思っています。

そしていま、自分なりに色々と模索しながらも次々と考え行動しています。

人の出会いも偶然ならば、こうしてこのnoteを読んだいただくのもまた偶然です。

今後も多少なりとも皆様のお役に立てるようなお話をさせていただきたいと思いますのでどうかよろしくお願い申し上げます。

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