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不幸を抜け出す特効薬
皆さまこんばんは、今日はもしばしお付き合いくださいませ。
「不幸を治す薬は、ただもう希望よりほかにない。」
ウィリアム・シェイクスピアの言葉からお届けしたいと思います。
時々、「僕は不幸だとか、私は不幸を背負って生きてきた」という人がいます。
そうした人に対して、「ガンバレ」は禁句なんです。
頑張れといえば、私はこんなに頑張っているのに、それを否定するの?とか。
私は頑張っていないの?
私の努力は意味がないの?
そんなふうに考えてしまうんですね。
それじゃどうするか?
それは、「明日はこうなろう」と言う希望を与えるんです。
もちろん、そこで、少しづつ変わる努力がいるのですが、そこで一気に「じゃぁ、希望に向かって進みましょう。」と言うと、「私は今までこれだけ頑張ってきたのに、努力しましょうということは私の全否定だわ」と考えてしまいやすいんです。
私も、昔はそうでした。
何をしても上手くいかない、そうなると頼るのは自分ではなく、宗教だったり、占いだったり・・・。ただし、四柱推命も、いわゆる統計論ですからこれがすべて当てはまるわけではないんです。
でも、自身の精神が弱くなっていると、そうしたもので自分の人生を慰める、「代替効果」を発揮してしまう。
だから、「僕は不幸だとか、私は不幸を背負って生きてきた」という人には、まず希望という代替効果を与える、その時に逆に「占いによれば」的な使い方は生きてくるんですよね。
希望も何もない人と感じる人が最後にすがるのが「占い」ならば、その占いを「希望と言う言葉」を託すことが必要なのかななんて思っています。
あなたの周りに、「僕は不幸だとか、私は不幸を背負って生きてきた」と言う人がいたら、こう言ってあげましょう。
四柱推命の占いでは、「あなたには、こうした良い点があるのよ」と言った希望を与え続ける、それが一番大事なのかな‥‥・なんて思っています。
ちょっとした、レトリックなんですけど。
この手法を使えば、人を元気づけることもできるし、逆に悪用すれば相手の遺志をコントロールすることも出来るんです。
これを悪用したのが、いわゆる霊感商法ですからね。
間違っても悪用しないでくださいね。このテクニック