人を許せる人は強い人
今、新渡戸稲造の自警録を読んでいるのですが、読みかけて長い間放置していましていま一生懸命読んでいます。(^_^;)
こうして読むと格調ある文章の奥深さと、溢れかえる知識に圧倒されてしまい、私のような無学の輩が能書きを垂れるのは憚られるのですが、しばしお付き合いいただければ幸いです。
時に、人には色々な考え方が有ります、私の高校時代の話ですが、友達がいました、自分としては意見が合うので親しい友と思い、家も近かったのでよく遊びに行っていたのですが、ある日別の友人から、「彼は気味の悪口を言って回っているという」その時は若いですからね、そんな彼を信用できずにそのまま離れていってしまいました。
そして、時は流れて今年、同じように私を慕って色々と話しかける人が居ました、しかし共通の知り合いの社長から聞く話は全く逆でした。
言うことが180度違う、昔ならうわさ話で終わってしまうのでしょうけれど、最近はLineやメールで本人が意図的に残せば記録は半永久的に残るわけです。
ある日、私を慕っていた人が急に連絡取れなくなりました。
Facebookもブロックされています、Twitterのアカウントも・・・。
全部こちらで用意しておいたのに、全部ごっそり持って行って逆に私を非難しているらしい。
共通の知り合いの社長からLineを見せてもらったら、私のことをかなり悪く書いている。
正直びっくりしました。
何とも2枚舌ならぬ2重人格だなぁと。
昔の私なら激昂していたでしょうが、それを見て正直彼が哀れに思えてきました。
そうして、どちらにもいい顔をする、もしくはどちらにも対立させて自分一人がいい子になる。
そうしないと生きていけなかったんだろうな・・・。
結局、そんな生き方しかできない、損な人を責めるよりも、許して騙されておいてあげるほうが私としては格好いい生き方かな・・・なんて思っています。
私は決して強い人ではありません、むしろ弱い人です。
妬みもすれば、怒りを爆発させることもしょっちゅうです。
でも、少しでも、強い人になりたいと、自分を律していくのです。
いわば自分で自分をカスタマイズして究極系の自分を作ってみたいのです。
まぁ、素材が悪いのでどこまできちんとした物が出来上がるか判りませんが、少しでも更新改造を繰り返して永遠の命は望むべくもないけれど、少なくとも人から後ろ指を指されないような人間にはなりたいなと思うこの頃です。