歳を重ねて失うものについて考える。
みなさま、こんばんは。
久々に投稿させていただこうと思います。
昔は人生50年などと言いましたが、今では50歳では若いと言われることが多々あります、それでも人生50年を越えると段々と失うものも多くなります。
髪の毛?幸い私はノホホンとしているのか、あまり白髪も目立たなくなってきました。・・・。というか、未だに白髪染めしたことないんです。
体力・・・これは、間違いなくそうですね。昔は3km・4kmと歩くのは苦になりませんでしたが最近はちょっとの距離でも移動手段を考えてしまいます。苦笑
他にも考えたら色々ありそうですね。
でも、一番大きなことは、・・・・実は、「注意されなくなってくる」こと。
これが一番怖いんですね。
間違ったことをしていても中々指摘してくれない。
常識を外れたことをしていても、周りはそう思っていても中々教えてくれない。
自分で気づかないと、自分で行動しないと・・・。
私が郵政局を降格して郵便局に配属された頃、ちょうど私くらいの年代の人が同じ班にいました。
正直定年までを指折り数える年代でしたから、無理をしない・・・。それでも人は何も言わないんですよね。
間違ったことをしていても、あまり面と向かって言われないんです。
これって寂しいことですね。
逆に、そうした人はこれまた積極的に意見を聞こうとしないとうこともあったりします。
これは経営者の方にも言えます。
私はお陰様で経営者の方とかとお会いする機会が多いのですが、そうした方と、お話するときは、経営者の方が積極的に意見を聞くか否かを、その会社なり経営者が伸びるか否かを図るバロメーターにしています。
お話していると判ります、この社長さんは伸びるなとか、この人は無理だなというのが何となく判るんです。
伸びる社長さんというのは、歳を重ねてもなお、謙虚なんです。
貪欲に教えを請おうとする。
仮に自分の息子のような人の話も傾聴し自分の言葉におきかえて、自分の行動の中に落としこむことを忘れませセん。
逆に、一人よがりに「俺は賢いんだ」とか「俺は才能があるんだ」と言っている会社ははっきり言って伸びません。
最初から伸びきったゴムの状態なので、切れるか緩んでしまうしかないんです。
だって、新しいことを受け入れる余地がないんですから。
そういった意味では、若い人にも意見を傾聴している社長を見ると、この会社は、間違いなく伸びるなと思わざるを得ません。
歳を重ねるほど、いろいろな人の意見を傾聴するそんな姿勢を保ちたいものです。
私自身の自戒の念を込めて