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ARAX-60にキットレンズをつけて兵庫県立美術館(とか鉄人28号)を撮影した話
ウクライナから入手した中判カメラARAX-60の話です。
いちど試写して、ちゃんと動くことが確認できたので、次はカラーフィルムをいれて撮影します。
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カメラ本体がとてつもなく重いことには目をつむって、Leica IIIfと一緒に神戸旅行に連れて行きました。
とりあえず鉄人28号モニュメントです。
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ちょっと逆光に負けてる気がします。
このレンズはボディと一緒に購入した80mm/F2.8のキットレンズ(Arax 80 mm f/ 2.8 MC)なのだけど、これはどうやらARAX60の前モデルともいえるKiev60とかサリュートとかで使われていた「Volna-3 80 mm f/ 2.8」と同じものらしい。
で、Volna-3のほうを調べてみると、逆光にはとても弱いというレビューがいくつも見つかりました。
鉄人のあと、兵庫県立美術館でも撮影しましたけど、屋外の作品なんかは結構逆光負けしちゃってます。
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あと、さっきもいったようにこのカメラはとんでもなく重い。具体的にいうと、ボディ+レンズ+プリズムファインダーで実測1.9kgでした。
だから、アイレベルを維持するのになかなかの労力と体力と根性が必要で、スナップ写真的に撮ろうとすると、手ぶれというか、ピント合わせというかにとても苦労した。
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一方で、光の条件のいいところで、動かないアート作品をじっくり
撮ったものは、それなりにうまく撮影できました。
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あと、ここまで撮影しましたけど、途中、カメラのストラップの金具が外れて、レンズから地面に落下しました。
レンズそのものは無事だけど、鏡筒が歪んだらしくて、ピントリングがスムーズではなくなってしまいました。
もうスナップはライカとか他のカメラにまかせて、ARAXは屋内専門にしたい。
ライカで撮影した写真はこちらです↓