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LEICA IIIfで(久々に)撮影した白黒写真

3か月ぶりくらいにライカのフィルムを現像に出しました。

撮影期間は7~10月にかけて。

撮影にはもってこいの時期だったのだけど、ちょっと仕事がドタバタして、休日にカメラをもって出かける機会がめっきり減っていた。

それでも出張にもって行ったりして、数枚ずつ撮影していた。

撮影場所は、旭川とか、小樽とか、道内いろいろ。

フィルムはILFORD XP2 400。

白黒フィルムなので、晴れた日に、光と影の陰影が入ることを意識したのだけど、影が多すぎて黒い写真が多くなってしまった。



まずは比較的うまく撮れた写真。





次、失敗写真シリーズ。




林の中をジョギングする人を2枚続けて(絞りかシャッタースピードを変えてとったような気がする)。

2枚目はランナーの姿がわかるけど、1枚目はもう真っ黒である。


これは定番の手ブレ。




神社にお参りしている人がいたので、シャッターチャンスとばかりに急いで撮影したら、ブレてしまった。

別にやましいことをしているわけではないので、落ち着いてゆっくり撮ればいいのだけど。

それと、こっちは陰影はよく出たけど、被写体がよくわからない系の失敗写真。



林のなかの切り株(キノコ付き)です。

もっとも、これはカラーで撮影しても、正体不明だった気がする。


そんな数々の失敗を乗り越えて、予想外にお気に入りになったのがこの写真。

神社のお狐様を撮影したら、陰影はもとより、背後のボケもちゃんと取れた。

使っているレンズはズミタールの初期型なのだけど、絞りの構造のとおり六角形のボケがきれいに出ている。ボケを狙って撮ったわけではなかったので、予想外の出来栄えである。


あと、今回、現像前の段階で、フィルムにダメージがあることがわかった。
写真屋さんがフィルムを引き出そうとしたところ、真ん中から二つに裂けた状態になっていたそうだ。
最初の6枚くらいが現像不能な状態だったけど、ご厚意で暗室内でパトローネを分解してフィルムを救出してくださって、残りは普段通りに現像できた。
(理由ははっきりしないけど、たぶん、フィルム装填時の処理に問題があったと思う。ライカⅢfはフィルムを装填するときに先端の10cmくらいを半分に切っておく必要があるけど、このとき、切れ込みが入ってしまったんだと思う)

枚数にして17%の損失で、これが一番の失敗です。

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