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Dragon Sanctuary🐉🗡🔮 第2章 「意気投合」
あの洞窟🏞での出来事から、数時間が経っていた。3人は、旅立った辺境伯の居城🏰へ戻り、怪我の手当てを受けている。
あれから3人は、隣国の兵士たちに運悪く見つかってしまい、あの謎の魔導師🧙♀️が喚び出した、邪悪な蛇のモンスター🐍と戦わせられる羽目になってしまったのだった。戦っている間に、魔導師たちは、忽然と移動呪文で姿を消していた。蛇は、自分たちのレベルよりはそこそこ強く、毒を持っていた。蛇に咬まれたり、食われそうになったり、立ち回りにも苦戦した😥
正直、…後から駆け付けた、聖騎士パラディンである友人 パーシヴァル🛡が居なかったら、もっと深手を負っていただろう🤔💦
パーシヴァルは他国の侵入から、国境の危機を救ったとして、辺境伯グラーフ🤴からも感謝の意を述べられていた。しっかりしていて、真っ直ぐな性格で優秀、周囲からの信頼も厚かった。
それに比べて、魔導師見習いの自分は、人には言えぬ、…悲しい境涯を持っていた😣その為、他の皆より、尋問室での取り調べの時間も長くなってしまった。
今回の尋問は無事に終了し、3人は解放された。パーシヴァルと共に、城下町を訪れている。何だか、ローズ🥀と仲良さげだな。いや、それよりも。
【…もしかしたら、見られてしまったかもしれない、アイツに。】
兄妹が気絶している間に、あの隣国の魔導師🧙♀️だけが戻ってきて、ボロボロの状態で一人、戦う羽目になってしまったのだった😱
その時に、特異な強力呪文🔮を放ってしまった。魔導師は、驚き、手傷を負って逃げて行った。呪文が使えなくなり、立ち尽くしていた所に現れて、残された蛇を倒してくれたのが、パーシヴァルだった。
不意に、後ろに居たアルフリードの所に、パーシヴァルが歩みを遅らせて、話し掛けて来た。
「…あの時さ、何だったの?」聞かれて、酷く狼狽した。
すげえじゃん、あの魔法!😁✨と言われて、意外な一言に驚いた。戦士だからなのか、魔法の詳細については、全く興味が無いようだったので、一安心した。