民家1~4、武器屋(ルクの村)
初めての方は『グランディアのテキストデータについて』を一読ください。
今回はルクの村の民家と武器屋です。
民家は全部で4つあります。それではどうぞ。
・民家1(昼)
────
見ない顔じゃな もしや おまえたち
レムを 助けてくれたという
西の国の 子供たちか?
(顔グラ左側:01番)
そうだけど・・・・
おじさんは なにしてるのさ?
わしは ルクの村の祈り手じゃ
光神さまに 祈りをささげ
病をいやし 雨をよび 狩りをたすける
まあ 祈り手といっても
子供たちに 昔話を聞かせてやったり
占いをするほうが 多いがの
昔 我々一族は 古き夢の国にいた
そこは 夜も昼もなく 老いも病もなく
不足ということの ない国じゃった
じゃが あるとき 一族のご先祖は
夫が死に 悲しみを
忘れられないという 娘に会ったんじゃ
そこで ご先祖は 昼と夜 時間をつくり
娘が せめて 悲しみを忘れられるように
してやったんじゃ
こうして 人は 老いて死ぬようになった
そのために ご先祖は 人々にうらまれて
古き夢の国から 追い出されたんじゃ
夢の国の人々は ご先祖が戻れぬよう
今なお 世界の果てを
どんどん 高く つみあげておる・・・・
ま そういう 言い伝えじゃな
(顔グラ左側:1A番)
ふふ お話だけ聞くと この村の 先祖は
まるで 世界の果ての
向こうから やってきたみたいね
ルクは 切りはなされた場所なのじゃよ
死の世界である 壁の向こうと
もしかすると 生の世界とものお・・・・
おお ありがとう 西の国の子供たち
光神さまも 戻られて
このルクの村も 安心というものじゃ
ルクの村を守った 子供たちよ
なにか してほしいことでも おありかな
とはいえ 祈ることくらいしかできんがの
(顔グラ左側:0A番)
じゃあさ
オレ達が 世界の果てを
越えられるように祈ってよ!
なんと! 世界の果てとな!
う~む それだけは カンベンしておくれ
人が 死ぬように祈るのは ごめんじゃよ
世界の果ての 向こうには
ご先祖が 生まれた土地が
あるという・・・・
しかし 命ある者は 壁を越えられぬ
生まれてきた者が いずれ
帰ってゆく 場所なんじゃ・・・・
あの壁は 生の国と死の国をわけておる
ルクに伝わる 古い伝承じゃよ
・・・・・・・・・・
民家1
ルクの村へ
────
・民家1(夜)
────
あわわわ 黒雲のかたまりが 空にかかり
稲妻の長が 顔をのぞかせておる!
東の 古き夢の国から 追っ手が来たのだ
ついに この日が来てしまったか・・・・
もう 光神さまに 祈っても
手遅れじゃ・・・・
(顔グラ左側:07番)
まだ あきらめちゃダメだ!
オレが なんとかしてみせるよ!
ありがとう ジャスティン
だが これも定めなのじゃ
我らルクの民に 定められたな
(顔グラ左側:05番)
だから あれはそんなんじゃなくって・・・・
(顔グラ左側:04番)
とにかく オレ達に 任せてくれよ!
ついに 古き夢の国から 追っ手が来たか
だが これも定め いたしかたない・・・・
民家1
ルクの村へ
────
・民家2(昼)
────
おまえたちが レムを助けた よそ者か
どんな 強いヤツらかと思ったら
まだ てんで ガキじゃないか
(顔グラ左側:05番)
ガキぃ?
(顔グラ左側:09番)
オレ達は これでも 冒険者なんだぜ!
いいや 子供だ
なぜなら ハチにさされた アトがない
(顔グラ右側反転:06番・小窓)
ハチ? なんでハチが
関係あるのさ?
この村の男は 大人になるとき
ハチを閉じこめた 小屋に入れられ
泣き出さないか ためされるのだ
(顔グラ右側反転:05番・小窓)
え ええっ!
ハッハッハッ! こわいだろう!
まぁ わしは 平気だったがな
ハチを閉じこめた部屋に入った時も
わしは ビクとも しなかったぞ
まぁ あたりまえだがな
(顔グラ左側:0D番)
聞いたわよ オ・ジ・サ・ン
(顔グラ左側:10番)
ハチに さされて
わんわん 泣いたんですって?
うえっ ウチのヤツめ
よけいなことを 言いおって・・・・
別に 泣いたワケじゃないぞ
あんまり タイクツだったんで
アクビが出ただけだ!
な な なんだ あれは!
いかん! お 落ちつけっ!
いや! 落ちついてる場合ではないッ!
おまえたちが 光神さまを
守ってくれたそうだな
シッポも はえとらんから
まだ 子供だと思っていたが
いやはや たいしたものだ
(顔グラ左側:10番)
シッポなんか はえてなくたって
もう リッパな オトナの
レディですもん♥
外の世界では シッポがなくても
大人になれるってのか?
なんとも おかしな世界だな
・・・・・・・・・・
まあ! 外の世界から
お客さまが くるなんて
生まれて はじめてのことよ!
もし よかったら
外の世界のことなんかも
聞かせてちょうだいな
クスクス・・・・ ウチの人 エラそうなこと
言っているけど 本当は
ハチに さされて わんわん 泣いたのよ
ふふっ あわてちゃって
でも あんまり からかわないでね
あとで キゲン悪くなっちゃうから♥
とても おそろしいことが
起こりそうな予感がする・・・・
光神さま どうか お守りください!
あなた 落ち着いて!
とにかく 村おさの話を
聞かないと!
光神さまは 無事だったそうね
すべて あなたたちの おかげよ
ありがとう ジャスティン
(顔グラ左側:02番)
いやぁ てれるなぁ ヘヘッ!
(顔グラ左側:10番)
な~んたって こっちには
幸運の女神さまが 2人もいるんだモン♥
ねっ フィーナっ!
(顔グラ左側:22番)
え ええ・・・・
光神さまは 無事だったそうね
すべて あなたたちの おかげよ
ありがとう ジャスティン
・・・・・・・・・・
民家2
ルクの村へ
────
・民家2(夜)
────
おまえたちが レムを助けた よそ者か
なんだ どんな強いヤツらかと 思ったら
まだ てんで ガキじゃないか
(顔グラ左側:05番)
ガキィ?
(顔グラ左側:01番)
オレ達は これでも
立派な 冒険者なんだぜ!
いや 子供だ
なぜなら 顔に
ハチに さされた アトがない
(顔グラ右側反転:03番・小窓)
ハチが
なんで 関係あるの?
この村の男は 大人になるとき
ハチをとじこめた 小屋に入れられ
泣き出さないか ためされるのだ
(顔グラ右側反転:05番・小窓)
え ええっ!
ハハハハ こわいだろう
まぁ わしは 平気だったがな
わしは 泣きも わめきも
しなかったぞ
ハハハハ まぁ あたりまえだがな
(顔グラ左側:0C番)
おじさーん 聞いたよー
(顔グラ左側:10番)
おじさん ハチにさされて
わんわん泣いたってー
うえっ・・・・
ええい うちのやつが
よけいなことを しゃべってからに
べ 別に わんわん泣いた
わけではないぞ ちょっと ほんとに
ちょっと 涙がこぼれただけだ
な な なんだあれは!
まぁ お 落ちつけ とにかくだ・・・・
どうすれば いいんだ~!
おまえたちが 光神さまを
守ってくれたのか まだ子供だというのに
よくやったな
(顔グラ左側:0C番)
子供じゃないわよ
(顔グラ左側:10番)
リッパな オトナの
レディですもの
ほう それでは
しっぽで ムルクミの実を
見分けられるわけだな
(顔グラ右側反転:0E番・小窓)
ムルクミの実?
なにそれ?
ムルクミの実を 見分けられんのか?
それでは 大人とはいえんな
(顔グラ左側:0F番)
だって そんな実
知らないもん!
なんだ ムルクミの実も 知らんのか?
うちのやつも 知っているというに
なんだ ムルクミの実も 知らんのか?
うちのやつも 知っているというに
やっと わかったようだな
ムルクミの実を 見分けられんようでは
大人とは いえんのだ ハハハハ
(顔グラ左側:1B番)
でも スーには プーイがいるじゃない
プーイに 食べさせれば おいしいか
まずいかが わかるんじゃない?
(顔グラ右側反転:18番・小窓)
ぷぷっ? ぷ ぷうぷう!
(顔グラ左側:05番)
おいおい フィーナ!
そりゃ いくらなんでも
プーイが かわいそうだぜ
まぁ 今度遊びに 来たときに
ムルクミの実を 食わせてやろう
うまくて びっくりするぞ ハハハハ
・・・・・・・・・・
あなたたちが レムぼうやの 恩人ね
ありがとう うちの人 口が悪いけど
気にしないでね
クスクス うちのひと えらそうなこと
言っているけど ほんとうは
ハチに さされて わんわん泣いたのよ
ふふっ あわてちゃって
でも あんまり からかわないでね
あとで キゲン悪くなっちゃうのよ
なにかしら あれ・・・・
わからないけど とっても
イヤな予感が するわ・・・・
あなた 落ち着いて!
とにかく 長老さまの話を
聞かないと!
光神さまを 守るですって!?
・・・・ごめんなさい
この村の人じゃ ないのに・・・・
(顔グラ左側:04番)
いいって いいって!
なにしろオレ達
冒険者なんだからな!
気をつけて ジャスティン!
光神さまのこと
よろしくね!
光神さまは ブジだったそうね
すべて あなたたちの おかげよ
ありがとう ジャスティン
(顔グラ左側:02番)
いやぁ てれるなぁ ヘヘッ!
(顔グラ左側:0E番)
まあ 幸運が 味方してくれたって
とこかしらね
(顔グラ左側:10番)
・・・・運の良さも 実力のうちよね
(顔グラ右側反転:18番・小窓)
ぷうぷう!
光神さまは ブジだったそうね
すべて あなたたちの おかげよ
ありがとう ジャスティン
ムルクミの実? あぁ この村では
その実を 見分けられれば
大人の 女として 認められるのよ
この実は とっても おいしいんだけど
ごくまれに にがい実が まじっているの
それを 見分けられれば 大人ってわけ
(顔グラ左側:10番)
な~んだ そんなことなら
カンタンよ♥
でも ムルクミの実は 外から見たんじゃ
ちがいが わからないのよ
(顔グラ左側:1B番)
じゃあ どうやって 見分けるの?
まさか・・・・ 食べてはじめて
わかるとか?
いいえ シッポを 使うのよ
シッポで ふれれば なんとなく
わかるものなの
シッポで ふれれば
なんとなくだけど わかるものなのよ
・・・・・・・・・・
民家2
ルクの村へ
────
・民家3(昼)
────
・・・・・・・・・・・・
(顔グラ左側:0E番)
??? どうしたの おねーさん?
(顔グラ左側:10番)
返事してちょうだいな♥
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でよ!
(顔グラ左側:0C番)
? え? なあに?
もう! 話しかけないでよ!
しつこいわね! しかたないでしょ!
おじいさまからの
言いつけ なんだから!
外の世界の人って アイノコトバ で
私たちを 動けなくして
口にかみつくんでしょ?
(顔グラ右側反転:0E番・小窓)
アイノコトバって・・・・
(顔グラ右側反転:10番)
キスのことかな?
大おばさまが そうやって
連れていかれちゃったのよ!
うちでは 外の人とは 話さないの!
大おばさまが 外の世界の人に
連れていかれちゃったから
うちでは 外の人とは 話さないの!
そ 外の世界の人のくせに・・・・
やるじゃないの・・・・
ちょっと・・・・みなおしちゃったわよ!
外の世界じゃ アイノコトバってヤツで
動けなくしてから
口にかみつくんでしょ?
あ・・・・あんただったら
アイノコトバ というのを
わたしに・・・・使っても・・・・いい・・・・わよ
さ・・・・さあ ど どうしたの
アイノコトバというのを
使って・・・・みなさいよ
わたし・・・・ 目をつぶっているから
口にかみつくんでしょ・・・・
はやく!
(顔グラ左側:0D番)
ジャスティンには キスなんて
ま~だ 早いわよ
さ・・・・さあ ど どうしたの
アイノコトバというのを
使って・・・・みなさいよ!
・・・・・・・・・・
民家3
ルクの村へ
────
・民家3(夜)
────
ねえねえ! いったい なにがおきて・・・・
あっ! 外の世界の人と 話しちゃった!
話さないように してたのに!
ぜったい ぜったい ぜ~ったい
もう2度と 話さないわよ!
・・・・・・・・・・・・
(顔グラ右側反転:02番・小窓)
なんだかなぁ~
・・・・・・・・・・
民家3
ルクの村へ
────
・民家4(昼)
────
むう 見なれない顔だな
しかもだ まだ子供と きておる
お前が 例の レムの知り合いか?
(顔グラ左側:07番)
そうさ でも 子供扱いは
やめてくれよな
これでも 立派な 冒険者なんだぜ!
ボウケンシャ? よく わからんが
一人前を 名乗るからには
さぞ立派な獲物を 狩るのだろうな
よし! 1つ ウデ比べといこう
3日以内に どちらの獲物が優れているか
狩りのウデを 競おうではないか!
(顔グラ左側:02番)
オレ 狩りなんて したことないんだ
それに あの霧じゃあ
狩りなんて ムリなんじゃない?
霧の中だろうと 問題なぞない
神経を研ぎすませ 光神さまの声を聞けば
おのずと 獲物の位置は つかめるのだ
狩りに必要なのは 目だけではない
耳や鼻 さまざまな感覚をもってすれば
暗闇の中でも 平気で 動きまわれるのだ
森全体を おびやかし
光神さままで 襲ってしまうような獲物
そいつを 狩ってしまうとはな
おぬし 若いくせに
そうとうのウデの 狩人なのだな・・・・
(顔グラ左側:04番)
ちっが~う!
オレは そうとうなウデの冒険者さ♪
冒険者か・・・・ なるほどな
冒険者とは 勇気ある若者を表す言葉
そう 覚えておこう
・・・・・・・・・・
あら・・・・? あなたたちって
ツノが はえてないのね
もしかして お日様のないとこから来た?
(顔グラ左側:02番)
やだなあ おねえさん
太陽のないとこなんて あるわけないだろ
だいたい ツノと 関係あるの?
あら このツノは 光を探すためにあるの
暖かくって 正しい光を 見つけるため
あなた 知らなかったの?
むかし ルクから 光が消えたの
よこしまな光が あふれた時
霧により ルクは 隠されることになった
でも 人は 光ナシでは 生きられない
ご先祖さまは 当然 光を求めた・・・・
暖かく 優しい光をね
その気持ちは 上へ上へと 伸びてゆく
光はどこだろう ルクを照らしてほしいと
その思いが 形になり ツノになったの
たぶん ルクの民は
いまでも 光を 求めてるのよ
深~い霧に 守られながらね
ツノは 光を探すためにあるって
ほんとのことかも しれないわね・・・・
だって ツノのないあなたたちは
もう 優しい光を 持ってるんだもの
ね そうでしょ?
わたしも いっしょうけんめいになって
光を探すことにしたの
霧に隠れてるだけじゃ ダメなのよね
もし ツノがなくなっちゃってても
あなたたちなら わたしたちを
わたしたちだって 見分けてくれるわよね
・・・・・・・・・・
民家4
ルクの村へ
────
・民家4(夜)
────
ぬう われらを守ってくださる光神さまを
襲わせるわけには いかんのだ!
しかし あの獲物は
どんなものを 使ったら
しとめられるというのだ?
(顔グラ左側:19番)
だいじょうぶ 安心してていいわ
ここに 特効薬があるの
冒険者っていう 特効薬がね
日々の恵みを もたらしてくださる
光神さまが 襲われてしまうとは・・・・
いったい どうすれば いいのだ?
光神さまが 傷つけられれば
森を守っている 霧が消えてしまう
そうなれば ルクの村は
よこしまな光に さらされることになるわ
もともと弱い わたしたちは
簡単に 滅んでしまう・・・・
ああ なぜ こんなことが・・・・?
ルクは ずっと 平和だったのに・・・・
民家4
ルクの村へ
────
・武器屋(昼)
────
外の世界の人とは めずらしい
何か おもしろいものでも
引き取らして くれるのかい?
おや こんどは
何を売りたいんだい?
いらっしゃい
何か いらないものが あるのかい?
おや こんどは
何を売りたいんだい?
いらっしゃい
狩りの道具から 薬草まで
なんでも そろってるよ
買い物なら 品物を見て
売り物なら 私に話しとくれ
いらっしゃい ジャスティン
なにか 必要なものが あるのかい?
まあ すきなだけ 見ていっておくれ
買い物なら 品物を見て
売り物なら 私に話しとくれよ
武器屋
ルクの村へ
────
・武器屋(夜)
────
いらっしゃい
何か いらないものが あるのかい?
おや こんどは
何を売りたいんだい?
聞いたよ がんばっておくれ
何か いらないものが
あるんなら 引き取るよ
おや こんどは
何を売りたいんだい?
いらっしゃい
なにか 必要なものが あるのかい?
買い物なら 品物を見て
売り物なら 私に話しとくれ
武器屋
ルクの村へ
────
以上がルクの村の民家と武器屋でした。
没テキストで新たな木の実が出てきましたね!
コムヌケの実、エルマの実、ムルクミの実、色んな木の実がルクの村には存在するんですね。
村で1人前と認められる条件も男女それぞれ決められていたり、ストーリーに関わらないけれど色んな設定が盛り沢山です。すごい。
これでルクの村は終わりです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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