プレゼントは、すぐ、あける。
たまに、誤字は奇跡を起こす。
なんてツイートをしていたら
昨日の夜、息子が奇跡を起こしていた。
これは、息子がひと足はやく書いた
サンタクロースへの手紙。
もぉ、いろいろ奇想天外だらけ。
めちゃくちゃ笑えた。
なぜ「サンタさん」が「さん田さん」なのだ(笑)
いつ、だれが、こんなことを教えたのか。
仕事から深夜に帰ってきて、
この手紙を発見した父ちゃんは、
ちょっと戸惑ったぞ。
気づいたら写メ撮ってたぞ。
でも冷静に「なぜだ、なぜだ」と
よくよく考えてみると
あるひとつの仮説がたった。
【ここからは迷探偵ヨミモノの推理です】
息子がまだ文字が書けなかったくらいちっちゃな頃、
ある日「サンタさん」という言葉が耳からやってきた。
やがて成長して、文字を習いだしたころ
「サンタさん」は、カタカナなんだと認識する。
でも、他の言葉もまだ、ひらがなやカタカナばかり。
また少し成長して、漢字を習いだしたころ
ひらがなやカタカナだった言葉が、
ちょっとずつ漢字へと変身しだす。
仮面ライダーみたいな衝撃だったのかもしれない。
「あれあれ、どうやら、ひらがなやカタカナは漢字に変わるらしい」と。
しかし、教科書ではいつまでたっても
「サンタ」は「サンタ」のままだ。変わらない。
小3の息子は、どこかで、しびれを切らしたのだ。
「サンタ」も、他の言葉とおなじように
漢字に変身するはずじゃねえかと。
だったら予想して、漢字に変身させてしまえと。
そう思ったに違いないのだ。
そこで持っていた、手持ちの武器は「田」。
サンタの「タ」は「田」に違いないと結びついたのだ。
なぜ「サン」はおいていかれて「さん」になったのか。
それは…わからない。
(迷宮入りモノだったので、考えるのをあきらめた)
【ここで、迷推理終了】
息子は、漢字が扱えるようになってきたという感触が
どこかでうれしかったんだと思う。
目の前の、手持ちの目新しいものは
最大限使ってみたくてしょうがなかったんだと思う。
何か、新しいモノがジブンの手に入ったとき
あふれんばかりの好奇心で、
いちもくさんに使ってみること。
プレゼントをもらったとき
その瞬間に包装紙をバリバリやぶいて
あけるような感覚。
父ちゃんもこどもの頃、
おもちゃ屋で買ってもらったおもちゃは
クルマの中ですぐにあけて遊んでいた。
母親からは「家まで待ちなさい」なんて言われていたが
とにかく待ちきれないのだ。
父ちゃんは、こんな気持ちって大事だと思った。
無邪気って、強いぞ。
いつの日か、大人は邪気に侵されてきて
好奇心や感動のアンテナが錆びてきているんだと思う。
いつもピッカピカに磨いておいて
感動のまま、好奇心がそそる方向に
すぐ動けるような人でありたいなぁと思う。
たとえその行動が失敗に終わっても
きっといい学びになる。
気の赴くままに、どんどんやれ。
P.S.
iPadに誘導している工夫や熱意は、いいぞ。
でも、サンタさんならまだしも
「さん田さん」にパスワードは教えちゃダメだ(笑)
漏洩は、怖い。
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