アーロンチェアが故障したので修理してもらった話
愛用しているアーロンチェアの前傾チルトが知らないうちに効かなくなっていました。購入してから10年近く経っているので「故障してもおかしくないかー」と諦めつつも、お気に入りの機能だったので修理に出すことに。
アーロンチェアの12年保証について調べたところ、過失でなければ対象になるようなのでダメ元で修理依頼を出したところ無事に保証修理してもらえました。
今回は不具合内容とその対応についての記録をまとめてみました。
前傾チルトって?
座面がほんの少しだけ前に傾く機能で、デスクワークなどで前のめりになって集中するときにちょうどいい位置で背中を支えてくれます。
これが決め手でアーロンチェアを買ったと言っても過言ではないぐらいのお気に入り機能です。
故障箇所の確認
通常は軽くリクライニングさせた状態でレバーを引くと前傾チルトされますが、元のリクライニング位置に戻ってしまう状態です。素人判断ですがレバーを引いた際のワイヤーが引きが足りていないように思えたので、レバー周りをじっくり見てみることに。
下の写真はどちらもレバーを引いていない状態ですが、右側のリクライニングはワイヤーの先端が見えているのに対して左側の前傾チルトのワイヤーは埋もれていました。
ハーマンミラーメンテナンスに問い合わせる
だいたいの故障箇所が把握できたので、ハーマンミラーの修理問い合わせフォームから連絡しました。
連絡先やシリアル番号を入力して、故障箇所と思わしきところと全体写真、保証書をアップロード。後日、ハーマンミラーメンテナンスの方から連絡があり、とんとん拍子で訪問修理をしていただけることに。
修理日当日
メールでのやりとりからちょうど2週間後、修理担当の方に訪問いただきました。作業が始まったと思ったらあっという間に解体されていくアーロンさん。
リクライニングと前傾チルトのレバー部分のパーツを内側から見たところ。ワイヤー固定具が破損していたようなので、ワイヤーからレバーまで一式交換してもらうことに。
この辺りがリクライニングと前傾チルトの機構だそうです。ここの樹脂パーツも摩耗していたようでついでに交換していただきました。
見た目ではよくわからないですが、部品交換の他に清掃・オイル注油もしてもらって元気になったアーロンさん。
おわりに
正直なところ、保証期間内とは言え消耗品の交換だと費用が掛かると思っていましたが、無料で対応いただけてとても助かりました。
アーロンチェアの12年保証は本物でしたので、修理に出すかどうか迷ってる方やこれから購入する方の後押しになれば幸いです。