見出し画像

全人類、ブレイブリーデフォルトⅡをやってほしい。

皆さん、スクウェア・エニックスさんが発売している「ブレイブリーデフォルトⅡ」はご存じでしょうか。

画像4


このゲームは3DSで発売された「ブレイブリーデフォルト」の最新作で、
今年の2月26日にニンテンドースイッチで発売されたゲームなのですが、

滅茶苦茶面白いです。神ゲーです。

「えぇ~?本当に~?」という方もいるかもしれませんが、本当に面白いのです。
ただまぁ、「どこが面白いのか」「どこが良いのか」まで伝えないと、
このゲームの魅力が伝わらないので、紹介していきたいと思いますので、
興味を示したならば是非ご覧ください。
既プレイの方でこれを見ている方は、未プレイの方に広めてもいいと思います。

この記事では、1、2の目次では「ブレイブリーシリーズ」について、
3以降は「ブレイブリーデフォルトⅡ」についてとなっております。



1.「ブレイブリーシリーズ」について

このゲームについて語る前に、
「ブレイブリーシリーズ」について語らせてください。

まずこのシリーズですが、上述した通り、
最初は3DSで「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー(BDFF)」が発売されました。

画像1

略称から察した方も多いと思われるのですが、『FF』という単語から
「ファイナルファンタジー」が思い浮かんだ方が多いのではないでしょうか。
実はこのゲームのスタッフ陣は「光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-」というゲームを制作しており、

「完全新作っつってたのにFFシリーズじゃねーか!」

という否定的な意見もありました。

しかし、クリア後に「これはFFではない」という意味が込められた演出が行われ、
高評価を得ることができたのです。

このゲームは確かにFFシリーズの要素こそはあるのですが、あくまでFFシリーズではなく
完全新作として作られているため、FFシリーズをあまり知らない人でも楽しめる作品となっております。

ストーリーとしてはどういうものかを簡単に纏めると、

『ノルエンデ村に住む羊飼いの主人公、ティズ・オーリアは弟と共に平和に過ごしていたが、突如村に大きな穴が現れ、村だけでなく弟までも大穴に飲み込まれてしまい、自身も気を失う。
目を覚ましたティズがノルエンデ村に向かうと、風の巫女であるアニエス・オブリージュと精霊のエアリーに出会い、
自身が村の唯一の生き残りであることと、各地で異常現象が起きていることを知り、彼女らはそれを鎮める為に4つのクリスタルを解放する為に旅をしていたが、
公国軍に狙われたアニエスを助け、自身もその旅に同行することにした。
その途中で、謎の青年であるリングアベルや、公国軍の元帥の1人娘であるイデア・リーも加わり、4つのクリスタルを解放する旅が始まる。』

という感じで、意外とシンプルなんですよね。
後半部分は結構簡潔にしちゃいましたが、主人公サイドは序章で全員集結するので、
1章ごとに仲間になるってわけでもないんですよね。

そしてこのゲームを語るうえで外せないのが、BGMです。

このゲームのBGMを担当しているのは、なんと、
「Sound Horizon」や「Linked Horizon」でおなじみの「Revo」さんです。
「進撃の巨人」で主題歌を担当した人といえば分かる人も多いかも。

Revoさんが担当したBGMはどれも良曲ばかりで、
中には「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」で最上位にも入るレベルの
神曲も存在するほど。
こちらはボス戦のBGMとなっている。一度聴いてみると良いかも。

他にも語りたい部分は多いのですが、これ以上語るとマジで長くなってしまうので割愛させていただきます。
あくまで「ブレイブリーデフォルトⅡ」がメインなので。

その後、このゲームの完全版として「ブレイブリーデフォルト フォー・ザ・シークウェル(BDFtS)」が発売されました。

画像2

BDFFには無く、かつ、開発中の続編に入れる予定でもある要素の追加や、
一部サブシナリオの補完や追加、続編の予告ムービー、そして、
プレイヤーから寄せられた声を基に100以上ものゲームの改善が行われたのです。

更に、現在ニンテンドー3DSのeショップでは『ブレイブリーデフォルト たっぷり無料で遊べる版』が配信されており、
なんと4章まで無料で遊べることができるという、無料ソフトとしてはとんでもない大サービス。

「4章っつっても多分たいした量ないんじゃ……?」と思う方もいるかもしれないのですが、
そんな事はないです。むしろ充分すぎるレベルなんです。

どれくらいの量があるかを別のゲームで例えるなら、

・DQ3だと『バラモスを倒したら実は真のボスがいたと発覚するところまで』
・ポケモンだと『7つ目のバッジを入手して悪の組織と決着をつけた辺りまで』
・マリオだと『6面のボスを倒していざ7面へ行こうとするところまで』

 とまぁ、ちょっと誇張しすぎたり、個人差が出そうな感じですが、おおよそこんな感じです。
5章以降は有料ですが、2000円程で買えて完全に遊ぶことができるので、
お財布にすっごい優しい神ゲーなんです。すごい!
3DSのSDカードの容量は割かし吹っ飛ぶけどね!

ちなみにソフトを購入する場合、現在は
「アルティメットヒッツ」と呼ばれる廉価版で販売されてるそうです。
ただe-STOREを見たら品切れだったので、買うならAmazonとか、
そこいらで買う方が良いかもです。
無料版との違いはSDの容量を食わないことと最初から完全に遊べることくらいです。

それから数年経ち、「ブレイブリーデフォルト」の続編である、
「ブレイブリーセカンド エンドレイヤー(BSEL)」が3DSで発売されました。

画像3

BSELは、BDFF/BDFtSの続編であり、2年半後の世界が舞台となっています。
主人公やヒロインが変わっていたり、前作のキャラクターが登場したり、
体験版のプレイを通してゲームシステムがより向上になっていたなど、
期待としては充分に高かったのです。が……


2.「ブレイブリーデフォルトⅡ」はもしかしたら無かったかもしれない?


見出しを見た時、「え、何事?」と思った方はいるかもしれません。
実は「ブレイブリーセカンド」は、総合的な評価としては
あまり良いものではなかったのです。

確かに上述したように、ゲームのシステムは向上してはいたのですが……

シナリオライターが変更されたことで、ストーリーや前作キャラの性格、あまりにも多い矛盾など、酷い点ばかりが目立ってしまった。
世界観とマッチしないパロディ、ダダ滑りなワード、未回収の伏線など、
特にシナリオ関連での問題点ばかりが目立つのである。

・BGMがRevoさんではなく、ボカロ曲で有名なRyoさんが担当した結果、Revoさんの曲と比較される形でBGMの評価が低くなってしまった。
もっとも、これはRyoさんが悪いわけではない。高評価を得た曲もある。
Revoさんの曲とゲームとの世界観のマッチが素晴らしすぎただけである。
(当のRevoさんはスケジュールの都合が合わなかった)

・ゲームシステムは向上していたのだが、向上させすぎた結果、
システムに色々な意味で調整不足が目立ってしまう。
具体的には、目標レベルを軽々と越えてしまうほどの連戦システム、
序盤からあまりにも強い敵や厄介な攻撃が多い雑魚的に比べて、
そこまで強いと感じることのないボス敵。

等、様々な問題点が発覚し、その結果として、
新規層からは好評でしたが、前作をプレイしていた方の大半からは不評を得てしまい、
本作、並びにブレイブリーシリーズは大きく評価を落としてしまいます。

誤解無いようにいうと、ブレイブリーセカンドが好きな方もいますし、
決して「クソゲー」と呼ばれるほどではありません。
しかし、あまりにも評価が悪かったために、前作である「BDFF / BDFtS」の中古よりも
今作の「BSEL」の新品の値段の方が下回ってしまいました。

こうした結果を受けて、「ブレイブリーシリーズ」の続編が出ることは
恐らく無いだろう……そう思われていたのですが……

2018年7月13日、ニンテンドースイッチから、
OCTOPATH TRAVELER』というゲームが発売されました。

画像5

「え?このゲームもブレイブリーシリーズなの?」と思われますが、
このゲームは「ブレイブリーシリーズ」とは関係ありません。
ですがこのゲーム、その「ブレイブリーシリーズ」のスタッフが手掛けた
ゲームなんです。

この記事では諸々の説明は省略するのですが、
もしもこのゲームや後述するアプリがなかったら、
「ブレイブリーデフォルトⅡ」の発売は無かったかもしれません。

なぜそう言えるのかというと、
「ブレイブリーセカンド」の悪評に関しては、「ブレイブリーシリーズ」の
プロデューサーである浅野智也さんの耳にも届いていました。
当時、浅野さんはセカンドの失敗により、「ブレイブリーシリーズ」の続編を作ることはほぼ不可能だろう……
そう思っていましたが、当時のスマートフォンのチームが

「ブレイブリーシリーズの新作を作らせてほしい!」

と、浅野さんに言ったのです。
そうして配信されたのが「ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト(BDFE)」でした。
(現在は配信終了しています。)

画像6

2017年に配信され、2020年までの3年間配信され続けていたため、
「ブレイブリーシリーズ」としての復活の兆しが見えた浅野さんは、
この成功の勢いに乗って「ブレイブリーシリーズ」の新作のプロジェクトを開始することにしたのです。
その過程の中で「オクトパストラベラー」が発売され、こちらも高評価。


そして、2019年12月13日。
LAで開催された「The Game Awards 2019」にて、
「ブレイブリーデフォルトⅡ」が遂に発表されました。

この時は、私も「遂に出るんだ……」と思いました。
正直、続編はもう出ないと思っていたので、本当に嬉しかったですよ。

こうした経緯があって、「ブレイブリーデフォルトⅡ」が発売され、
多くのプレイヤーから高評価を得ています。
もしかしたら、今後も「ブレイブリーシリーズ」の続編は出てくるのかもしれませんが、
「ブレイブリーセカンド」と同じ轍を踏まないことを祈るばかりです。


3.「ブレイブリーデフォルトⅡ」について

前置きが長くなりましたが、
そろそろ「ブレイブリーデフォルトⅡ」についてお話します。

本作では「ブレイブリーデフォルトⅡ」というタイトルなので、
「あれ?セカンドと何が違うの?」と思われる方が多いと思いますが、
本作はこれまでのブレイブリーシリーズとは世界観が別になっています。
なので、前作や前々作から繋がる続編ではないのです。

多分なんですけど、これで「前作やらなきゃダメなんか……」と、
勘違いしちゃう人が多いと思うんですよね。
でも安心してください。前知識が無くても楽しめます。
本当です。信じてください。マジで。

「クリスタル」や「4人旅」等といった点はシリーズ共通なのですが、
登場人物や世界観が違う為に前作をプレイする必要が無いのです。
「それでも何かしら仄めかす要素はあるのでは?」と思いますが、
筆者がクリアまでプレイした感じ、そういった要素は見られませんでした。

ここまで飛ばさず読んだ方は、
「前作の制作陣のままだと不安だな……」と思います。
ではここで、制作陣を紹介します。

プロデューサーは浅野智也さんが続投で、
キャラクターデザインは生島直樹さんが全て担当しております。
そしてBGMは、Revoさんが再び担当となっております。
シナリオは、TRPG制作会社の「F.E.A.R.」から久保田悠羅さんと、
クリーク・アンド・リバーの長井知佳さんが担当しています。
開発はクレイテックワークスが担当することに。

特にBGMやシナリオは前作と比べると信頼が高く、
BGMはRevoさんがまた担当することは当然喜ばしいことなのですが、
シナリオに関しても、実は久保田さんは先述した「オクトパストラベラー」のシナリオを担当していたのです。
長井さんもゲームシナリオのベテランであるため、
「ブレイブリーセカンド」のような悪ノリだらけのシナリオではないことは
確定なので、安心感あります。

実際プレイした時、シナリオには前作のような寒いパロディは見られなかったことや、
伏線の回収、キャラ設定など、前作と比較しても良い点ばかりだった為、
誰もが楽しめるシナリオになっていると思います。

ストーリーの内容も、

『別の大陸での船乗りである主人公のセスは、今作の舞台である
エクシラント大陸に遭難し、流れ着いていたところを、
ミューザ王国の王女であるグローリアと、その護衛のスローンに発見され、
宿屋で保護される。その後目覚めた時、自分の知らない大陸に流れ着いていたことに困惑していた。
その後、魔導書の解読を目指して旅するエルヴィスと、その傭兵として共に旅をするアデルと出会い、
グローリアの「4つのクリスタルを取り戻し、封印が弱まりつつある災厄、ヤミノヒトミを再び封印する」という目的を果たす為に、
セス達はクリスタルを取り戻すために、グローリア達と共に旅をする。』 

という内容となっており、
これまた分かりやすいシナリオになっていると思います。

画像7

左から セス、グローリア、エルヴィス、アデル の4人。


4.戦闘システム

戦闘システムとして、戦闘はシンボルエンカウント式であり、
フィールドでモンスターと出会った際に、
「背後から回ると戦闘開始時にこっちが有利になる」
「逆に背後を取られると不利になる」
「一定のレベル以上でモンスターが逃げ出す」
等といった特徴があります。

また、モンスターを倒した際にレベル差があるとボーナスで経験値が入るのですが、
これは自分のレベルがそのダンジョンで適正なのか否かが判別できます。
また、適正レベル外のモンスターは赤く発光するよう設定されており、
避けるか挑むか、それはプレイヤー次第となります。

戦闘時のシステムとして、
キャラクター毎に、HPやMPとは別に、本作の特徴である
「BP(ブレイブポイント)」という独自のステータスが用意されています。
これを使用することで、1ターン1回行動のところ、
1ターンに2回行動できるようになります。これをブレイブと呼びます。
3回までBPを消費できるため、最大でも1ターンに4回行動することが可能になります。

BPは戦闘開始時は「0」ですが、
「0」からでも3回まで使用することが出来る為
BPが「-3になるまで、BPを消費することが可能です。

しかしデメリットもあり、BPがマイナスである場合、
「0」になるまで行動することができません。
「じゃあこれ不便じゃね?」と思いますが、逆にBPを「3」まで溜めることもできます。
それが「デフォルト」であり、本作での「防御」の役割となります。

「ブレイブ」で行動不能を気にせずプレイをするか、それとも、
「デフォルト」でBPを溜めて一気に解放するか。
もしかしたら、プレイヤーの性格が出るかもしれませんね。

そしてこのゲーム、「必殺技」を使うことができます。
使うには特定の条件が必要になるのですが、これを発動することで
敵に大ダメージを与えられ、更に強力な効果やバフを与えられます。
ただ、永続的にバフが与えられるわけではなく、その効果時間はなんと、
「必殺技を使った際に流れるBGMが終わるまで」なんです。
更に、別キャラが必殺技を使う事で、必殺技用のBGMが途切れず、
尚且つバフや効果も残るので、連続して使う事がオススメです。

5.ジョブシステム

さてこのゲーム、実は「ジョブ」が存在します。
FFやドラクエをやっている人には聞き馴染みがあると思います。

最初は「すっぴん」というジョブしかありませんが、
このゲームでは、多くのジョブをストーリー中に獲得できます。
そのジョブの要とする「アスタリスク」を、ボスの殆どが所持しています。
どのようなジョブがあるのか、いくつか紹介していきます。

回復呪文を主とする、「白魔導士」や、
炎・氷・雷の攻撃呪文を扱う、「黒魔導士」
パーティの守りの要となる、「ヴァンガード」
物理攻撃メインである、「モンク」など、
他にも多くのジョブが登場します。ぶっちゃけ公式で殆ど紹介してます。

また、ジョブ毎に「ジョブLv」が用意されており、
戦闘で「JP(ジョブポイント)」を手に入れることでレベルを上げることができます。
レベルを上げることで新しい技や、「サポートアビリティ」と呼ばれる、
セットすることで効果を発動できるアビリティを習得できます。
Lv12まで上げることが出来ますが、ストーリーを進めていくとレベルの上限が解放され、Lv15まで上げることができます。
更に、ジョブ毎に「ジョブ特性」が用意されており、
そのジョブでなければ発動しない専用の効果もあります。

「メインジョブ」に加えて、ジョブ特性は発動しない代わりに
そのジョブの技を使用することが可能な「サブジョブ」も設定できます。
メインジョブとサブジョブをどう組み合わせるか、どのサポートアビリティを付けるか……
こうした自由なカスタマイズを行えることで、多彩な戦術を生み出すことができます。
貴方だけのカスタマイズを探してみましょう!


6.主人公と旅を共にする仲間

ここからは、主人公やその仲間の紹介です。
彼ら4人は、ストーリー中で「光の戦士」と呼ばれる存在です。

まず、主人公のセス

セス

CVは武内駿輔さんであり、
アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」のプロデューサー役や、
映画「アナと雪の女王」のオラフ役などを担当しています。

別の大陸で船乗りをしており、今作の舞台であるエクシラント大陸を
彼は一切知りません。
また、彼だけフルネームではないのは、今作の主人公は名前を自由に変えることができます。
「セス」という名前はあくまでデフォルトネームなのです。
(その弊害で、ゲーム中でボイスで名前を呼ばれることがないです。悲しいなぁ)

作中で、4つのクリスタルの1つ、「風のクリスタル」に選ばれます。
そこで彼はクリスタルに、
「安寧な死か、困難に立ち向かう生か」を委ねられます。
どちらを選択するかは、プレイヤーであるあなた次第です。

船乗りであるため、旅慣れています。
性格としては、クールな感じで「やれやれ系」に近いと思う。
無自覚で相手を口説くような発言をしている為、天然たらしの説あり。
ビジュアルとCVがマッチしているので、ガチでイケメンだと思います。

作中では判明しませんが、年齢は21歳です。
今作の主人公や仲間は全員が20代以上なので、酒を飲み交わすシーンが
出てきたりします。
「ユーザーの高齢化に伴って、少年少女よりも青年の方が感情移入しやすいのでは?」
というのが理由らしい。

何故、風のクリスタルに選ばれたのか?一体、どこの大陸から来たのか?
謎に包まれている主人公ですが、ストーリーを進めていく内に、
その素性が明らかになっていきます。


続いて、今作のヒロインであるグローリア。

グローリア

CVは嶋村侑さんであり、
ゲーム「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」や、
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」ではゼルダ役を、
アニメ「進撃の巨人」ではアニ・レオンハート役を担当しています。

フルネームは、グローリア・ノイ・ミューザ
物語より3年前に滅びた国「ミューザ」の王女
奪われたクリスタルを取り戻すために、護衛のスローンと共に、
友邦国のハルシオニアへ亡命していましたが、
クリスタルを取り戻す為に奪還の旅をすることとなります。

作中では4つのクリスタルの1つ、「水のクリスタル」に選ばれており、
彼女もまた、クリスタルに選択を委ねられます。

性格としては、気が強いという印象が強い一方で、
他人への思いやりも欠かさない為、心優しい王女らしい性格でもあります。
クリスタル奪還の使命の為にという生真面目な部分もあります。
そんな彼女ですが、幽霊を信じていない部分や、
セスの怪談話では1人だけ途中で逃げ出すなど、可愛らしいところも。

実はシリーズの仲間では初の王族であり、王女。
王族らしく様々なことを嗜んできたが、その中でも特に芸術が秀でている。
あるイベントではグローリアの絵の上手さが分かるので必見。
年齢は確定していないが、20代以上であることは確定。
会話中から恐らくセスと同じくらいの歳と思われるが、真相は不明。

クリスタルを全て取り戻した時、
彼女は果たして、ヤミノヒトミを封印することができるのか。


続いて、旅の仲間であるエルヴィス

エルヴィス

CVは井上和彦さんであり、
アニメ「NARUTO」でははたけカカシ役、
ゲーム「刀剣乱舞」では山鳥毛役を担当しています。

フルネームはエルヴィス・ラズロウ
出身国であるウィズワルドの貴族の生まれであり、学者でもある。
彼の師匠であるエマ・オディリアから魔導書を受け継ぎ、
師匠が出来なかった魔導書の解読を目指してアスタリスクを求めており、
その旅の最中で傭兵のアデルとも出会っています。

作中では4つのクリスタルの1つ、「土のクリスタル」に選ばれます。
彼がクリスタルに選ばれた際のシーンは必見です。

豪快な性格で、周囲を振り回すタイプの人です。
どんな相手でも自然体で話しかけるため、コミュ力の高いおじさんです。
口癖は「細かいことだ、気にするな」
賭け事や酒が好きな面もある。
一方で貴族らしい部分もあり、食には拘りを持っている模様。

今作では、最初から黒魔導士のアスタリスクを所持しています。
元々師匠であるエマからアスタリスクと共に魔導書を受け継がれており、
加入する際も最初から「黒魔導士」となっています。
また、彼の年齢は35歳であり、今作の光の戦士の中では唯一の30代です。

アスタリスクを集め、魔導書を解読した時、
一体何が書かれているのか、それを知ることで何が起きるのか。


同じく、旅の仲間であるアデル

アデル

CVはゆかなさんであり、
アニメ「ふたりはプリキュア」のキュアホワイト役や、
アプリ「Fate/Grand Older」の葛飾北斎役を担当しています。

フルネームはアデル・アイン
腕利きの傭兵で、エルヴィスに雇われて旅に同行しています。
別大陸から来たセスと同様に、彼女も出身地が不明。
ただし、エクシラント大陸出身であることは名言されている。

作中で4つのクリスタルの1つ、「火のクリスタル」に選ばれます。
選ばれた際、クリスタルに告げられたこととは……

仲間の中では特に明るい面が多く、ムードメーカー的ポジション。
本作で最も食い意地の張ったキャラクターで、
彼女自身も煮込み料理が得意らしいですが、大雑把な調理法とのこと。
また、自身もグローリア同様に絵が上手いと自称するが、
その出来栄えは……実際にプレイしてみてもらった方が良いだろう。

傭兵としてエルヴィスの旅に同行してはいるが、
実は彼女にも旅の目的が存在する。
また、彼女もセスやグローリア同様に20代であることが分かる。
セスが最序盤で「アデルさん」と呼んでいたり、グローリアも同様の呼び方をしているあたり、
恐らくセスやグローリアよりは年上であることが分かる。

彼女の旅の目的は一体何なのか。
それはストーリーを進めることで、自ずと分かってくるだろう。

余談だが、デフォルト衣装の腰あたりがだいぶ際どい。



7.グラフィック

今作におけるグラフィックなのだが、こちらをご覧いただきたい。

画像12

綺麗な1枚絵に見えるであろうこちらの画像、
この一枚絵こそが街のマップなのである。
ちゃんと奥行きとか、当たり判定とか、
しっかりと設定されているマップなのである。すごいぞ。

「ブレイブリーシリーズ」の街のマップは、
いかにも一枚の絵のような、綺麗なグラフィックなんですよね。
しかも、数秒ほど放置したり、Rスティックを押し込むことで
いつでもマップの全景を見ることができます。最高。

もっと紹介したいところだが、ここから先は是非、
自身で購入してグラフィックの凄さに震えてほしい。



8.BGM

先程述べたと思いますが、「ブレイブリーシリーズ」において、
尤も欠かせないのは「BGM」なんです。

BGMを担当しているのは「Revo」さんであり、
一部を担当しているのではなく、全ての曲を担当しているのである。
しかも、雰囲気とBGMがミスマッチを起こすことなく、
全てがマッチしているので、印象に残りやすいBGMが多いです。

また、主人公や仲間にはそれぞれの専用BGMが用意されており、
各々が必殺技を使うことで聴くことができます。
それぞれのキャラの雰囲気に合ったBGMなので、
是非購入して聴いてほしい。


9.最後に

さて、ここまで「ブレイブリーデフォルトⅡ」の魅力を書いてきたが、
如何だっただろうか。

数時間に渡って書き続けた為に、かなりの長文となってしまったわけだが、
それでも未プレイの方に魅力を伝えることはできたんじゃないかと思う。
勿論、まだまだ語りたい部分は多いのだが、これでも絞った方なのです。

ただ、それほどまでに私はこのゲームを皆に、いや、
全人類に「ブレイブリーデフォルトⅡ」をプレイしてほしいのです。

本当に遊んで一切の損が無いゲームですし、
ストーリーも最高ですし、やりこみ要素もあるし、
何ならカードゲームもできるミニゲームもあったりしますし、
サブクエストを受けることでキャラの掘り下げで意外な魅力が見つかったりしますし
声優陣も豪華メンバーですし、これまでのストーリーを好きなタイミングで振り返ることもできるので、
本当にやれることが多いんですよ、このゲーム。

だから、もう1回だけ、言わせてほしい。


全人類、ブレイブリーデフォルトⅡをやってほしい。


以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
気になったら本当に買ってね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?