かくにん
確認ってひらがなだとかわいい。漢字だとやな感じ。
人間って、人と約束したりする。
その約束が合ってるかどうか、確認する。
ぼくは確認が苦手だ。
一度、計算したら、もう一度計算が必要。確認のため。
それはわかる。頭の中では。
でも、一度でいいのか。そもそも何度確認すればいいのか。
車では右・左・右と確認する方法を教わった。
2回目の右を見た時、左を見たくなる。もし万が一、一度目の左を見た時に目に入っていなかった音速のバイクが来ているかもしれない。
しかし、約束だから、恐怖と闘いながら、アクセルを踏む。
我慢に我慢を重ねていく。
この間、何をしていた時か、気づいた。確認のもくてき。
確認にはもくてきがあった。もちろんぼくにとってだが。
ぼくにとっての確認のもくてきは集中力のチェックである。
もし、2回目の確認で、1回目に見た時と違う確認結果が違えば、
これはどうだろう。
1回目か2回目が間違っていることになる。
つまりその作業に集中できていないことを確認できることになる。
これが確認のもくてきじゃなかろうか。
少なくとも僕にとっては、これが確認のもくてき。
これでまた、人と人とのつながりが少しいいかも。
確認は集中力が切れてるかどうかのチェックがもくてき。