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初心者のための投資のこれから<1月>(無料) 2025年1月17日配信分

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします

新成人のみなさん、おめでとうございます

 今週、ドル円相場は急激に円高になりました

 原因は日銀総裁の「植田総裁」が来週に開催される日銀会合での金利政策に関する発言をしたからです。
 植田総裁は全国地方銀行協会の新年の集いであいさつし、今年も経済・物価情勢の改善が続くなら、政策金利を引き上げて金融緩和度合いを調整すると改めて表明しました。(必ず利上げをするとは発言しませんでしたが)
 植田総裁が会合で利上げを議論する方針を明確に示したことで市場が利上げの方向と判断したからです。
 欧米の大口を含めて、市場は日銀の利上げ報道と捉えて、ドル円は円買いの円高相場になりました。
 ドル円の価格は15日の朝に、157.9円にあったものが、その日の午前に伝わると、夕方には156円台に急落します。
 156.720円まで下がったその日は、夜に

アメリカCPIの発表

を控えています。事前には今回のCPI(消費者物価指数)は高いのではないか、とみれれており、じりじりとドル高に上昇をしながら、発表を待ちます。

15日 22:30分

12月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回0.3%  今回0.4%(予想0.3%)
米国12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回2.7% 今回 2.9%(予想2.9%)
米国12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回0.3% 今回 0.2%(予想0.2%)
米国12月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前月3.3% 今回3.2%(予想3.3%)
 CPIはわずかに上がりましたが、CPIコアは下がりました。
ドル円のチャートはさがります。
 156.963円から156.305円へと下がります。
「昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は、コア指数の伸びが予想を下回った。前月比でのコア指数は6カ月ぶりに鈍化した。ここ数カ月はインフレ加速の兆候が示されていた。CPI統計を受けて、米国債市場では2-10年債の利回り低下幅が約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。」と報道されました。
  CPIの伸びは食品価格や航空運賃、新車および中古車、自動車保険、医療費が主導し。食品とエネルギーを除く財の価格は0.1%上昇に鈍化しました。11月は0.3%上昇でした。さらに中古車を除くと同価格は下落しています。
 これを受けて、アメリカFOMCの利下げ期待が高まり、株式は上昇します。暗号資産も大きく上昇しました。

そして、今週にもうひとつの注目指標が発表されます。

アメリカ小売売上高


01/16木22:30
米国12月小売売上高(前月比) 前回0.7% (0.8%) 今回0.4%(予想0.6%)
米国12月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回0.2% 今回 0.4%(予想0.4%)
 156.249円から上下に振れますが、156.108円となり、その後ドル安円高方向にまた下がり始めます。さらに夜1時には155円を付けるまで下がることになります。
 小売売上高も高いと思われていましたが、昨日のCPIと同様に低い数字になりました。同時に発表された
 前週分失業保険継続受給者数  前回186.7万人 (187.7万人) 今回185.9万(予想187.1万人)
はよい結果というわけで、経済は悪いが雇用は良い(?)という指標はわかりづらい展開をまねいています。
ドル円は大きく円高に下げた後、ドル高に戻り、
こうして、今週は156.266円で終了しています。

これからのドル円は?


 来週の24日金曜日は、日本銀行の政策金利の発表です。
市場は利上げを80%織り込んでいるといわれています。そのあとには、月末のアメリカFOMCがあります。こちらは利下げが期待されています。3月の利下げ予想が1月の利下げにくりあがりました。(97.3%の見込み)
 円高、ドル安方向に向かいます。
ただ、織り込み済みのチャートは反対方向(円安ドル高)に走ります、初心者はきをつけてください。日銀会合での利上げが見送りになるという情報が流れれば、大きく円安に戻ります。
 おそらく、レンジを繰り返しながら、円高方向へ、そして24日に利上げが決定すれば、反対方向の円安に走り、3時からの植田総裁の会見次第で、また、円安か?、円高か?に方向がきまるという、前回の流れと同じことが起きるとみています。

ビットコイン情報局

いよいよ来週は

アメリカトランプ大統領の誕生

です。
 現在、暗号資産は爆上がり中です。いろいろ就任前にもかかわらず、たくさんの報道がされています。見込み期待の情報もありますから、その真偽があきらかになるのは、来週にならないとわかりません。
ビットコインの国家準備資金にする、「大統領令」を発動するのではないか、という報道もあります。また、そこに「リップル」「ソラナ」も加わるという話もあり、これも爆上がりです。
 前回、私が指摘した銘柄がかなり高値をつけています。紹介した通りに動いて、嬉しいですが私自身はあんまり買ってないんですよね(汗)
 これから仕込もうとおもっているうちにどんどん値上がりしています。
 さて、ここでみなさんに注意です。
トランプ大統領の就任式は20日です。日本時間では21日の午前2時ごろになります。日本にニュースが流れるのは21日火曜日です。
 「大統領令」が発令されなくても、所信表明演説のなかでビットコイン、暗号資産について話が触れるだけでも爆上がりします。
 暗号資産はお祝いムードもあり、かなりの高値を付けると思います。しかし、そのあとは下がります。今までも高値を更新すると調整されて価格をさげています。
 そして、具体的な措置や動きが始まればまた上昇を開始すると思います。
現物を持っている人は良いですが、トレードをしている人は十分に注意してくさい。かなり上昇している分、ボラレティーが大きいですから、下げも大きいと思います。
 その後に本当の爆下げが待っていると思います。
その時期と、これからの上昇次期、下降期のビットコインの展望については次回にお話しします。これはぜひ頭に入れてほしい、シナリオです。

暗号資産のもうけで高いペットフードになりますように



<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません  

* 注意>> 最近、また投資詐欺が増えています
必ず、自分でホントかどうか、確かめるくせをつけましょう。「ライン」「X」「YouTube」などの
SNSには詐欺商品、詐欺情報があふれています。とくに投資勧誘には乗らないことです。他人があなたのために、お金を増やす事はありません。お金を増やすのは自分自身の行動だけです
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