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初心者のための投資のこれから<9月>(無料) 2024年9月最新版
FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。
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9月8日配信分
今週は、円高と株安の週でした。
前回、そうなるとみていましたが、やはりそうなりましたし、私はまだわっていない、まだこれからだ、と思っています。
それでは、今週の経済指標とドル円の流れを確認します。
09/04水23:00
米国7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
前回818.4万件 (791.0万件)810.0万件 今回767.3万件(予想810万件)
大幅に縮小です。
144.77円のドル円は下降します。144.016円まだ下がります。その後は143円に向かいます。143円台のレンジ相場となり5日をむかえます。
8月から雇用関係が悪いという情報ばかりです。
09/05木21:15
米国8月ADP雇用統計(前月比) 前回12.2万人 (11.1万人)今回9.9万人(予想14.5万人)
こちらも減少、予想では増えるはずでしたが、、、
143.55円から142.84円まで落ちます。
そして、
23:00
米国8月ISM非製造業景況指数(総合) 前回51.4 今回51.5(予想51.1)
予想を上回り上昇です。
143.14円から143.71円まで上昇です。みてみると、ADP雇用統計で下がった分を、ISMで上昇して、元の位置にもどっています。そのあと、143.23円までつけたとは、円高ドル安で143.2円にさがってしまいます。
私はこれを市場はあまり重要視していないんだと、とらえました。やはり注目は翌日のアメリカの雇用統計なのでしょう。
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そして、今週一番の注目である
アメリカ雇用統計と失業率
が発表されます。
21:30 米国8月非農業部門雇用者数変化(前月比) 11.4万人 (8.9万人) 今回 14.2万人(予想16万人)
米国8月失業率 前回4.3% 今回4.2%(予想4.2%)
米国8月平均時給(前月比) 前回0.2% 今回0.4%(予想0.3%)
米国8月平均時給(前年同月比) 前回3.6% 今回3.8%(予想3.7%)
はじめ、チャートは発表直前に上昇します。まるでフライングのように、ドル円は高く 143.18円から、144.048円まで上昇、そして発表されると、さがりはじめて、しばらく様子を見るようにしながら、徐々にさがりはじめ、ドル円は 141.98円まで大きく下がっていきます。上下に大きくつけたあと、15分後に、また上昇を開始します、35分後にはもどってしまい、さらに上昇して、大きくドル高に、 143.95円につけたあと、長期金利の下げを受け、また下がっていきました。
「非農業部門雇用者数は3カ月平均では、2020年半ば以来の低い伸びとなった。 失業率は5カ月ぶりに低下した。一時的なレイオフ増加の流れが反転したことを映している。
雇用の弱さが続いていることが示され、金利スワップ市場では今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.5ポイントの利下げが実施されるとの見方が強まった。」と報道されました。
雇用者数は増えましたが、予想よりは低く、失業率はややさがり、時給はあがり、と、どうとでもとれる結果発表でした。
結局、市場は先に報道にあるように、低い数字だと判断したわけです。こうして大きく上下に動いたドル円は142円台にもどり、ドル円は142.27円で今週を終えています。
これから来週はどうなるのでしょうか?
実はこのところ、ドル安というよりも円買いの円高でドル円はさがっています。来週のCPI発表がまた注目されます。それまではドル安の動きが優勢になるとみています。CPIの結果がわるければ、FOMCに向けてドル安は加速するでしょうし、結果がよければ、ドル高になり、そこからのショートが期待できます。ポジションのとりかたが大事になります。逆張りをして含み損にならないようにだけは気を付けましょう。
それよりも気になるのは、アメリカ株価です。当然、日本の株価にも影響を受けます。逆イールドが解消されると、何かが起きます?
私はFX中心ですが、株式投資している人もたくさんいます。ただ、自分が株を保有いしていると、なかなか客観的にみれなくなります。(まあ、自分のお金が危機にさらされているわけですから)
今後、9月下旬まではなにがあるかわかりませんから、株は要注意です。
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9月14日配信分
先週の「雇用統計」、今週は「CPI」と重要な経済指標がつづきました。
アメリカ消費者物価指数CPI
09/11水21:30 発表
米国8月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回0.2% 今回0.2%(予想0.2%)
米国8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)前回2.9% 今回2.5%(予想2.6%)
米国8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)前回0.2% 今回0.3%(予想0.2%)
米国8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回3.2% 今回3.2%(予想3.2%)
殆ど、今回は予想通りの数値でした。
ドル円は141.79円から142.37円へ上昇、142.55円まで上がると、下がり始め。141.26円までさがってしまいます。総合CPIの前年同月比は5カ月連続で鈍化したからです。その主な原因はガソリン価格低下が影響しています。発表後、その低い数字でドル円はドル売りとなりさがりますが、その後は次第に金利が上がり、上昇142円台になりました。
CPIコア指数は上昇でした。その内訳をみると、
「8月の米消費者物価指数(CPI)統計では、食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが市場予想に反して加速。住居費の伸び率が高まったことなどが響いた。」と報道されるように、細かくみると、意外にインフレはさがってないぞ、となったわけです。それでは、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げが実施される可能性が低下します。そのためにドル円はまた上がり始めたのです。
来週は、いよいよ、そのアメリカの金利が変わるFOMCが開かれます。
その前の、今週の他の動きを、そして、来週の展望はどのようなものになるのか、もうすこし見ていきたいと思います。
翌12日には、欧州で大事な発表がありました。
ユーロ―の政策金利発表
という大きな出来事がありました。
09/12 21:15(日本時間)
ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利 4.25% 今回3.65%(予想3.65%)
金利値下げ!
予想通りの値下げでした。
金利がさがり、ユーロ―は売られるかとおもいきや、買われて、上昇します。
「欧州中央銀行(ECB)は12日、政策金利引き下げを発表した。インフレ率が2%に向かって低下する一方で景気への懸念は深まり、6月に続き今サイクルで2回目の利下げを決めた。」と報道されます。
ECBは中銀預金金利を0.25ポイント引き下げ、3.50%としたわけです。これはアナリスト全員の予想通りでした。
欧州中銀は今後の金利について特定の道筋にコミットすることはできないとあらためて表明しており、その後には、
ラガルド総裁が決定発表後にフランクフルトで記者会見します。
「われわれはデータに依存する姿勢を崩さない。不確実性に満ちていることを考えれば、それは特に正当化される」と述べ。決定は全会一致だったと付け加えました。それ以外に具体的な発言はなく、
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会見後、さらにドル売りとユーロ―買いはすすみ、大きくユーロ―ドルは上昇しています。
すでに多くが折り込まれていたところに、10月の利下げ観測が遠のいたことにより、ドルよりも高いとみられて、ユーロ―は買われ、ドルはより強く売られたからです。
その後に、アメリカで発表された
アメリカの卸売物価指数 PPI
8月卸売物価指数(PPI)(前月比)前回0.1% (0.0%) 今回0.2%(予想0.1%)
米国8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)前回2.2% (2.1%) 今回1.7%(予想1.8%)
米生産者物価指数(PPI)は8月に伸びがやや加速したものの、前月分は下方修正された。また米金融当局が重視するインフレ指標に反映される項目は総じて抑制された水準だった。サービス価格は前月比0.4%上昇。7月の0.3%低下から上昇に転じた。発表元の労働省労働統計局(BLS)は客室料金の上昇が「大きな要因」となったと指摘した。財価格は前月から横ばい。エネルギー価格の急落が押し下げ要因となった。注目する食品とエネルギー、貿易サービスを除いたPPIは2カ月連続で前月比0.3%上昇となり、前年同月比では3.3%上昇でした。
ほかには、
新規失業保険申請件数(9月7日終了週)は前週比2000件増の23万件
失業保険の継続受給者数(8月31日終了週)は5000人増の185万人
より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は5週間ぶりに増えて、23万750件。
CPIの結果により、FOMCの金利の引き下げは0.25%とみられて、ドル円は上昇しましたが、また0.5%になるのでは、、、という見方がでてきて、ドル円はさがりはじめます。そしてドル円は大きくさがり、13日には140.28円までさがります。
こうして来週のFOMCを控えて乱高下しながら142.82円で今週を終わりました。
来週の展望は?
先程も述べたように、来週には
18日の深夜 >19日 午前3:00(日本時間) 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表があります。
金利の引き下げは0.25%なのか?倍の0.5%なのか?
これに注目があつまってドル円も動いています。
FOMCで金利がさがるとはすでに決定事項だからです。後はその幅?というわけです。
ここまで折り込まれて、ドル円相場がうごいているので、今回述べた、ユーロ―のように、FOMCで発表されたあとに、ドル円も反対方向に動くかもしれません(円安ドル高)
160円で為替介入が騒がれていたドル円が、いまは140円をきって、130円台に入ろうとしている状況です。
数か月で30円も動く事はかなり異常な事態です。初心者の人はこの嵐に巻き込まれないように対処してください。
私はドル円があがれば、ショート、売りポジションを狙います。すくなくとも
今年末までは、ドル売りが続くからです。
そして、原油の値下がりもこれから影響してきます
。
多くのトレーダーが戻り売りを狙っています。多くの人が考えるとそのようになります。チャートは思惑で動くからです。
初心者のひとは、売りばかり考えて、大きなドル高に巻き込まれて含み損をかかえないように気を付けて下さい。
9月20日配信分
日本の市場がお休みの、16日 ,
ドル円は139円をつけました。アメリカFOMCでの利下げ観測が、0.25%ではなく、0.5%になりそうだという情報からドル売りが加速したからです。
そのあと、また140円台にもどり、
17日 21:30
米国8月小売売上高(前月比)
前回1.0% (1.1%) 今回 0.1%(予想-0.2%)
米国8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回0.4% 今回0.1%(予想0.2%)
予想を下ぶれして悪い結果でした。ドル円はさがったものの、そのあとどんどんドル高になり140円から141円へと上昇します。
18日には142円台までもどります。
そしていよいよ大注目の
FOMC アメリカ連邦公開市場委員会の政策発表です。
18日深夜、 日本時間19日 03:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回 5.25-5.50% 今回 4.75-5.00%
0.5%の利下げ!
です
ドル円は141.938円から一気に140.774円へと急落します。そのあと140.452円まで落ちますが、140を割ることはなく、そこから上昇をはじめます。
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「米連邦公開市場委員会(FOMC)は9月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定した。米労働市場の回復を目指した政策シフトで積極的なスタートを切った。
会合後に公表された経済予測では、19人の当局者のうち10人が、年内残り2回の会合で少なくとも0.5ポイントの追加利下げを支持していることが示された。24年末のインフレ率については、中央値で2.3%への低下を予想。経済成長率の予想は2%へと若干引き下げられた。またインフレ率が目標の2%に低下するのは26年までないと、当局者は引き続きみている。」と報道されています。
30分後のパウエル議長の記者会見がはじまると、下がっていた、ドル円はどんどん上昇を始めます。
パウエル議長のジョークではじまった会見は、わりとハト派でした。
長期のFF金利見通しについては2.9%と、前回の2.8%から引き上げました。
パウエル議長は新型コロナウイルス禍前に長年続いた超低金利に戻る可能性は低いとの認識を示し。パウエル氏は大幅利下げが続くと考えるべきではないと注意を促したのです。しかし、それ以外は厳しい発言はなく、
ドル円はどんどん上昇して、朝方には142.714円まで、発表前よりも円安ドル高になりました。大きく売られていた、ドルの買戻しが始まります。
19日の米株式相場は大幅反発。
米金融当局がソフトランディングを成し遂げるとの期待から、よりリスクが高い資産が買われ、S&P500種株価指数は史上最高値を更新したのです。
結果、アメリカは金利の大幅値下げに踏み込みました。ドル円は発表の際には下げたものの、パウエル議長の会見がおわれば、ドル買い円売りになりました。
通貨の強弱チャートをみると、ドルと円が交互に売り買いされて、合わせ鏡のようになっています。ほかの通貨には影響がなく、今回、ドルと円がそれぞれ売りと買い戻しをされたことがわかります。
19日夜、ドル円は143927円と144円手前まで上昇したあと、下がりはじめます。
明日は、、、20日金曜日、今度は日本です。
日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
いつも、昼過ぎに発表されることの多い政策金利の発表ですが(日本は発表時間がきまっていません)
今回は昼前に11時50分ごろに発表されます。
政策金利の発表
前回 0.25% 今回0.25% 据え置きです。
142.582円にあった、ドル円は上下に動きます。しかし、その幅はとても小さく、通常のようで、発表されたの?とおもうほど、変化はありませんでした。
予想通りの据え置きでしたが、あまりに市場の反応のない。日銀会合の発表でした。そこからドル円は少し下がり始めます(円高)
実は、日銀の据え置きは想定内でした。それよりも関心があるのが、日銀のこれからの方向性、とくに植田総裁がタカ派的な発言をしており、そちらのほうが警戒されていたのです。
そのため、日銀会合前に、円高にすすみ、また発表ごも、警戒をゆるめていない円高方向のマーケットでした。
15:30
植田和男日銀総裁、定例記者会見
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「植田和男総裁は経済・物価見通しが実現すれば利上げを継続する考えを改めて表明する一方、政策判断には時間的な余裕があるとの見解を示した。」
総じて、植田総裁はハト派の内容でした。
会見が始まると、安心したように、ドル円は上昇していきます。
植田総裁は会合後の記者会見では、経済・物価の見通しが実現していくとすれば、「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と語りましたが、市場は急な金利の値上げはないと安心感がひろがりました。日銀は今年さいごの12月に利上げをすると見込まれています。しかし、その前に利上げをすることはなさそうです。まして、日本に次期首相が決まるまでは変化を起こしません。
円は見事に売られ、ドルは買い戻され、今週のドル円は143.508円で終了しました。
これからの展望
8月には会合がありませんでしたから、FOMCも日銀会合も今回の出方が非常に注目されたわけです。とりわけ、FONCの金利の引き下げ、日銀の金利の引き上げです。これを終えた市場は次の段階に進みます。
今回、アメリカが金利を下げたのにドル円は下げる前よりも上昇しています。このあたりが、初心者の人にはなかなか理解しずらいかもしれません。「織り込み済み」という表現はよく聞きますが、具体的にどうなのか、そのあたりのことは、近いうちに、コラム>「ワンニャンポイント」で話したいと思います。
現在の価格が常にその市場の適正価格だということを理解してください。
ドル円は145円くらいまでは上昇する可能性がありますが、これから140円向かっていくことになりますし、年末には130円に向かうことになると思います。ただし、その前にいろいろな不測の事態が起きる可能性がかなりあります。そのたびに、ドル円は上下します。初心者のひとは、そういうものだと、理解をすることから、ポジションをとりましょう。チャートは常に思惑で動きます。
前にも書いたように、私は為替よりも株価の方が心配です。
金利をさげたことにより、アメリカ株価は上昇します。日本株価もです。しかし、0.5%も下げなければならない理由が表には出てきていません。有名な大口投資家たちは現金化をふやして、暴落に備えている人が多いという事実を知るべきです。上ばかりを見ていると足元をすくわれるのも投資の世界です。
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9月28日配信分
先週のアメリカFOMC【米連邦公開市場委員会】と日本の日銀会合という、二つの重要な政策金利が発表され、今週は、行き過ぎた円買い、ドル売りが戻される、調整面を迎えてはじまりました。139円まで進んだドル円は144円台に戻りました。
今週は、アメリカ住宅販売件数や、スイスの金利発表などもありましたが、大きくドル円を動かすことはありませんでした。
また、木曜日に発表された「前週分新規失業保険申請件数」も予想よりは低いものの、申請数自体大きく下がることはなく、アメリカの雇用の強さをみせています。
そして、
今週一番の注目は金曜日でした。
自民党の新総裁の選挙
です。実質、日本の新首相がきまります。
9月27日
ドル円は朝から、重要な経済指標の発表前の様のように動きました。
朝に、144.7円だったドル円は昼を過ぎると急速に上昇し始めます。
自民党の新総裁選挙の開始と合わせるように、145円台になります。株価も上昇です。
9人という最多の立候補者のなかでも「石破氏」「高市氏」「小泉氏」3名の決戦と見られていました。
とくに、3人の事前の政策方針で、「石破氏」なら円高方向に、「高市氏、小泉氏」なら円安方向(株高)と見られていました。この状況をうけて、ドル円は145円を越えていきます。
1回目の投票で過半数を取る候補者は誰もいませんでした。
当然、上位2名の決選投票になります。
このとき、前評判の高った若手の「小泉氏」が脱落します。地方の党員票も地元以外ではたいしたことがなく、結果としては、マスコミでさわがれただけした。
ここで、トップをとったのは、なんと「高市早苗 氏」でした。
正直、ここまで勢いがあるとは、初の女性総理大臣の誕生か?と盛り上がります。これをうけて、ドル円も146円を越えて上昇します。
そして、運命の決選投票!
なんと、議員票も党員票も石破氏が上回り、新総裁に選出されました。
石破茂氏 215票 高市早苗氏 194票
実質、「石破茂首相」の誕生
です。
このとき、ドル円は急降下!!
146.174円から143.514円まで落ちます。その後もドル円は円高ドル安方向にすすみ、最終的には142.756円までおちることになりました。株価も爆下がりです。
まるで、予想外の数値をだしたアメリカの重要経済指標の発表のようでした。
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その日の夜、アメリカでは月末の重要指標、PCFデフレターが発表されます。
09/27金21:30 発表
PCEデフレーター
8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) 前回2.5%’ 今回2.2% (予想 2.3%)
米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) 前回0.2% 今回0.1%(予想 0.2%)
米国8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) 前回2.6% 今回 2.7%(予想2.7%)
予想を下回りました。
しかし、その数値はわずかです。コアデフレーターは予想通りで、大きく動く数値ではありませんでした。
ドル円は 143.166円につけていました。上下にわずかに動きましたが、大きくは動かず、そのあとドル安方向に下がっていきました。
ほぼ予想どおりの展開で、マーケットは、今までの見方を変えることはない形でした。
「PCEコア価格指数は前月比ベースで3カ月ぶりの低い伸びとなった。3カ月間の年率では2.1%上昇と、米金融当局のインフレ目標に沿った水準となった。個人消費支出は前月比0.2%増(市場予想0.3%増)。インフレ調整後の実質PCEは同0.1%増(予想に一致)した。貯蓄率は4.8%と、前月より低くなった。」と報道されています。
8月のPCE価格指数は、景気の冷え込みが広範囲に及んでいることを示唆しています。住宅とエネルギーを除くサービス価格は前月比0.2%上昇と、2カ月連続で同じ伸び率。食品とエネルギーを除く財の価格は0.2%低下と、3カ月ぶりの大きさで下げでした。
こうして、今週のドル円は142.150円でひけました。
来週は
30日月曜日は、月末です。おなじみ月末フローがふきますから、ポジションどりにきをつけてください。初心者はお休みしてもいいと思います。
いよいよ10月になります。今後の展開はどうなるのか?
やはり、今のこの流れが継続するとみています。
高市首相が誕生すれば、かなり展開はかわりましたが、石橋氏が首相を就任することで、安定した流れが生まれます。
アメリカの利下げもかわりません。ドル円は調整で戻ったら売りショートで行きたいと思います。
気になるのは中東情勢です。イスラエルが戦火をひろげています。この機会に反イスラエル勢力を一掃したいのでしょうが、やりすぎは、必ず遺恨をのこします。思わぬ展開が待っていないといいのですが、、、、
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<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません
*最近、「負けないトレーダーになるワンニャンポイント」でテクニカルの話をはじめました。だだし、長すぎるので補足やポイントの説明です、必ずテクニカル手法の全体を勉強して臨んでください>
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