負けないトレーダーになる ワンニャンポイント! シーズン➀
「ひじきのFX]より連載分のまとめです
その1 トレードにスマホは使用しない。
毎日のトレード、ポジション取りに何を使っていますか?必ずパソコン(PC)を使ってください。スマホは使いません。今、多くのスマホを利用したトレードアプリが出回っています。証券会社もスマホで出来るトレードアプリや手法を案内していますが、利益をだしたいなら、PCを使うことをお勧めします。スマホは、確認や利確のみに利用し、ポジション取りをするときは必ずPCをつかってください。勝率が全然違います。
その2 ( No,2)インジケーターは大事です
「トレーディングビユー」「MT4,MT5」を利用しましょう。
トレードをしようと考えるときに、いろいろな判断をするために利用するインジケーターは上記の二つです。FX証券会社に登録するとインジケーターを無料で使えますが(証券会社によっては上記のインジケーターを利用できるところもある)証券会社のものはポジションをとるために使い、
相場の動向やポジション取りの戦略を考える場合には専業トレーダーがりようしている「トレーディングビュー」「MT4」を利用しましょう、これ常識です。まだの人は利用しましょう。
No,3 通貨ペアを複数持つ
初心者は、トレードにどの通貨ペアを選ぶのか、だいたいは「ドル円」です。もちろん、これでいいのですが、現在のように「ドル円」が儲けにくいときには他の通貨ペアでトレードをする必要があります。
そのときに、突然、初めての通貨ペアでトレードをしてもなかなか利益はでません。むしろうまくいかなくて損失をだします。ある程度、その通貨ペアの特徴や傾向を体感として経験していないとうまくいかないものです。
ですから、ある程度慣れたら「ドル円」以外の通貨ペア「ユーロードル」や「ユーロー円」などを経験しておくべきです。
「ポンド」の通貨ペアは人気があります。しかしそれは動きが大きくボラが高いからで、初心者にはあまり向きません、ある程度慣れてから(1年後くらいから)選んだほうが良いかもしれません。(私は初心者のころに、ポンドでやられて、トラウマにになってますWW)
いつでもほかの通貨ペアで取り組めるようにしておきましょう。
No,4 最低限必要なインジケーター オシレーターを持つこと
あなたはトレードをするときに、ポジション取りの参考に、どのようなテクニカルのために、インジケーター、オシレーターを利用していますか?
トレーダーは、たくさんのインジケーターを利用していますが、そのなかでも必ず入れているインジケーターがあります。
代表的なものを紹介します。
初心者の人で、もしそのテクニカルを知らない、利用した事が無いなら、これを機に是非入れてみて下さい。
それは
「ボリージャーバンド」「一目均衡表」「MACD] 「RSI] 「ピポット」
どのようなものなのか?どのように利用をすると有効なのか?ネットやユーチューブで解説をしていますので、必ず見て下さい。
(ここではあまりに長くなるので解説はしません)
これらは最低限必要な、基本的なものと思って構いません。
もしも知らないなら、あなたはスタートラインから下がって走ろうとしているようなものですよ。
No,5 始めた1年は、最低数量、1ロットで行う
あなたはトレードをするとき、何?ロットでポジションをとっていますか?
もちろん、用意した金額で貼れるロットは決まってきます。しかし、大きなお金を用意したから勝てるわけではないのがFXです。
まず、当面、出来れば1年は10万円で、1ロットで勝負してみて下さい。確かにロットが少ないと勝てる金額は少ないです。しかし、それよりも負ける金額も少ないといういう事が重要です。
つまり、それほど最初の1年はトレードで負けることが圧倒的に多いからです。
なぜか、ロットを増やすと負けてしまうのがFXのトレード、そんなことありませんか。
経験値を自分の中で高めて、負けなくなってからロットを増やす、これ基本です。
No,6 あなたはいつトレードしていますか?
トレード時間に注意しましょう。東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場、それぞれの開始時間はご存じかとおもいます。
ここでは特に気を付けたい、動きやすい時間、とくに上にも下にも大きく動きやすい時間というものがあります。
日本> 9時~9時50分
ロンドン> 午後4時~5時(日本時間)
ニューヨーク>午後9時~11時(日本時間)
この間にトレードするとマーケットが活発に動くので利益を獲りやすいです。同時に、アーリーロンドン勢のような仕掛けてくる動きも多いので注意しましょう。
No,7 ポジポジ病を自覚する
「ポジポジ病」というものがあります。初心者なら必ずかかる、不治の病です。
そう、無意味にトレードのポジションをとり、それにより利益を失うことです。FXトレードする人は必ずといって、この症状を起こします。(私もなりました、しかもかなり重症でした)
初心者は、とりあえず安易にポジションをとるので、負けます。負けて悔しくて、取り返すために、またポジションを取り、また負けてしまうという悪循環に陥ります。
トレードで利益を上げていない人は、ほぼ確実にこの100%ポジポジ病です。まず、自分がポジポジ病であることを自覚しましょう。
そこからどうやってポジポジ病から脱出するにはどうしたらいいのか?真剣にかんがえて対処してください ひとそれぞれで理由と原因があります。みんなに共通して直せる方法は存在しません。各自のメンタルによりますから、自分で治すしか手はないのです。
ポジポジ病を克服できなくても、症状が出ないように抑えることはできます。それが負けないトレーダーになる必須条件です。
No,8 「通貨の強弱チャート」を利用しましょう。
主な通貨、ドル、円、ユーロ―、ポンド、カナダドルなどの、通過の動き、強さをあらわすチャートがあります。
たとえば、ドルがほかの通過とくらべてどれだけ買われているのか、売られているのか、を見ることができます。多くのトレーダーが常にみているものです。もしも、まだ利用していないようなら必ずダウンロードや画面で確認できるようにしておきましょう。
(*検索すればすぐに出てきます)
今回も4月5日の中東の地政学的リスクを示すように、チャートをみると、そこで、スイスフランと円が大きく買われているのがわかります。
このように各通貨の強さと弱さが一目で見れますので、これをもとに、通貨ペアを決めている人もいるくらいです。ぜひ利用しましょう。
<特別編>
冒頭に書きましたように、「初心者のための~」というわりには、丁寧ではありませんでした。それは、例えば、今回の「CPI」という略字も、そのまま書いて、(消費者物価指数)という注釈をいれないで、文章をすすめていました。
つまり「CPI」の意味が分からない人は、自分で調べてCPI=アメリカ消費者物価指数ということを頭に入れてほしいと思ったのです。
FXにはいろいろな基本用語があります。加えて、経済用語やニュースで流れる用語など、たくさん覚えておかないと理解できない用語や名称がたくさんあります。
初めての人には大変ですが、これは基本で、これぐらい覚えて知らないようではとてもとてもFXをやって稼いでいくなんて無理な話だと私は思っています。
よく「クレクレ君」という、ちょっとした蔑称があります。
つまりなんでも「教えてくれ」「おしえてちょうだい」と、人に尋ねるばかりで自分では何もしようとしない人をさします。
これはそういう人のことを見下した表現です。
始めたばかりの人は無理もないのですが、若い人だけでなく、けっこう年配の人も多いです。しかし、これは自分の努力なしに、手軽に儲けたいという心理の表れでもあります。
わからないことを人に聞くのはいいですが、なんでも教えてもらえると思っていたら、それは間違いです。
自分自身が努力をしないと大事なお金を一瞬で失う厳しい世界がFXです。
そんな態度では遅かれ早かれお金を失い退場して、他人のせいにして文句を言うだけの人になるでしょう。
みなさんにもそうなってほしくはありません。
正直、1年は勉強みたいなものです。用語もファンダメンタルも、テクニカルも一通り勉強して、実践して、ようやく基本です。
そこからようやくスタートです。はじめて1年で爆益なんで不可能です。(たまに1年以内に爆益をするひとがいますが、数年後全てを失います、ほんとうにそうなります)
がんばって、あわてずに自分のスタイルを作っていきましょう。
No,9 自分なりのルール10原則をつくりましょう。
トレーダーの多くが、マイ、ルールを作っていると思います。
たとえば、「トレードする時間は○○○○にする」「ポジションは成り行きでなく、IFOを使う」「月末はトレード控える」などなど、わたしも、自分で10か条のトレードルールを作り、それを紙に大きく印刷して、壁にはっています。
つねに、自分が見て、気づくように、です。
多分、みなさんも経験するとおもいますが、このルールを自分で作りながら、ルールを忘れ、ルールをやぶり、あせってトレードをしてしまい、そして負けてお金をうしなうこと。(何のためにルールを作ったんだ、と反省しますが負けた後です)
ほんとうに、あるある、なんです。
ネットを調べると、いろな人の、有名なトレーダーのルールがあります。それを参考にして、自分なりの 守るべきルール○○か条をつくりましょう。そしてそれを貼りだして、必ず守ることです。
No,10 トレードを休むことを覚える
初心者のころは、毎日トレードをしているとおもいます。とくに、始めた頃は夢中になり、土日の休場がもったいないくらいに感じたりします。
しかし、みなさんお気づきのように、ポジションを取りすぎることが損失を招く一因になっています。
お正月や、このゴールデンウイークをトレードしないと、決めているトレーダーは多いのです。
今回は「為替介入」がありましたが、そうでなければお休みしています。
トレードをしない日、しない時期、ということが利益を増やすためにも、とても重要だときづけると、あなたの収支が増えます。
一度、よく考えてみましょう。
No,11 <参考になるWEB媒体、記事>
ファンダメンタルを考えるうえで、トレーダーが読んでいる(見ている)メディアの記事や、WEBページがあります。
「Bloomberg」
「日本経済新聞」
「ロイター」
などがあります。このほかにも、「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 -ニュース-ビジネス ...」や「CNN」などたくさんありますが、
必ず、自分のPCや、スマホにいれておきましょう。
特にここでヘッドラインのニュースがながれたり、政府機関のリーク記事がながれたりすると、大きく相場が動きます。なにより、多くのトレーダーや為替関係者がみていますから、影響力はとても大きいです。
「知らない、見たことない」 という人はその時点ですでに遅れて、負け組になっていることを自覚しましょう。
<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>