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2023/8/22

三日坊主系男子

今更だが日記をつけるのはめんどくさい。そう感じるいくつかの理由が僕の心には存在している。まず第一に、文章の上達が見えづらいからモチベーションが上がらないという点だ。スポーツであれば毎日練習していたら昨日はできなかったことができた、みたいなことがあるかもしれないが文章だとそうはいかない。昨日は書けなかった文章が書けた、そんなことを感じられる感性を持ち合わせている人間はまれだろう。僕のような鈍感野郎は、なんか昨日もこんな文章書いた気がする~、くらいしか感じ取れないのである。ちなみに毎日同じ文章を書いているのは事実なので、さっさと次のステップに進め。第二にの理由は、帰ったら寝たいからだ。基本的に仕事が終わって帰ってなんやかんやして寝る前に日記を書くことにしているのだが、定期的にご飯を食べた後に寝落ちイベントが発生している。寝落ちしてしまうと眠気もすごいし、入眠時間も遅くなってしまうしで日記を書くという精神的な余裕がなくなってしまうのだ。特に僕のようなこれまでの人生を甘ったれ洟垂れ小僧として生きてきたような人間は、目の前の不安と誘惑に弱い。したがって、そのまま夢の世界へと旅立ってしまう、ベッドと枕だけが友達なのだ。第三の理由は、単純に書くことがないからだ。感受性が死に倒している僕は、街で好みの顔を見たときくらいにしかテンションが上がらない体になってしまっている。そんな僕が、日記に記録したいと思えるほど心動かされるような出来事に日々の中で邂逅するのは至難の業なのである。

ここまでつべこべ言いながら日記を書けない理由を考えてきたが、日記をつけたい理由もある。それは文章を考えるのが楽しいというものだ。個人的にはもっとおもしろい文章を書いて、カリスマブロガーになりたいと思っている。後半は嘘である。そもそもブロガーって死語では? とりあえず何かおもしろいものを探すことや自分の意見を上手く言語化するための訓練だと思って日記を続けていきたい。心が死んだままで残った人生数十年を生きるのは退屈だろうから、箸が転がっただけで大笑いできるような気色悪いメンタルを身に付けることを目標に生きる。これが僕のモチベーションってことで。

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