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【マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!】世界で一番尊い兄弟だと思うんです


私は通りすがりのマリオオタク。
明けましておめでとうございます(激遅)。

「スーパーマリオRPG「ペーパーマリオRPG立て続けに蘇り我々マリオオタク達を狂喜乱舞させてきたマリオのRPG作品ですが、ついにこのシリーズもまさかの復活を遂げました。そうです、「マリオ&ルイージRPG」です。

2003年に1作目が発売されてからリメイク含めて7作品発売していた「マリオ&ルイージRPG」シリーズ。私も抜けている作品や未クリア作品はありつつも沢山遊ばせて頂いておりました。しかし開発会社が倒産してしまい新作を遊ぶことはもう出来ないのではないか…と言われておりました。
そんなシリーズが2024年11月に華麗なる復活を遂げました!それが「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」です!『令和の時代に3大マリオRPGが復活する』なんて誰が予想出来ただろうか。

という事で2025年最初のnoteは「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」の感想文になります!本当は2024年の締めとして書きたかったんですけど、ストーリーのボリュームがとんでもなさ過ぎて2024年内にクリア出来ませんでしたぁ!その辺りも含めて「このシーンとか凄く良かったよねェ…」と思ったことを中心に書いて残していきます!


※ストーリーのネタバレを多く含みますのでご注意下さい!!今回は特に終盤のムービー画像も沢山使用しておりますので、クリア後の閲覧を強くオススメします!






バトルは兄弟の連携パワーで!

まずはバトルシステムについてですが、基本は従来と変わらずコマンドブロックを叩いて攻撃方法を選ぶターン制のバトルです。戦闘画面を見ると「あ〜これこれ!やっぱりマリルイのバトルと言えばこの画面だよね〜!」という気持ちにさせてくれます。

戦闘画面 安心する〜

マリオはAボタン、ルイージはBボタンをタイミング良く押すことでジャンプ攻撃やハンマー攻撃を繰り出します。今作は通常のジャンプ攻撃・ハンマー攻撃も兄弟で連携して繰り出してくれます。控えめに言って最高です。

片方が高く上げてアシスト

アイテムを利用し強力な連携技を行うブラザーアタックも健在。お馴染みのアカこうらやミドリこうら、過去作にも登場したスピードボムやはね〜るメット、完全新規のどっちかエッグやサンダーダイナモなどなど…どの技も兄弟の息を合わせた連携が光る攻撃となっています。
ちなみに私が愛用していたお気に入りブラザーアタックはフラッシュクロックです。好きな理由ですか?そんなん決まってますやん…めちゃくちゃかっこいいからですよ。兄弟が敵の元に高速移動してハンマー攻撃するので、どちらが近付いたのかを素早く判断してボタンを押すって感じなんですけど…演出が最初から最後までずっとかっこいいんですよ。ブラザーアタックって全体的に愉快で楽しげな雰囲気がある印象だったので、こんなにかっこよさ全振りの連携見せられちゃったら惚れるしかないんですよね。

かっこよく撮りたかったけど難し過ぎた
最後の同時攻撃も好き

そして今作のバトルで重要となる新要素が「バトルプラグ」です。このアイテムを装着すると攻撃の強化や防御面でのサポートなど色々な効果を受けることが出来ます。種類も豊富に存在しており、組み合わせ次第でさらに強力な効果になったりもします。このバトルプラグを上手く使わないと勝てないようなバトルもちらほら挟まってきます。私は攻撃系のプラグを沢山付けて無双する遊びをやってました。やはり力でねじ伏せるのが一番楽しいですからね。(脳筋の考え)




フィールドでも兄弟で連携!

今作の舞台となるのは大地がバラバラに分かれてしまった「コネクタルランド」という世界です。マリオブラザーズはコネクタルランドを元の姿に戻すために漂流島となった大地を巡り、拠点である船島と繋げていきます。
様々な特徴を持つ島々を探索する際にも、兄弟の連携が欠かせません!特にルイージは仕掛けの解き方を唐突に閃く「ルイージセンス」で道を切り開いてくれます。ルイージセンスはフィールドだけでなくボス戦でも大ダメージを与えるきっかけをくれたりします。弟が頼もしくてあたしゃ嬉しいよ…。

閃いた時のポーズは複数あるよ どれも可愛い

あと「マリオ&ルイージRPG」のフィールド探索と言えばコレ!ブラザーアクションですね。兄弟が力を合わせて行う特殊アクションであり、今作ではUFOになって浮遊したりボールになって移動したりファイアボールやアイスボールを投げたりして進めることが出来ます。今更疑問に思うことではないと思うんですが、UFOやボールに変形するってどういう体しているんだろうな。深いことは考えない方が良いですね。

UFOになる前に手を繋ぐの可愛いね

物語を進める基本的な流れとしては、『船島から漂流島へ大砲で吹っ飛ぶ』→『島を探索し灯台を見つけて船島と繋げる』→『新しい海流を見つけて漂流島を探す』…これを繰り返していくのですが、その間にも様々な遊び方が出来るようになっています。
「コネクタルランド」の住人達が抱えるお悩みを解決するサブエピソードや、過去作を遊んでいる方はニヤニヤ出来ちゃう岩礁探しなど、ストーリー攻略の合間に楽しめる要素もいっぱいです!

サブエピソードの一つ 黄色い全裸
だそうです
岩礁探し コイツは…ウッ

あとこれは多分個人的に楽しんでいた要素なんですがせっかくなので紹介します。先程書いたように船島から漂流島へは大砲で飛んでいくんですが、この時マリオは毎回華麗に着地するのに対してルイージは毎回面白い方法で着地するんですよね。驚くことに毎回全く違う方法です。バリエーション豊富です。なので新しい島が見つかる度に(次の着地どうするんだ…?)と期待しながら出発していました。こういったコメディ要素も健在なのが素晴らしい…。

なんか見た事ある着地





「キズナ」で繋ぐストーリー

ここからは今作のストーリーで好きなところを語り尽くしたいと思います。
まずはこのシリーズ共通の大好きポイントなんですが、兄弟の絡みがとにかく可愛いところですね。特に今作は歴代一番と言っても差し支えない程に兄弟の仲の良さがストーリー中に散りばめられています。あくまで個人的な感想なんですがね。

嬉しそう

だって最序盤に見るのが「弟が居なくて幻覚まで見るようになっちゃう兄」なんだぞ?何言ってんだってなるかもしれませんが本当なんですって。こんな感じ(?)で最初から兄弟のキズナが分かるシーンが盛りだくさんなのです。そう、今作のストーリーテーマは「キズナ」という事でこの先も兄弟の可愛いシーンが続きます。漂流島を無事繋げた際には二人で手を繋いで大はしゃぎしたり、時折挟まるダンスのミニゲームでは息ピッタリのダンスを披露したり…。戦闘中は先程紹介したように通常攻撃でも協力し合ったり、ブラザーアタックやブラザーアクションの細かい所作も可愛かったり…。これでもかと兄弟の魅力が詰め込まれています。

島を繋げるシーン 可愛い
ダンスシーン 可愛い
二人で笑い合うシーン 可愛い
終盤の大砲ぶっ飛びシーン 可愛い

画像説明で可愛いしか言ってねぇじゃねーか。語彙力が欲しいです。
また、今作には全く新しいオリジナルキャラクター達が登場しているのですが、彼らもまぁ個性が爆発しています。ストーリーやサブエピソードで彼らと交流しながら「キズナ」を育んでいきます。味方キャラだけでなく敵キャラもなかなか個性が濃い。今回のストーリーを彩ってくれています。

ストーリーでも大活躍(?)のグズグズ団
駆け落ちカップルのシバレル&アッチーノ
憎めない敵キャラ ボルドルド隊
全然名前を覚えない親玉ゾケット もはや誰だよそれ

勿論マリオシリーズお馴染みのキャラクターも活躍しますよ!例えば序盤で合流するピーチ姫は上画像のグズグズ団に加入し、別行動で島を繋ぐサポートをしてくれます。ぶっちゃけこの別行動中にいつもの如く攫われたり悪用されたりするんだろうな…とか思ってしまっていたんですが、今回は合流してから最後まで無事でした。誠に申し訳ございませんでした。…ただし自分から攫われに行くというとんでも行動はやりました(そういう作戦です)。

ここめっちゃ笑った
そりゃそういう反応になるわ

そうそう、画像で何度も出しておりますが「マリオ&ルイージRPG」シリーズじゃもうお馴染みイエロースターも登場しております。嬉しいですね!サブエピソードではかつて共に冒険したクッパとの絡みも見れますよ。楽しかったなぁ「RPG3」。ラスボス戦が楽し過ぎて何度も戦ってたっけ…。

過去作要素もりもりで助かる

…とこんな感じで愉快な仲間達と交流を深めながら散らばった漂流島を繋げていくのです。思わず笑っちゃうような面白いシーンも沢山含まれていて、これぞマリルイRPG!という感じのストーリーでしたね!

………と油断していると唐突に投げられるんですよね。お前の癖に刺してやるぞと言わんばかりの絶望展開が。
(ここからちょっぴりうるさくなるぞ!注意してくれよな!)




「キズナ」で絶望を跳ね返せ

さぁここからは癖全開の終盤ストーリー感想だ!!深淵につっこむぞつかまれッ!
島を粗方繋ぎ敵の拠点であるゾケット要塞を攻略した兄弟に襲いかかるのは、ゼツエンタイ(浴びた者の性格を豹変させ孤独になることを望むようになるエネルギー)を浴びて凶暴化するクッパ!…まぁこの辺は過去作の経験からやりそうだなぁとは思っていました。問題はここからです。

クッパ撃退後、訳あって一度追い出されてしまうので再度要塞に乗り込みゾケット戦に入るのですが…ここからがやばい。

うわああああああ

まずはこれ。兄弟のどちらかが洗脳状態になります。この手のネタが大好きなオタクはこのシーンで無事情緒が壊されました。よ〜く見ていただくと目が赤くなっております。たまんねぇ!!(大声)

真打登場

無事ゾケットを倒した後も怒涛の展開は続きます。真の黒幕ボッチアー二が誕生し、コネクタルランドの住人達を白い花のようなもので拘束します。拘束された人は映し出された自身の理想の世界をただ一人で楽しむような状態になるとの事ですが、この絵面がエグい。白い花が頭に被さりプラーンとぶら下がっているような状態になるのです。こんな状態の住人達があちこちに居るんですよ…しかもNPCだけでなく共に冒険していたメインメンバーも容赦なく同じ目に遭わせるのだから恐ろしい。これ子供が見たら普通に泣くと思うが?

ヒエッ…

この状況を打破するために「キズナ」の力が必要との事で、兄弟は繋げた島を巡り「キズナ」の力を集めボッチアー二の拠点を攻略するのですが、衝撃展開はまだあるのです。なんと兄弟二人も他の住人と同じような状況…つまり白い花が頭に被さりプラーン状態になり幻想のキノコ王国を見せられてしまうのです。この時の演出がさ…怖過ぎてどうにかなってしまうところでしたよ…。幸いにも早い段階で幻想の世界だと気付き自力で脱出することが出来たのですが…違和感ありまくりのキノコ王国に「誰やねんお前」と突っ込みたくなるクッパ達の変貌っぷり、少しずつおかしくなっていくBGM…恐怖と絶望をひしひしと感じる演出でした…。
…まぁでも…正直めちゃくちゃ大好きですこういう展開。じゃなきゃこんなに語っていないんだわ。

景色自体はとても綺麗
ここのキノピオ怖い
えぇ…?
エグ過ぎ

幻想から抜け出した後はお怒りのボッチアー二と対峙し、ラスボス戦に突入…といった流れになるのですが、初めてゾケット要塞に潜入してからここまで辿り着くのにかなり時間がかかりました。そうなんです、今作のストーリーは本当にボリュームがとんでもないのです。その上であの絶望の展開…ストーリーの闇深さは「RPG2」並かそれ以上だと思っております。人の心がないのでしょうか?

最後のタイトル回収は熱かった


ところで…

幻想のキノコ王国を抜け出す直前でピーチ姫がこのように引き留めてくるのですが…この時「はい」を選んだらどうなっちゃうんでしょうね?きっとゲームオーバーになるよなぁと思いながら普通に「いいえ」を選択したんですけど、やっぱり気になるんですよね…あのまま白い花に囚われて理想の世界で暮らすんでしょうか…そう考えるとゾクゾクしてきませんか??
…手遅れになる前にここで止めておこう。




あとがき

いかがでしたでしょうか。最後の感想はちょっと(?)暴走気味でしたが書きたいことは大体残せたかなと思っております。
マリオのRPG作品を3作遊んで感想を書いてきましたが、とりあえず全てしっかりエンディングまで走り切ることが出来て良かったです!2025年も沢山の素晴らしいゲームに出会えるといいなぁ。

…この感想文を書いている間に公式からswitch2の特報が投げられたので、今年もきっと豊作になりそうですね!!(満面の笑み)


クリア後のタイトル画面 最高

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