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ブラックバイトから身を守る!入社前にチェックすべき10のポイント

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「高時給」「シフト自由」「未経験歓迎」 …そんな魅力的な言葉に惹かれて応募したアルバイト先が、実は「ブラックバイト」 だったら…。
入社してから後悔しないためには、事前にしっかりと情報収集し、ブラックバイトかどうかを見極めることが重要です。
この文章では、ブラックバイトから身を守るために、入社前に必ずチェックすべき10のポイントを、弁護士監修のもと、詳しく解説します。
「ブラックバイト対策室」 が蓄積してきた知識と経験を基に、求人情報、面接、労働条件など、様々な角度から、ブラックバイトを見抜くためのヒントをお伝えします。
この文章を読めば、あなたもブラックバイトに騙されない!
充実したアルバイトライフへの第一歩を踏み出しましょう。

【もくじ】

  1. 求人情報:5つのチェックポイント

    • 1-1. 「好条件すぎる」求人情報には要注意!

    • 1-2. 曖昧な表現、具体性のない仕事内容は危険信号!

    • 1-3. 募集が長期間または頻繁に出ている

    • 1-4. 労働条件が明確に記載されていない

    • 1-5. 応募方法や連絡先が不明瞭

  2. 面接:3つのチェックポイント

    • 2-1. 面接官の態度や言動に違和感がないか?

    • 2-2. 具体的な労働条件を説明してくれるか?

    • 2-3. 質問に対して、はぐらかさずに答えてくれるか?

  3. 労働契約:2つのチェックポイント

    • 3-1. 労働条件通知書(雇用契約書)を交付してくれるか?

    • 3-2. 労働条件通知書(雇用契約書)の内容は適切か?

1. 求人情報:5つのチェックポイント

求人情報は、ブラックバイトを見抜くための最初の関門です。
以下のポイントに注意して、慎重に確認しましょう。

求人・採用・育成のプロが教える 働きたい会社 辞めたくない会社

1-1. 「好条件すぎる」求人情報には要注意!

  • 「高時給」「即日払い」「誰でもできる簡単作業」 など、他の求人と比べて、明らかに好条件すぎる場合は、注意が必要です。

  • 特に、経験やスキルを必要としない仕事で、異常に高時給な場合は、疑ってかかりましょう。

  • 世の中、そんなに美味しい話はありません。「楽して稼げる」という甘い言葉には、必ず裏があると考えましょう。

1-2. 曖昧な表現、具体性のない仕事内容は危険信号!

  • 「アットホームな職場」「やりがいのある仕事」「頑張り次第で高収入」 など、抽象的で曖昧な表現ばかりが並んでいる求人情報は、危険です。

  • 具体的な仕事内容、勤務時間、給与、待遇などが明確に記載されていない場合は、ブラックバイトの可能性があります。

  • 特に、「仕事内容:その他」「別途応相談」といったように、肝心な情報が伏せられている場合は、要注意です。

1-3. 募集が長期間または頻繁に出ている

  • 常に求人募集している、または、短期間に何度も募集をかけている企業は、人材が定着しない可能性があります。

  • 人手不足、大量採用などの理由も考えられますが、労働環境に問題があることも考えられますので、注意が必要です。

  • 気になる場合は、過去の求人情報なども調べてみましょう。

1-4. 労働条件が明確に記載されていない

  • 労働時間、休憩時間、休日、給与、残業の有無、社会保険の加入など、労働条件が明確に記載されていない求人情報は、避けましょう。

  • 特に、「応相談」 という表現が多用されている場合は、要注意です。

  • 労働条件は、働く上で最も重要な情報です。不明瞭な場合は、応募前に必ず確認しましょう。

1-5. 応募方法や連絡先が不明瞭

  • 応募方法が、個人携帯への連絡や、SNSのダイレクトメッセージのみとなっている場合は、注意が必要です。

  • 会社名、所在地、固定電話番号などが明記されていない場合も、避けた方が良いでしょう。

  • 実態のない会社や、違法行為を行っている会社である可能性があります。

2. 面接:3つのチェックポイント

面接は、ブラックバイトかどうかを見極めるための重要な機会です。
以下のポイントに注意して、面接官や会社を観察しましょう。

2-1. 面接官の態度や言動に違和感がないか?

高圧的、威圧的な態度 で接してくる。

  • 「すぐに辞める人は困る」「いくらでも代わりはいる」 など、労働者を軽視するような発言をする。

  • 目を合わせようとしない、早口でまくしたてる など、挙動不審な点がある。

  • このような面接官がいる会社は、ブラックバイトである可能性が高いです。

2-2. 具体的な労働条件を説明してくれるか?

  • 面接時に、労働時間、休憩時間、休日、給与、残業の有無、社会保険の加入など、具体的な労働条件を説明してくれるかどうか、確認しましょう。

  • 「実際に働いてみないとわからない」「人によって違う」 など、曖昧な説明しかしない場合は、注意が必要です。

  • 労働条件通知書(雇用契約書) を提示してくれるかどうかも、確認しましょう。

2-3. 質問に対して、はぐらかさずに答えてくれるか?

  • 労働条件や仕事内容について質問した際に、はぐらかしたり、曖昧な答え方をしたり、不機嫌になったりする場合は、要注意です。

  • 「そんなことは、入社してから考えればいい」「細かいことを気にする人は、うちには合わない」 などと言われたら、危険信号です。

  • 誠実な企業であれば、どんな質問に対しても、丁寧に答えてくれるはずです。

3. 労働契約:2つのチェックポイント

労働契約を結ぶ際には、以下のポイントを必ず確認しましょう。

3-1. 労働条件通知書(雇用契約書)を交付してくれるか?

労働基準法では、労働条件を明示することが、使用者の義務として定められています。

  • 労働条件通知書(雇用契約書) を交付してくれない会社は、法律を守る意識が低い、ブラックバイトである可能性が高いです。

  • 口頭での説明だけでなく、必ず書面で交付してもらいましょう。

3-2. 労働条件通知書(雇用契約書)の内容は適切か?


労働条件通知書(雇用契約書)を受け取ったら、以下の項目が明記されているか、そして、その内容は適切かどうか、必ず確認しましょう。

  • 労働契約の期間

  • 就業の場所、従事すべき業務の内容

  • 始業及び終業の時刻、所定時間外労働の有無、休憩時間、休日、休暇

  • 賃金の決定、計算及び支払いの方法、賃金の締切り及び支払の時期

  • 退職に関する事項(解雇の事由を含む)

特に、以下の点に注意してください。

  • 求人情報や面接時の説明と、食い違いがないか?

  • 労働時間に対して、休憩時間が適切に設定されているか?

  • 残業代の計算方法が明記されているか?(「固定残業代」が、どのような場合に、何時間分支払われるのか、必ず確認しましょう)

  • 休日、休暇の取得方法が明記されているか?

  • 「違約金」「損害賠償」などの項目が、一方的に労働者に不利な内容になっていないか?

もし、労働条件通知書の内容に疑問がある場合は、その場でサインせずに、労働基準監督署や、弁護士などの専門家に相談しましょう。
最後に
この文章で紹介したチェックポイントを参考に、入社前にしっかりと情報収集を行い、ブラックバイトを回避しましょう。
「おかしい」「不安だ」 と感じたら、その直感を信じてください。
ブラックバイトに入社してしまうと、心身ともに疲弊し、大きな不利益を被ることになります。
あなたには、より良い労働環境で、充実したアルバイトライフを送る権利があります。
「ブラックバイト対策室」は、あなたのアルバイト生活を応援しています。


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