カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 ドラムを聴いてタイム感を養おう(その2) b labo vol.18
ドラムを聴いてタイム感を養おう(その2)
4拍をちゃんと感じられるようなったら次は4小節を意識してみましょう。
ほとんどの楽曲はイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ・・・みたいな構成になっていて、またほとんどが4小節単位で整理整頓されているものです。
ex.イントロ(4小節)Aメロ(8小節)Bメロ(4小節)サビ(8小節)・・・
Aメロが5小節、Bメロが6小節、サビが7小節・・・なんていう曲はまず存在しないのです。
基本的に曲というものは4小節ごとに繰り返される、または次の展開へいく、このことを絶対に覚えてください。
そして節目である4小節目のところにはドラムフィルがあったりシンバルがあったりと、なんらかの仕掛けがあるものです。
「もう一回繰り返すよ」とか「はい次の展開いくね」と教えてくれる役目もあるので、ドラム以外の人も注意深く聴く癖をつけることをお勧めします。
さて4小節という単位とは「1・2・3・4」×4
ということですが全部数えるなんてことはできやしません。
これはもう訓練するしかないのですが、はっきりと数えなくても
「いま4小節目、8小節目、12小節目」という具合に感じられるようになることが大切です。つまりこれこそが「タイム感を養おう」ということなのです。
特にジャズセッションのアドリブのときなどは重要です。
拍と小節を見失ったらどんな凄腕のミュージシャンでも思うようなプレイができなくなってしまう。
北斗の拳においてケンシロウは一度カイオウに敗北しましたよね。
「暗流天破・・・位置がつかめぬ」
b laboは一子相伝ではありませんので、どうぞ安心してお越しください。