イメージから始まる物語
さて、イメージとテーマについてお話ししましたが、これは必ずしも両方最初からそろっている必要はなく、イメージがあってテーマを立ち上げるということも、テーマに沿ってイメージを作り出すことも可能です。
まずどちらかについてしっかり理解を深め、そこからもう一方を導き出していきましょう。
ケーススタディとして自作についてお話しますと、『チュウレンジバチと薔薇』という小説は、
「パンケーキ人気店に並んでいる普段着の男の子」
というイメージから書き始めました。おしゃれな街のおしゃれなパンケーキ専門店に、おしゃれをした女の子やカップルが並んでいる中に、平気な顔をして、ちょっと浮いた格好の青年が混ざっている、というイメージです。
このイメージから、特に描きたい部分はどこか考えていきます。
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