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自転車で信号無視の10歳児が車と衝突「過失割合100%」保護者に賠償リスク

Yahoo!ニュースで、『自転車で信号無視の10歳児が車と衝突 「過失割合100%」 保護者に賠償リスク』という記事がありました。

自転車と車の交通事故の場合、一般的には車の過失割合が大きくなるのですが、赤信号を突っ込んできた今回のケースは自転車にもかなりの過失が出ます。

判例タイムズを見ると、自転車赤信号・四輪車青信号のケースになり、一般的には自転車:四輪車=80:20と自転車側に8割の過失が出ます。

さらに今回の事故は、修正要素の「児童等・高齢者」-10パーセントが適用されるので、自転車:四輪車=70:30になり、四輪車のドライバーからすると理不尽な結果となるのが普通です。

ただ、今回の四輪車のドライバーは慎重な方だったようで、青信号なのにアクセルペダルを踏まず、徐行して交差点に進入し、ぶつかった時に車はほぼ停止状態だったそうです。

ケガの状態や損害箇所などを調べれば、スピードが出てなかったことは証明されるでしょうが、ドラレコがなければ100:0になったかどうかは分かりません。

ドラレコは付けておくのをお勧めします。

児童側から考えると、ご家庭で個人賠償責任保険に入っていれば、そこから保険金が出るのですが、上告するところから、おそらく保険に入っていなかったのかもしれません。

青森県の子どもたちは、学校のPTAに入っていれば青森県PTA安全互助会に入っているので、自転車事故で他人の車を破損しても300万円までは補償されています。
この記事を読んで他県のPTA組織の安全互助会や安全会の補償内容を調べてみると、PTA活動や部活動に限定しているものが多いことを初めて知りました。
この自転車事故のケースでは、自転車保険や何らかの保険に個人賠償責任補償特約を付けていないと、自腹になりますね。
個人賠償責任補償は安心のために掛けておくべき保険です。
家族が自転車に乗っていたり、ペットを飼っている方は絶対です。


コンビニに行ったら、鬼平犯科帳のSPコミックスの新刊「老同心」を発見しました。
9月の「わかれ道」以来です。
たまに昔の話からの続き物があるのですが、今回は短編ものですので、読みやすかったです。

しかし、コンビニの漫画も高くなりました。
ちょっと前までは300円でしたが、徐々に値上がりして、今は440円。
ほぼ1.5倍になっています。
子どももサラリーマンも、おこづかいは1.5倍になっていないけど、物価は上がっています。
厳しいですね。


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