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テニス 試合の思い出 #2

こんにちは、Zacです。

今日は初めて参加したシングルス草トーの思い出について書きたいと思います。

テニスを始めて4-5年程経った頃、1度経験としてシングルスに出てみようと思い、定期的に開催している草テニス大会に出てみました。

ルールは知ってますがシングルスは練習でも殆どやったことがなく、ほぼ初めてのような状態で出たので今思えば無謀なチャレンジだったと思います。

試合は3試合保証でどんなに負けても1日3回は試合出来る大会でした。3-4名が1グループで勝率上位1名のみ決勝トーナメントにすすめます。

ゲームは1セットで、時間の関係もありタイブレークは無く先に4ゲーム取れば勝ちというルールだったと思います。

そして、いよいよ1試合目。初試合ということで緊張して相手を待っていました。

ところが試合時間になっても相手が来ません。そしてそのまま5分程したところで、相手がやってきました。

この試合ではもし試合時間に遅刻した場合、1ゲームダウンからスタートするというルールだったため、僕は1-0の状態からゲームを始められました。

相手は中級・40代後半といった感じの男性でした。そして、ゲームが始まりました。

相手は気持ちの焦りもあるのか自分からどんどんミスをしてくれてゲームは僕が優勢に進め、何とあっさり4-1で勝ってしまいました。

お、これは結構勝てるかも、と思い始めた2試合目。

相手は専門学校でテニスを専攻していて試合に出ると単位がもらえるとかいう20歳くらいの人でした。
これは全く相手にならずで、時々相手が強打をミスしてアウトしてくれるポイントくらいしかとれ無かったように思います。

衝撃的だったのは、こちらがドロップで落としたボールをギリギリ拾って、向こうもドロップ。そして、僕が上手くロブで処理したボールを股抜きでストレートに決められたのです。
股抜きってアマチュアでも出来るんだ、と思ったと同時にこれは敵わないと思った記憶があります。結果は0-4だったと思います。

そして3試合目。
相手は30代半ばくらいの金持ちそうな男性でした。ラルフローレンのジャージ上下にルイ・ヴィトンの手提げバッグ、そしてテニスコートではあまり見かけないギャル系の派手な女性が1人応援に横についていました。
試合は五分五分と言った感じでしたが、相手のストロークが一枚上手でチャンスボールと思ったボールをこちらがコースに決めて前に詰めてボレーに出ると、見事にクロスやストレートに抜かれました。
今思えば誘ってわざと前に出させていたのかな?とも思います。これは3-4くらいで負けてしまいました。

そして、最後の4試合目は70代くらいのおじいちゃんでした。話を聞くと定年してから始めて10年くらいとのこと。フットワークもそんなに良くないし、フォームも適当。とにかくボールにラケットを当ててふわっと返す、といかにもなテニスでした。
これは余裕かな?と思いきやどんな球でも手が届く球は上手くフンワリ返してきます。
エースを決められたり、やられたと思わされるショットは全く無いですが、とにかく粘られて結局こちらが先にミスさせられて自滅するパターンが多かったです。結局、最後は疲れも出てダブルフォルトの連続で負けてしまいました。

この試合は自分の下手さを思い知らせれ、悔しかったと同時に素人同士のシングルスでは自分からミスしては絶対に勝てないと思い知りました。

よく言われることですが不格好でもとにかく返すこと、が1番重要ですね。

ここからシングルスはしばらく遠ざかってますが、また練習していつかチャレンジしたいと思っています。

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