19.1.4 もし100mを10本走れと言われたとして
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何を考えるだろうか。
もちろんやりたくないというのが当たり前。僕だってやりたくない。
それでも絶対にやらなければならないことだとしたらどうするか?
単純に思考停止したままひたすら走らされる人が多数ではあると思う。
でもどうせなら何か新しい発見をするとか、どうやったら疲れずに走れるかとか、少しでも自分の意志で走る方が意味のある時間になるし、ケガだってしにくくなると思う。
同じ時間を過ごさなければいけないのだから、少しでも意味のある、自分のレベルアップに繋げていこうじゃないか。
個人的に少しでも楽に感じる方法として
10ではなく
5×2
2×5
3×3∔1
4∔3∔2∔1
などなど、複数セットで考える方法が好きだった。
こうすると小さいゴールがたくさんあるのでポジティブに考えやすく、頑張りやすい。
ランニング系の練習はこの方法を使って乗り越えていた。
独立リーグ時代に後輩に説明したが「何言っているかよくわからない」と言われてしまった(バン理論)なるものがあって
「ランニングを10本走るとしたら、8本目まで走れればもう終わったようなもの」というもの。
よくわからないよね?自分でも改めて文字にしてみるとよくわからない。
これを説明すると
1~7本までは2×3+1、3×2+1、3+2+2など自分が好きなカウントの仕方で消化していく。
そして9,10本目の考え方。
9本目は、本当のゴールまでは2本残っているけれどこの1本を走れば次がラストだから頑張れる。
10本目は本当にラストだからスタートラインに立ってしまえば終わったようなもの。
つまり自分の中でのラストを8本目にしても、10本のランニングを無事走りきることができる。
簡単に言えば脳みそをだましているようなものだ。
ただ根性なしにはこういう工夫をしないと辛い練習は耐えられない。
ちなみに上の考え方を理解した後輩は
「バンさん理論いいですね!8本目まできたらなんかもう終わった気がする!」
と言いながら一緒に10本走りきっていた。
もちろん全員に当てはまる考え方ではないだろうが
「どうせ同じことを同じだけやらなければいけないのであれば、少しでも楽しくやれるように工夫しようぜ」
というお話。
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