【日記】無想像力/2022年12月20日(火)
7:30。スカッと目覚める。布団を出て体を動かしてみても、昨日までとは明らかに違う。鼻水は相変わらず、痰が引っかかって出てしまう咳も多少あるものの、頭にあったもやもやが取り払われた感じ。
全身の怠さはとうになくなっていたものの、昨日一昨日の2日間は悪寒と、物事にまったく集中できない状態がひどく、何もする気になれず、ただ起きてるだけだった。
今日は比較的暖かく、快晴ということもあるのだろう。気分は晴れ晴れ。本当に久しぶりに洗濯機を回す気になった。
洗濯物は部屋干しにする。かつてはきちんとベランダに干していたのだが、隣の奥さんに「干し方、お母さんにそっくりね」と言われ、そんなところまで見られてるんかい~ってちょっと恥ずかしくなったのと、部屋干しにしても匂わないから。長男には「部屋干しなんて信じられん」とダメ出しを食らったが、あいつにはあいつの、オレにはオレのやり方がある。
『深く、濃い闇の中に沈んでいる』(前川裕・著、文芸社文庫)を読み始め、一気に読了。ほんのちょっとした行き違いにより起こる悲劇2編。前川さんは、普通に見える人が内側に抱える闇をあぶりだすのが本当にうまい。
スーパーに買い物に行こうと外に出たら、いきなり遭遇したのが歩きスマホする女子学生だった。もう、ホント壊れてんな……。案の定、目の不自由な人に、歩きスマホが接触する事故が増えているらしい。こんなことはちょっと想像すればわかることなのだが、あいつらはまったく想像できないのだ。そんな無想像力人間に向けて、そういうニュースは大々的に報じてほしい。要らんネタばかり流さんで。
かと思えば、車が行き交うと人1人しか通れない狭い路地にもかかわらず、人に真正面からぶつからんばかりの勢いでこちらに突進してくる牛のようなのもいる。急いでいるのはわかるが、状況を見てくれ、と。優しく牛歩で対応したのだが。
それにしても、道の歩き方すらわからんやつが本当に増えた。社会問題とかたくさんあって、みんなあれこれいっちょまえに語ったりしているが、もっと身近な問題から真剣に考えようぜ。
Twitter断ち、Facebook断ちをして数日。首の調子はすこぶる良し。