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【日記】筋肉痛/2023年1月22日(日)其の壱

※写真は昨日、横浜光ジムで撮った1枚目。久しぶりの一眼レフでの撮影だったから、いつも以上に緊張していた

 久々のジム取材、しかも一眼レフを携えてのそれとなると、昨年10月の田中恒成(畑中)の公開練習以来となる。その興奮が冷めやらず、疲れているはずなのに、3:30まで布団に入らなかった。

 前回のあのときは、空前絶後の大失態を演じてしまったのだった。自分への戒めもこめて、一眼レフを放置することに決めた。その後、八重樫東くんが誘ってくれた伊東キャンプだけはカメラを持参したものの、ジムには1度も持っていかなかった。以下がその顛末である。

 練習撮影を終え、カメラをばらしてリュックへしまうときのこと。畑中清詞会長、村田大輔トレーナーに話しかけられ、ばらしと同時に話し始めたのだが、無意識で、いつもは入れっぱなしにしておくコンパクトフラッシュ(撮った写真データが入るカード)を、何故だかカメラ本体から抜き取ってしまったようなのだ。
 帰りの新幹線。座って落ち着いたところで、「撮った写真、チェックしてみよ」って本体の蓋を開けてみた。「???」。もぬけの殻だった。
 コンパクトフラッシュはいつもビニール製の浅尾拓也のペンケース(耳かき、爪切り、朱肉など何でも入れ)に入れている。だからここは冷静にペンケースを開けてみたのだが、やっぱりない。
 さすがに焦った。ここにないならどこかで落としたか、ジムに置き忘れてしまったのだろう。どっちでもダメだが、まだ後者なら救いがある。会長に連絡し、大輔さんに連絡し、スマホで別のカードの写真を撮って「もしや、これと同じものがありませんでしたか?」とおそるおそるLINEを送った。
 すると「ジムのベンチにありました!」と大輔さん。やっぱり、抜いてそのままひょいと置いてしまったのだった。

「急ぎませんので、申し訳ありませんが、着払いで送っていただけますか?」。大輔さんに連絡すると、数日後、写真のようにご丁寧に包装をしてくれて、しかも発払いで送ってくれたのだった。

村田大輔トレーナーはこんなに厳重包装をしてくれたのであります(涙)

 それにしても、プロとは言わずとも、カメラを長年使っている身としてあるまじき行為。自分の情けなさ、不甲斐なさに呆れ果て、カメラを床に置くことを決意した瞬間だった。そう、あのときの山口百恵のように。

 そんなわけで、わずか3ヵ月と思うかもしれないが、昨日はふたたびカメラを手にジムへ向かう、その再出発の瞬間でもあったのだ。

 一夜明け、予想どおり筋肉痛になっていた。右腕は何ともないが、左肩にきている。「え、たったあれだけで?」と思うなかれ。一眼レフって、特殊な持ち方をして構えるからね。しかも案外重いし。

 心地よい痛みとともに、日頃飛び回り、撮りまくってくれているカメラマンたちの重労働をねぎらい、あらためて感謝したいと思えた。

 日記のような、似非エッセイのような。
何だかんだで長くなってしまったので、今日の日記ももうひとつ書くことにする。だから「其の壱」。

 

 

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