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【ボクシング】ピンチから猛追も、竹迫KOで初黒星/ヤミドのヒット&ランに岩佐完敗/三代も序盤出遅れて負傷判定初敗北
☆4月15日/韓国・仁川・パラダイスシティ
WBOインターナショナル・ミドル級タイトルマッチ12回戦
○メイリム・ヌルスルタノフ(カザフスタン)チャンピオン
●竹迫 司登(ワールドスポーツ)OPBFチャンピオン
KO8回2分33秒
3ラウンド。左サイドを取られての右アッパー、右フック。右から左アッパー。これで棒立ちになったところへ左ボディブロー。鼻血も流して大ピンチに陥った竹迫だったが、ここから驚異の盛り返しを見せた。
それまでは左右フックでガードを開かせての右ストレートを狙ってきたが、右アッパーを見せてからの左ボディ攻めに切り替える。連打疲れを落ち着かせようと、距離を取り、サークルを繰り返すヌルスルタノフを、歩くようにして執拗に追いかけながら上下をコンパクトに攻めた。ボディ攻撃は、ヌルスルタノフにアッパーを打ちづらくさせる効果もあった。相手の大きな戦力を削いだ形でもある。
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