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【ボクシング】ウッドが計量失格ララ下し王座返り咲き/ハーパーが代役ハバジンに3-0勝利


☆5月27日(日本時間28日)/イギリス・ランカシャー州マンチェスター/AOアリーナ
◇Matchroom Boxing
WBA世界フェザー級王座決定戦12回戦
○リー・ウッド(イギリス)5位
●マウリシオ・ララ(メキシコ)前チャンピオン
判定3-0(118対109、118対109、116対111)

 リミット(126ポンド=57.1kg)を3.8ポンド(約1.4kg)も上回って計量失格。前日に王座を失っていたララに対し、2月に左フック一撃で倒されたウッドは、警戒心満載で36分を戦い終えた。

 体重を落とすことを拒否したララは、元気いっぱいで登場するのか、それとも……。そのコンディションが注目されたが、初回から足のふらつきが目立っていた。自ら打ったパンチに体が振られてバランスを失う。前戦でも待ちの姿勢でカウンター狙いのスタイルだったが、その傾向はいっそう顕著。極力体力を温存することを選択したのだろう。
 しかし、1ラウンドから左フックを合わされたウッドの警戒心は最大で、打っても2発まで。カウンターを防ぐためにスリーパンチ以上は絶対に打たず、打っては引く、回り込むを繰り返した。

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