【日記】退屈と白熱/2023年1月15日(日)
※写真=全試合終了後、延々と語り合うアンドレ・ウォード(右から3番目)、ティモシー・ブラッドリー(ウォードの左)らESPNの解説陣
目覚めると同時にTwitterを覗く。トップランク・プロモーションのタイムスケジュールを発見し、逆算したらもう中継がスタートしているので飛び起きた。飛び起きるのはもうそろそろ危ない年齢なのだけれども。
どうやら1試合目は見逃してしまったようだが、ブルース・キャリントン(アメリカ)には間に合った。それが8:00過ぎで、そこから6試合、14:00過ぎまでPC画面に張りついた。
ラスト2試合、ダブルメインイベントのヘビー級10回戦は、かつてのヘビー級ダルファイトとは様相を異にするものの、正直言って、とても退屈だった。ニューヨークの現地時間は興行開始が18:00で、メインが終わったのが深夜0:00過ぎ。最後の最後でこれらを見せられたんじゃあ、現地の観客はたまったもんじゃない。
でも、ニューヨークの人たちは優しかった。湧き上がったブーイングもそこまでひどいものではなかった。いや、呆れ果てた人たちはすでに帰ってしまっていたのかもしれない。
「負けたらチャンスが遠のく」。アメリカは、中でもビッグプロモーションは、ことのほかシビアだ。ファイトマネーがきちんと支払われるので羨ましがられるが、行くときはバッサリ行く。そこが、ジム制度に人情の残る日本とは大きく異なる。
だから、海外の契約制度下にいる選手たちが「負けないこと」にこだわる気持ちもわかる。真剣勝負の世界だけに、何でもかんでもこっちの期待どおりおもしろくなるとは限らない。でも、2023年トップランク興行の開幕。しかもESPNの中継があるメインなんだから、もう少し張り切ってやってほしかったというのが本音なのである。
今日見た試合をいつものように「批評」として書くべきかどうか迷った。当初は(試合内容に関わらず)書かないつもりだった。だが、半日以上潰して一所懸命見たことは見たので、やはり書き残しておくべきかと考えを改めた。それでまた時間と頭(あれでも一応)を使ったので、妙な疲労感が体に纏わりついた。
1年中腹を空かせているのは否定しないが、中でも冬は極度に腹が減る。何もしていなくても、寒さに耐えるということだけでエネルギーを消費しているのだろうか。食べても食べても(そんなに食べてないけど)満たされない。むしろ、何かを口にしてしまったら最後、胃が活性化してしまうので、だからどんどん入ってしまう。晩御飯は回鍋肉。丸美屋の素を、炒めたキャベツと豚バラにぶっかける。量は山盛り。ご飯も大きい茶碗2杯分(1合半)。それでも食べてるそばから空腹に襲われてしまうのだ。
今日は昨日に続き雨。気温も昨日ほどではないにしても、やっぱり暖かい。さすがに腕は捲らなかったが、裸足で過ごしたほど。寒さに耐えなくても空腹は変わらずやってきた。
先日観始めた『架空OL日記』(読売テレビ)の続き(2話~)をhuluで視聴。女性の生態はもちろんわからないのだが、「ああ、わかるわかる!」という女子トークばかりで、まるであの中に混ざっているかのように一緒になってゲラゲラ笑う。いたらたぶん「キモッ!」とか言われちゃうんだろうけど。
今夜は『ブラッシュアップライフ』第2話の放送があるが、CMが耐えられないので、明日huluで観ることにする。「CMは時代を映す」。それはそれで勉強になるのだろうが、無理なものは無理なので、“時代”は別のもので学ぶことにしている。