女王ケイティ・テイラーにユーリとの共通点を感じた/突貫小僧キコ・マルティネスの工夫
☆10月29日(日本時間30日)・イギリス・ウェンブリーアリーナ(ロンドン)
WBA・IBF・WBO・WBC女子ライト級タイトルマッチ10回戦
○ケイティ・テイラー(アイルランド)チャンピオン
●カレン・カラバハル(アルゼンチン)
判定3-0(100対91、99対91、98対92)
最大の武器であるハンドスピードを生かして先手を取り、あっという間に主導権を握る。同じ階級とは思えない、大柄なカラバハルの圧力を逃がす数々の手法……。世界中を熱狂させたアマンダ・セラノ(プエルトリコ)戦(4月30日・アメリカ・マディソンスクエア・ガーデン)のようなド派手なシーンはなかったが、これぞテイラーの戦い方だった。
ここから先は
1,300字
/
1画像
¥ 100
ボクシングの取材活動に使わせていただきます。ご協力、よろしくお願いいたします。