【日記】理不尽/2023年3月13日(月)
※写真=久々に握った。熱かった。掌を火傷した。水ぶくれになった。でも美味かった
3:30 就寝
7:30 起床
女子の主要4団体世界チャンピオンリスト、試合予定等をまとめる。団体によっては、選手名を間違えている、王座を失った選手をそのまま明記している等、かなりいい加減(良い加減ではない)なところがあって、それを調べ直すのにも手間取った。
しかし今の時代、BoxRecを手放せない。こんな便利なものがなかった時代を思うとゾッとする(いや、自分もそこを生きてきたわけだけど)。
しかしそれでもかなりの時間を費やした。というのも、今月防衛戦がある選手のスケジュールが掲載されていないことも頻発。各団体のホームページでスケジュール確認し、WBCの3選手については当ページのニュースから情報を拾い、プロモーターや選手個人のSNSで再確認した。これにやたらと時間がかかってしまったのだ。
けど、でもこんな時間が楽しかったりもする。
袴田巖さんの再審がついに決定した。
57年……。自分が生きてきた年月以上である。その長さ、重み。誰にも想像できない、気が遠くなるような歳月だ。そして、信じて戦い抜いてきた周りの方々の執念──。
全然違う角度からものを言わせてもらうと、『エルピス』放映はとても意義があったんだろうと思う。しかし、まだまだ戦いはこれからだ。
こんなに理不尽なことはない、と袴田さんに起きた出来事について思うのだが、人間とはどうしても自分にまつわることでしか考えられない。袴田さんに比べれば取るに足らないことかもしれないが、他人から見れば小さなことでも、自分にとってはとてつもなく大きいことがしょっちゅうある。
が、そんなことも笑い飛ばしてやりたい。
『私が彼を殺した』(東野圭吾)読了。前々作『どちらかが彼女を殺した』に続き、犯人が明示されないパターン。ずっと“あたり”をつけていて、最後の最後までそうだと思っていたのだが、どうやら違ったようだ。やっぱり何か読み落としてるんだよなぁ。書いたり読んだりが仕事のくせに、全然アカン。「だからおまえはダメなんだ」だな。
ダメといえば、袋とじ解説。本書はブックオフで手に入れたもので、前に読んでいた方がすでに開けていたのだが、これをまあ実に綺麗に開いてくれていたのだ。前書の袋とじをズタズタに開けてしまった自分の情けなさをまた感じさせられた次第。自分、不器用ですから。
久しぶりに『月曜から夜ふかし』を観る。たくましく生きる人たちに大いに笑わされ、活力をいただく。何が起きたって、笑っていかなきゃだな。