Day106→山田うどんLOVE。
広義での「推し」の話。
8月ももう終わり。さて皆様は夏休み、いかがお過ごしだっただろうか。オトナの皆さんはそんなに長い休みは無いだろうけど、小中高校は授業日数の確保の関係とかで、前倒しで夏休みが終わるのがトレンドのようだ。
アニメ「サザエさん」では、宿題が終わらないと嘆くシーンがオナジミだっただけに、若干の拍子抜け感がある。ちなみに大学生は、学校にもよるが、8月初旬から9月末くらいまで休みになるようだ。
こういうご時世なので様々な制約があったりと、難しい部分があるのは間違いないとはいえ、出来る範囲で程々に「スキ」に邁進して欲しいと思う。残念ながら一度限りなのだから。
さて本題。このnoteをご覧の皆様は、「山田うどん」をご存知だろうか。局所的な人気を誇り、埼玉県民のソウルフードとも言われる「山田うどん」。正式名称は「ファミリー食堂山田うどん食堂」で、本社は埼玉県所沢市。
「山田うどん」と検索すると、何故か「まずい」と検索提案されるのだが、決して不味くはない。すっかりメジャーとなった讃岐うどんと比べると、確かにコシは無いし、関東田舎風の黒い出汁つゆなのは間違いない。
しかし、しかしだ。讃岐うどんの「はなまるうどん」も確かに美味しいけど、むしろこの値段でこの量とクオリティは素晴らしいとしか言いようが無いし、私は「美味しい」のひと言に尽きる。
唯一残念な点としては、ウチの近所に山田うどんが無いところ。ちょっとイナカの幹線道路に多く出店されているだけに、山田うどんに気軽にありつけないところが何とも残念である。
カレーそばもオススメ。
「山田うどん」とは名乗っているが、うどんだけではなく定食、そばやラーメン、カレーも扱っている(ラーメンは一部店舗のみ)。ちなみにテイクアウトも出来るようだ。
実は、食べ物を美味そうに撮るというのはものすごく難しい。これでもだいぶ色調整しているが、CMや印刷物などに載っている公式のものは、様々なノウハウで工夫がされているのはここだけの話。
山田うどんに入ると、うどんか蕎麦かで迷う。以前はうどん派だったのだけど、ここ数年で「生そば」が導入されて以降、すっかりそば派になってしまった。うどんも2017年から国産小麦粉に切り替えられている。
どちらも美味いから悩みの種なのだが、侮るなかれ、セットメニューのうどん又はそばを割増料金でラーメンにも変更出来るのである(ラーメンを扱っている店舗に限る)。どれにしようか迷う、贅沢な悩み。
それはさておき、ぜひ一度訪れてみたいのが、東京・西武池袋線の清瀬駅前にある「県民酒場 ダウドン」。何の事は無い、うどんを取り扱う居酒屋なのだけど、山田うどんファンとして興味深い店舗。
どうがんばっても清瀬には用事を作れないし、呑み屋なので当然車では行けない。わざわざ行くしかないのだが、東京に気軽に行きにくくなったというご時世もあるし、呑んだら泊まるほかないので永年の懸案事項。
とはいえ、都心へ向かうベッドタウンの通勤駅だから泊まるようなところは近くにない。池袋から往復してもそれほど遠くはないが、都心から郊外へ向かうのに、心理的遠さがあるのは気のせい…ではないはず。
追記…なななんと!「県民酒場ダウドン 清瀬北口店」が、「2023年1月15日(日)をもって閉店」とのこと。残念すぎる😭
埼玉県を中心に関東1都6県に出店中の「山田うどん」。そこまで店舗が多いワケではないので、見つけたらラッキー。アナタも段々、山田うどんがスキになる…かも。
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今回は趣向を変えて、ちょっとだけマニアックなお話。PRではありませんので悪しからず。ただのファンなだけですよ。
追記その2…山田うどんの本が文庫化され、新たに「愛と情熱の山田うどん」(河出文庫)として2022年12月6日に発売。北尾トロさん、えのきどいちろうさんの共著。熱い山田話が展開されている。