【近況】7月の振り返り
早いもので7月も終わり。買い物しながら「そういえば、まだサンダルを履いていない」と気づいたふじこです。夏は始まっているのに!
今月の振り返りをしたいと思います。
・【生活のこと】
お薬の見直しをしてから、睡眠・気分・意欲が安定しています。目の疲れも改善され、仕事も(進捗は遅いですが)集中力が以前よりも続き、これならまだ頑張れそうかも? と思っているところ。周囲からは「お薬が合っててよかったね。しかも一回の変更で」と驚かれています。本当に幸運としか言いようがない。薬の見直し提案をしてくれた主治医の先生に感謝です。
今現在ひとり暮らしなのですが、YouTubeで夜の孤独感を薄めています。動画見て心から笑えるようになれたので、夜に金縛りに遭ったり身体が思うように動かなくなることも減りました。(金縛り、よく遭うんですよね……いわゆる、睡眠の質が悪い状態なのですが。
YouTubeは韓国系のコンテンツにはまっています。韓国で流行しているヘアセットの仕方とか、興味深くてじっくり見てしまう。
・【創作のこと】
創作のほうはあまり進んでいません。中途半端に手をつけてはいるのですが、秋の公募に間に合うかな……と怪しいところです。公募だけではモチベーションが続かないというか、あまりにも見込み薄いのでnote向けの小説も少しだけ取り組んでいます。力作だという自信はないのですが、公表する場があると意欲が湧くというか、少し報われる感じがするのですよね。拙作でも読んでくれる人がいる(ことが見える)。ということで公募とnote向けを両方並行して書いています。内訳としては……
文学賞向け→中編小説(途中
note向け→掌編小説、短編小説(どれも途中
このような感じで、3作同時並行しています。正直、頭の中がこんがらがっています。複数同時並行は、あまりお勧めできる方法ではないですね……
・【読書のこと】
7月の頭は実家にいたんですが、正直に打ち明けると、KPOPのスマホゲームしたり、動画やテレビをダラダラ見たり、母の話を聞いたり、やたら食べたり……と、怠惰な暮らしをしていました。だから、本を読む時間もあまりなく。読書量も少ないかなー、と思って読書記録を見返したら今年で1番読んでいた月でした。新書・文芸書併せて計8冊です。
なぜ、このような結果になったかというと、やはりお薬が合ったことが大きい。以前よりも深く眠れるようになったおかげで、文章を読んでいて頭が重くなったり、目が疲れるようになったり……、ということが減りました。あと、集中力もだいぶ違います。結局、本を読む速さというのは、脳の調子の問題なのだな、と感じました。
読んでいた本を小説だけ紹介すると、
・「友だち」/シーグリッド・ヌーネス
・「戦争と平和 6」/トルストイ
・「秋」/アリ・スミス
・「小説のように」/アリス・マンロー
・「千年の祈り」/イーユン・リー(再読)
の、5冊。
トルストイの「戦争と平和」を完読しましたよ。正直、「戦争と平和」は手ごわかったですね。恋愛物語としてはドラマティックでおもしろく読めるのですが、戦争のシーンは情景が浮かばず苦しみました……あと、最終巻ではトルストイの「戦争・歴史についての考察」みたいなものが延々と続くのですが、どこか観念的に思えて(つまり、どういうことなのか具体的に理解できない)政治・歴史音痴なわたしには苦痛でした。たくさん出てくる人物の書き分け方は緻密ですごかったかなと。トルストイの名作は「アンナ・カレーニナ」だと言われているそうで、もう一度その作品も再読したいなと思っています。
そのほかはすべて、新潮クレスト・ブックスで出している本なのですが、どれもよかったです。この中で新たに推したい(ほかの作品も読みたい)作家は、アリ・スミスとアリス・マンロー。アリ・スミスのこの本は、四季シリーズで春・夏・秋・冬と出ているのですが、夏以外どれも読みました。とてもいい。シリーズ通してイギリスの政治的な問題(EU離脱)が背景に書かれてあるのですが、それを理解していなくとも、文章が魅力的なので(リズム感というか、詩的というか)惹きこまれていました。
アリス・マンローのほうは、「なんで今までこの作家の名前を知らなかったのだろう?」と思うほど、短編が巧くて……。調べたら、ノーベル文学賞受賞者なんですね。そりゃそうだ、と思いましたよ。まだこの本しか読んでいませんが、彼女の作品は多いようでこれから読むのが楽しみです。
〇
まとめますと、7月は意外と読書が捗ったのかな、と感じます。読んだ分、自分の創作にいい影響があるといいのですが。こればかりは、精進するしかないですね苦笑
ではまた。
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