Automation Tech NEWS | vol.41
BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!
RPA・iPaaS
Boomi、Sazae Japanとパートナーシップ契約を締結
インテリジェントな接続性と自動化のリーダーであるBoomi社は、デジタル・トランスフォーメーションのためのコンサルティングサービスを提供する株式会社Sazae Japanと2023年9月13日にパートナーシップ締結を発表。BoomiはSazae初のintegration Platform as a Service(iPaaS)製品におけるパートナーとなる。本パートナーシップにより今後、Sazaeのお客様がお持ちのシステム間連携における支援や、ServiceNow、コンテンツ管理システムDrupalといった案件における支援を展開していくとのこと。
日本IBMとUiPath、RPA技術者育成を目指した「IBM地域UiPath人財育成プログラム」を提供開始
日本IBMとUiPathの「IBM地域UiPath人財育成プログラム」は、RPAソフトウェア「UiPath Business Automation Platform」の技術者を育成する教育プログラムである。Iターン/Uターン希望者を含め、地域の活性化を支援する。IBM地域DXセンター7拠点において2023年10月に開始。両社が持つビジネスとテクノロジーの知見・ノウハウを活用した学習機会を、3カ月間のカリキュラムで提供する。以下の4つの教育プログラムを、オンラインおよび一部対面で提供する。
セゾン情報システムズ「HULFT Square」とアット東京「ATBeX」、オンプレミスやマルチクラウド環境に分散したデータの連携を閉域網でスピーディに提供
株式会社セゾン情報システムズと株式会社アット東京は、既に「ATBeX」へ接続しているお客様や、これから「HULFT Square」を利用し、SaaS間連携やオンプレミス・クラウド間連携といったデータ連携を始めるお客様へスピーディに閉域網でサービスを開始すると発表。この連携サービスは、お客様のオンプレミス環境とマルチクラウド間のデータ連携ニーズに対しアット東京の「ATBeX」へ接続することで、「HULFT Square」を利用したセキュアなデータ連携をスピーディに実現するとのこと。
AI・ロボット
アドビの生成AI「Adobe Firefly」が正式提供開始、商用利用も可能でフォトショやイラレとの連携も
アドビは、ベータ版として提供している画像生成AI「Adobe Firefly」の正式版の提供を開始した。Web版のほか、アドビのサブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud(CC)」に組み込まれる形で利用できる。Adobe CCの各種プランを契約するユーザーのほか、無料プランのユーザーも一定数無料で利用できる。「Adobe Firefly」は、ユーザーが入力した文章に応じて画像や装飾文字を生成できるサービス。Webブラウザで利用できるほか、「Adobe Express」でも同様の画像生成機能が利用できる。
MicrosoftのAI研究部門がMicrosoft Azure経由で38TBもの内部機密データを漏えいしていたと判明
MicrosoftのAI研究部門が2020年7月にオープンソースのAI学習モデルをGitHubのリポジトリに公開した際に38TBにおよぶ機密データを漏えいしていたことを、クラウドセキュリティ企業のWizが公表。機密データにはパスワードや秘密鍵、3万件を超えるMicrosoft Teamsの内部メッセージが含まれていた。Microsoftは「今回のインシデントによって顧客データが漏えいした記録はなく、他の内部サービスが危険にさらされたということはありません」と報告している。
ローコード・ノーコード
ノーコードであらゆるデスクワークを自動化する「Yoom」が「PCAクラウド 給与」とAPI連携開始
「Yoom (ユーム)」( https://yoom.fun/ )を開発・運営するYoom株式会社は、ピー・シー・エー株式会社が提供する「PCAクラウド 給与」とAPI連携を開始したことを発表。今回のAPI連携により、「kintone」などのクラウドサービスに登録された社員情報を「PCAクラウド給与」に自動反映するなどが可能となる。
マーケットトレンド
【DX調査レポート】各部署でのDX推進から、全社横断的な取り組みに昇華―昨年に引き続きDX人材の確保・育成が課題―
デジタルトランスフォーメーション推進を行う、株式会社INDUSTRIAL-Xは、「DX実現に向けた課題と意向調査 2023年版」を行い結果を発表した。本調査は、2023年6月と昨年上半期(2022年4月~9月)の状況を比較することで、企業におけるDX推進状況の変化を明らかにし、企業経営に資するデータを提供することを目的に実施。調査結果トピックスは以下のようになっている。
■DXに期待する効果:「コスト削減」55.7%、「品質・操業改善」33.8%
■DXを推進する上での課題:「取り組みやツールを管理するのが大変」23.9%、「進め方やアプローチがわからない」21.0%、「DXを推進するための具体的なソリューションがわからない」20.7%の順に上位
SaaS・クラウド
複数のHR SaaSに分散するデータを連携、大企業の需要にもフィット——パトスロゴスが19.5億円をプレシリーズA調達
HR SaaS の共創プラットフォーム 「PathosLogos(パトスロゴス)」を開発・提供するパトスロゴスは13日、プレシリーズ A ラウンドで19.5億円を調達したと発表。これは、パトスロゴスにとって、2022年3月に明らかにした9.5億円の調達、2022年10月に明らかにしたシンプレクスからの3億円の調達に続くものであり、今回の調達を受けて、累積調達額は32億円に達した。
プロダクト開発
[速報]マイクロソフトとオラクル、「Oracle Database@Azure」発表。共同でAzure上でのOracle Exadataベースのマネージドサービスを提供
マイクロソフトとオラクルは9月14日(日本時間9月15日午前5時)、クラウドにおける協力関係を強化し、両社が共同でMicrosoft Azure上でOracle Exadataをベースとしたデータベースを提供する「Oracle Database@Azure」を発表した。Oracle Database@Azureは、Oracle Cloudで展開しているソフトウェアとハードウェアを文字通りAzureへ持ち込んで提供するものであり、顧客はオラクルのテクノロジーとマイクロソフトのテクノロジーによる業界最高の信頼性とセキュリティを得られるとのこと。
API
弥生の会計ソフトとPOS+ foodがAPI連携開始、飲食店の会計業務を効率化
弥生とポスタスは9月13日、弥生の会計ソフトウエアと飲食店向けクラウド型モバイルPOS 「POS+ food(ポスタスフード)」のAPI連携を開始したことを発表した。この連携により、POS+ foodと弥生の会計ソフト利用中の組織は、弥生の外部サービス連携機能を活用してPOS+ foodのデータを取得できるようになり、効率的な会計業務が見込めるとのこと。