見出し画像

#日刊DX News テラモーターズ、経済産業省/JETROアジアDX新規事業支援案件に採択決定◇Eコマース運営などを手掛けるheyがオンライン予約システム運営のクービックの全株式取得◇NECがSAP Aribaを導入

テラモーターズ、経済産業省/JETROによるアジアデジタルフォーメーション(アジアDX)新規事業支援案件に採択決定

テラモーターズ株式会社は、経済産業省/JETROによるアジアDX等新規事業創造推進支援事業案件に採択された。本件を活用して、事業のDX化を進め、交通×広告の新しい広告プラットフォーム市場の創造を目指す。

今回の案件では、デジタル化が急速に進むインド社会で交通×インターネット(DX)による便利で環境にも優しい交通インフラの構築を目指す活動の一環として、電動三輪車にデジタル広告を搭載し、インドにおける新たな広告プラットフォームの創造を目指す。

今後は、三輪車への搭載パネルの画像認識技術の高度化を進め、属性にあった広告を表示することで広告価値の最大化を図り、より付加価値の高い事業へと成長させていく計画。

Eコマース運営などを手掛けるheyがオンライン予約システム運営のクービックの全株式取得、hey本体も70億円以上を調達

キャッシュレス化やEコマース対応なDXを支援するデジタルストアプラットフォーム「STORES」を開発・運営するheyは8月4日、オンライン予約システム「Coubic」を開発・運営するクービックの全株式を取得し、グループ化することを発表した。今後クービックのサービスは、STORESブランドに統合される。

同時にheyは資金調達を実施し、スタッフ数を増やすとともに開発とserviceの強化に努める。

hey代表取締役社長の佐藤裕介氏は「今回の資金調達とクービックのグループ化を通じて、事業者の みなさまの営業自粛にまつわる課題を解決するためにリリースしてきた、売上金の早期出金 やオンラインストア開設サポート、ビデオ会議サービス「Zoom」との連携によるオンライ ンレッスン予約の簡易化など個人、中小事業者向け機能の展開 をより加速していきます」と語る。

NECがSAP Aribaを導入--DXを加速

NECはSAP Aribaを導入し、「外部支出コストの削減」「社内業務の効率化」「コンプライアンス違反防止」などを進めていくことで、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる。

NECはグループ全体でDXを推進しており、今回導入の第1フェーズとして、NECとグループ企業のNECマネジメントパートナーにおける業務改革とシステム導入を進めた後、国内外のグループ企業への展開を計画している。

今回の導入では、戦略的ソーシングから購買オペレーションまでのSAP Aribaの主要全モジュールに加えて、ワークスタイル変革のために電子署名のSAP Signature Management by DocuSign、業務・支出分析の効率化・高度化へプロセスマイニングのSAP Process Mining by Celonis、SAPR Analytics Cloudも併せて導入する。

SAPとは
一般にSAP社が提供するERPパッケージのことで、「販売」「生産」「在庫」「会計」などの業務領域がカバーされており、それぞれのシステムから生まれるデータを一元的に管理することができる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?