#日刊DXNews デジタル投資15.8%増、コロナ下でDX加速◇損保ジャパンが非対面販売 企業向けで押印・署名廃止◇AtCoder、九州大学、電通、電通九州、イマーゴが、「アルゴリズム思考」を通じて高度IT人材の育成を目指す
8月10日の日刊DXNewsをお届けします。
デジタル投資15.8%増 20年度、コロナ下でDX加速
上場企業と資本金が1億円以上の有力企業948社を対象に行われた調査では、設備投資の計画額は減少する見通しだが、IT投資額(対象765社)は15.8%増となる見込み。
これは新型コロナウイルスので企業価値を高めたのはDXを推進してきた企業であり、多くの経営者がDXの必要性に気づき始めた影響だといわれている。
損保ジャパンが非対面販売 企業向けで押印・署名廃止
損害保険ジャパンは企業向けの保険について、オンラインで商品内容の説明を行い、契約の際に押印や署名を求めずに、オンラインで保険契約を結べるようにする。
すでに、企業向けの商品を非対面で販売する認可を金融庁から取得している。この、企業向けの非対面販売は損保業界では初めてのこととなる。
金融機関では第一生命保険が2020年度にもオンラインの保険契約を結べるようにする計画だ。損保・生保ともに新しい営業のあり方の検討が急務となっている。
AtCoder、九州大学、電通、電通九州、イマーゴが、「アルゴリズム思考」を通じて高度IT人材の育成を目指す包括的な協定を締結
AtCoder株式会社は、国立大学法人九州大学、株式会社電通、株式会社電通九州、株式会社イマーゴと、アルゴリズム思考の学習に関する共同研究、地域課題解決のための協同事業、高度IT人材育成等を目的とする包括的な協定を締結する。
社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)化が進み、高度IT人材の育成が社会的な急務となる中、あらゆるIT技術の基礎となるアルゴリズムの重要性に着目。
国内初の取り組みとして、AtCoderが所有する競技プログラミングの技術・サービスを中核に、アルゴリズム思考を備えた高度IT人材を育成する取り組みを共同で行うことに合意した。
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