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がんばれベアーズのAI勉強会

隔週で、AI企業検索システム“Bizrelay“チーム(別名:がんばれベアーズ)で打合せをしているのですが、先日のテーマはAIについて。なぜなら、私が最近、ニューラルネットワークについて勉強したから。苦笑

ところで、みなさま、これまでもAIブームがあったことを知ってますか?ええ、私は知りませんでした。

AIという言葉が使われだしたのは、1950年代後半だそうで、とある国際会議ではじめて使われたそうです。なんと、私が生まれる前から、AIという言葉が使われていた…!!!という驚き。

この仕事をするまで、AIはどこか遠くの未来の話…とか思っていたのですが、電卓もある意味AIだと考えると、AIは昔から私たちの身近に存在していたんですね。そうなると、ちょっとAIにも親近感が…!笑

第一次AIブームでは、シンプルなゲームはできても、将棋や囲碁のような組み合わせ数が膨大なものは、コンピューターの処理が追いつかず、処理能力の限界でブームは下火になっていったそうです。

そこから1980年代に入り、第二次AIブームが起こったそうです。この時は、コンピューターにデータを与えて、それを元に問題を解決するエキスパートシステムの研究・開発が盛んに行われていたそうです。

が、専門家から集めなければならない知識が膨大だったこと、専門知識にも矛盾があったりと、ルール化(定型化)されていないデータを学習させることが課題となり、第二次AIブームは落ち着いていったそうです。

そして現在、第三次AIブームの真っ最中ですが、チャットGPTの反響はすさまじかったですね…!!!これまでは、人間しかできなかった学習による特徴をコンピューターが発見(機械学習)できるようになったことが、大きいそうで、数値などの予測であったり、自動的にグループ分けすることがAIでできるようになったそうです。

すでにAIは、医療や交通、物流、災害対策など、多岐にわたって私たちの生活に浸透しているわけですが、もうすごく便利な世の中になりましたね…!!!

ニューラルネットワークは機械学習の一つですが、その他にもさまざまな技術があるそうで、AI企業検索システム“Bizrelay“では、シンプルそうに見えて、6つのAI技術を使っています。あ!あとチャットGPTでも使われている、自然言語処理技術のAIも使っています。

AIを作るためには、条件があるそうなのですが、一つは、出したい結論が明確であること。AI企業検索システム“Bizrelay“の場合でいうと、指定したキーワードや、会社に類似している会社を探しだすこと。

なぜ出したい結論が、類似企業かというと、Bizrelayの開発当初は、M&Aの候補先選定に役立てようと考えていたから。現在、一般公開しているのは、M&Aを検討している経営者にも使ってほしいからです。(ちなみに、その他ビジネスにも使えるシステムかと…!!)

そして条件の二つめは、学習用のデータを用意できること。この学習用データは質と量に左右されるそうですが、AI企業検索システム“Bizrelay“は、インターネット上に公開されている企業データを収集・分析しています。

AIの開発において、度々この学習用データについて、著作権侵害なのでは?といったことが問題になっていますが、これはAI開発の今後の課題になっていくのでしょうね。。

AI企業検索システム“Bizrelay“で収集しているデータは、以下になります。

・公開されている企業のホームページ
・wikipedia
・しょくばらぼ(厚生労働省)

著作権はどこに帰属するのか?などなど、知財法務が得意な先生に相談をしながら、AIに学習させるデータを取得しています。

AI企業検索システム“Bizrelay“を開発したアドバンストアイ株式会社は、中堅・中小企業のM&Aをサポートしている会社になります。

中小企業のM&Aには、たくさんの課題がありますが、未上場企業の情報を網羅的に収集・分析することも一つの課題でした。それは、M&Aを成功させるためには、何よりも良い相手と巡り合うことだから。M&Aの可能性を広げるために、アドバンストアイ株式会社は、AI企業検索システム“Bizrelay“を開発しました。

このシステムを活用することで、意外なM&Aの候補先の発見であったり、これまで担当者がさまざまなデータソースを駆使して1カ月かけて探していたM&Aの候補先を数秒で探すことができるようになったりしました。

社内で使用するだけではなく、誰でも使えるように一般公開している理由は、M&Aを検討している経営者の方にも使ってほしいからです。

とくに、会社の売却を考えている経営者様に使っていただきたいのですが、会社を売却しようかと考えたとき、まず不安に思うことが「本当に実現できるのだろうか」といったM&Aの可能性なのではないでしょうか。

まずはご自身で、自分の会社にはどんな会社に売却できる可能性があるのか、Bizrelayを使って調べてみてほしいという想いがあり、AI企業検索システム“Bizrelay“を一般公開しています。なので、ぜひ使っていただけたら、がんばれベアーズチームは嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
引き続きどうぞよろしくお願いします。

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Bizrelay|広報|ならちゃん
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