見出し画像

スタートアップ経営陣、もっと見極め必要だった 失敗に学ぶ!転職Tips

※本記事は過去にビズリーチに掲載したもので、掲載当時の内容となります

納得いく人生の選択をするには、どうしたらいいか。そんな思いを抱えている方は多いのではないでしょうか。万人に共通する「こうすればうまくいく」という方法はないかもしれませんが、先人の「失敗」に学ぶことはできます。今回は、転職でITスタートアップ企業に入ったものの、経営陣の実態に驚き、失望した方の実体験をご紹介します。

匿名希望
数社を経て、データアナリストになる。好きなお酒はビール。30代。

いろいろなものが「ない」会社だった

2年前に、創業数年のITスタートアップ企業に入社しました。経験できる仕事内容、マーケットやプロダクトの成長性に圧倒的に引かれての入社でした。「恋は盲目」といいますが、正直入社前に経営陣について深く調べたり考えたりすることはなかったです。

実際に入社してみて驚いたのは、数人いる経営陣はみな、経営経験はおろかマネジメント経験も一体どれくらいあるのかというレベルで乏しかったことです。経営者は大きな未来を描いて導いていくのが大きな仕事なのに、実現のための中長期的な方針は、なかなか現場におりてきませんでした。具体的な行動の決定方針も理解できず、その場しのぎの対応が続いています。その分、細かい点に意識が向かっている印象で、マイクロマネジメントが頻発しています。また、経営陣の中には、急に不機嫌になってコミュニケーションが取りづらくなる人もいて、「経営者はおろか中間管理職としても問題なのでは」と感じることもあります。

続きはこちら